初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

アメリカからきた携帯ラジオ

2016年01月17日 22時38分14秒 | Weblog


敗戦で進駐軍が京都へ

やってきていました

四条烏丸西南角にあるビルに

米軍の司令部がありました

私の通学の市電はその横の四条通を

通っていました

… … …

ビルの外側に広い駐車場があって

軍人の通勤に使っていたのでしょう

派手なアメリカの乗用車が止まっていました

ハドソン、ナッシュ、マーキュリー、フォード

スチュードベーカーなどを覚えています



進駐軍は乗用車を持ち込むのと

真空管式の携帯ラジオも持ってきました

四条御旅所近くにあったアメリカ雑貨店に

その携帯ラジオが展示されていました



その真空管式の携帯ラジオはバカでかくて

とても手で提げて歩けるようなものではありませんでした

身体の大きなアメリカ人が自動車に積んでやっという重さと

大きさでした。



真空管式の携帯ラジオの電源は電池です

真空管を動作させるのにフィラメント(ヒーター)点灯に

A電池(6、3V)と真空管の陽極用のB電池(65V~95V)として

高圧の積層乾電池が必要でした

… … …

この高圧の積層電池(B電池)は小さな電池(セル)を60個ほど

直列につないで大きな長方形のボール箱に入っていました

… … …

私はこの積層電池を初めて見ました

この真空管式携帯ラジオは、ピクニックや

海水浴に、気軽に持って行けるようなものではありませんでした