クラシックをスイング風に編曲された
レコードは
新しく発売されたビクターのS盤、
コロンビアのL盤の他に
普通ラベルのSPレコードでも
発売されていましたに
トミードーシー楽団の
インドの唄(リムスキー・コルサコフ) と
春の歌(メンデルスゾーン)のレコードを
持っていました
また、ブルースを演奏するウディ・ハーマン楽団は
剣の舞(ハチャトリアン)など,クラシック編曲のレコードをと
私でも数枚持っていたのですから、アメリカではもっと
多く発売されていたでしょう
このへんの事情をジャズの歴史物語・油井正一著によると
音楽戦争(102P)の項目に放送、レコード、などの
著作権問題が発生して,ストライキ騒動になったとあります
さらに、その騒動から逃れるために
古い歌曲、古いクラシック、民謡などは,著作権問題のない
PD(パブリック・ドメイン)といって公共所有物なので、
クラシックの編曲が流行ったのでしょう