私がカラーリバーサルフィルムを使い出したのは
コダックのフィルムでした
少し専門的ですが外式と内式の2種類あって
外式にはコダクローム、内式はエクタクロームがありました
私はエクタクロームをき使っていました
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エクタクロームは日本で現像処理が出来ませんでした
アメリカのロチェスターで現像処理をしていました
ハワイのホノルルでも現像処理できるようになりました
エクタクロームの紙箱を開けるとフィルムと
付箋のついた黄色い布製の袋が入っています
撮影したフィルムをその袋に入れて
現像所の宛名とこちらの住所などを記入して
郵便局から航空便で送りました
フィルムは現像処理されて一コマごとに
紙製のマスクにマウントされて返送されます
フィルムを送るときは航空便ですが
返送は船便なので約,ひと月ほどかかりました
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ひと月もかかって手元に帰ってきたフィルムは
いつ撮ったのか?…と忘れています
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そのうち、アメリカであちこちに現像所ができ
日本でも現像できるようになりました
コダックのフィルム外箱には「現像料こみ」と
記されていましたが
アメリカの独占禁止法で「「現像料」含まず」に
なって、リバーサルフィルムは少し安くなりました
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以後、自由に現像所を選んで「現像処理料」を支払って
仕上げるようになりました