初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

真空管は小型化へ

2016年01月19日 22時45分25秒 | Weblog


当時、ラジオを作るのには

真空管を使うしか方法がありませんでした



真空管はタングステン電球のように

フィラメントに電流を流して点灯します

フィラメントから飛び出した電子は

グリッドを通って陽極(プレート) に

達します



電子を陽極で捕捉するために陽極(プレート)は

高い電圧が必要でした



屋外で聴取するように携帯ラジオが考えられました

真空管を数本使って製作するのですが

携帯ラジオをコンパクトにするために

真空管を小さくすることが考えられて

ミニチュア管が出来ました。



さらに真空管のソケットを

省略して真空管のガラス部分からリード線を出して

さらに小型にしたサブ・ミニチュア管が現れました



いくら真空管を小型にしても真空管を動作させる

のに、高圧の電源が必要です

65V、95Vの大きな積層電池(B電源)を

どうしても小型化できません

携帯ラジオはなかなか小さくできませんでした