我が家が京都市左京区浄土寺西田町に
引っ越してから日本は高度成長期に入ってきました
… … …
高度成長期の特徴は新しい家電製品が
いろいろと出現しました
昔をなんとか思い出してみると
我が家の家電製品の第一号は
ジュースミキサーだったでしょう
アメリカの家庭では新鮮な果物で
ジュースを作って,栄養や健康に配慮している
という宣伝でした
バナナやパイナップル
リンゴ、牛乳、蜂蜜などをガラスボトルに
入れて、モーターのスイッチを入れると
ボトルの底にあるスクリューがグァー…と
音を立てて回転して果物の粉砕と攪拌で
ジュースが出来上がるのでした
ジュースミキサーの次は食パンのトースターです
トースターの上に食パンを入れる四角い穴が開いていて
食パンを入れて,横のレバーを下に押し下げると
食パンが中に入って,電熱で加熱されます
適当に食パンが焼き上がると,レバーがパチンと戻ると同時に
こんがり焼き上がったパンが飛び出してきました
たしか,ホップアップ・トースターと呼んでいたようです
ベーカリーで売っている食パンも最初は
長いまま店に置かれていて、客の注文で
「1斤(いっきん)とか、2斤とか」(当時は尺貫法)
適当に切ってもらって買っていました
… … …
いつからか食パンを裸で扱うのは衛生に悪いとかで
4枚切り、5枚切り、と袋に入るようになりました