初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

写真雑誌

2016年01月09日 22時36分17秒 | Weblog


私が高校生で写真に興味を持ち始めた頃

世の中に写真雑誌がずいぶん刊行されていました

朝日新聞社の「アサヒカメラ」

毎日新聞社の「カメラ毎日」

サンケイ新聞社の「サンケイカメラ」や

「光画月刊」

カメラの構造や解説に重きをおいた

「写真工業」など

当時は、ずいぶん月刊写真雑誌が

ありました。



アサヒカメラには全日本写真連盟(ぜんにほんしゃしんれんめい)と

いう組織があります。略称、全日写連(ぜんにちしゃれん)です

一方、毎日新聞社の「カメラ毎日」には日本報道写真連盟で

略称,日報連(にっぽうれん)があります



当時、カメラもフィルムも発展進化の途上で毎月のように

新しいカメラやフラッシュバルブ、新しいフラッシュ発光器が

発売されて、写真雑誌の技術記事は参考になりました

銀塩フィルムは銀塩乳剤を塗布した化学製品ですし

カメラのレンズは光学、シャッターは機械工学でした

そこへ電池を使ったフラッシュバルブが入ってきて

化学、光学、機械、それに電気と勉強するのに

これら写真雑誌の記事は大変役に立ちました



写真雑誌の作家による口絵作品は世の中の写真を

リードしていました

やがてカメラはストロボが内蔵されたり、

自動露光、自動焦点となって

誰がカメラを操作しても綺麗に撮れるようになって

写真雑誌を見なくなったのでしょうか

… … …

古くから頑張っている写真雑誌は

「アサヒカメラ」と「日本カメラ」だけに

なりました