マラソン(駅伝)の中継車ヘリコプターは防振装置で
一応,カメラブレは防げました。
日本の場合、映画のスタジオは、普通の地面です。
カメラで移動撮影する場合、地面にレールを敷きます。
そのレールの水平を水準器で出します。
その上に,平らな板を敷いたトロッコに
カメラを乗せて,移動撮影をします。
映画は,劇場の大画面で映写されますから,
わずかなカメラブレも画面では,増幅されてしまいます。
テレビジョンでは,
スタジオの床がリノリュームですから、
ペディスタル・ドリーというハンドルで車輪の方向を
変えられるものにカメラが乗せられています。
上の図がスタジオ用テレビカメラを
乗せるペディスタル・ドリーです。
真ん中のハンドルで方向が変えられます。
そのハンドルを上下に動かすと、カメラの高さも変えられます。
カメラマンがペディスタル(カメラ)を
移動してもカメラブレは目立ちません。
テレビは受像機の標準が14インチでしたから、
映画ほどカメラブレは目立ちません
… … …
テレビカメラも技術の進歩で,
ハンディカメラが出現します。
文字通り,ハンディですから手持ちで撮像できます。
ハンディカメラも練習によって,
ズームレンズを広角側にしていれば、
カメラブレも目立ちません。