初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ダイヤルMを廻せ ①

2010年02月12日 17時44分08秒 | Weblog



今,話題の映画「アバター」は3D(Three Dimensions=

スリー・ディメンション=三次元・立体映画)映画です。

映画館では,偏光フィルターの眼鏡を貸してくれます。

その眼鏡で上映スクリーンを見ると,

被写体が飛び出して見えます。

今までの興行成績を塗り替える作品らしいです。




立体映画は,遠くモノクロ映画時代からありました。

左目、右目をそれぞれ担当する2台のキャメラで撮影して,

左目担当カメラの映像は赤色に、

右目は青色に染めてプリントします。

プリントは,赤色と青色の映像がダブってプリントされます。

そのプリントを映画館で見るには眼鏡を掛けます。

左目には青色のフィルターを

右目には赤色のフィルターがかかっています。

その眼鏡で上映スクリーンを見ると,立体映画になります。





カラー映画になって、立体映画には眼鏡は必要です。

カラー映画では赤色,青色のフィルターは

使えませんから、偏光フィルターが使われます。

              … … …

アルフレッド・ヒッチコック作品「ダイヤルMを廻せ」を

50数年前(学生時代)に京都朝日会館で見ました。

出演は,資産家の妻役にグレース・ケリー,

その夫にレイ・ミランドです。

ヒッチコックのキャメラマンは「ロバート・バークス」です。

「見知らぬ乗客」「裏窓」「泥棒成金」など

一緒に仕事をしています。


 


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モノクロ映画「見知らぬ乗客」での冒頭ローアングルで歩いている

白と黒のコンビの靴の描写は素晴らしいショットでした。

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映画の終わり近くでのテニスコートの場面では

スリリングなショットの連続でした。

キャメラにラケットがぶつかっても大丈夫なように

演技で使うテニス・ラケットをゴムで作って

キャメラのレンズの側で振り回しました。と

雑誌の裏話で読みました。

それ以来,ヒッチコックと気の合うキャメラマンになったのでしょう。

続く…