ラジオを組み立てる風景をチョット
まず、アルミシャーシーに部品を取り付ける
穴を開けることから始めます
手回しのハンド・ドリルで穴を開けていきます
この作業が面倒な力仕事でした
穴を広げるリーマー、真空管のソケットの穴を
開けるのにはシャーシー・パンチなど
開けた穴でけがをしないようにヤスリをかけます
穴開けが済んだら部品を螺旋でシャーシーに
止めていきます
部品の取り付けが終わるといよいよ
部品と部品を裸銅線を半田付けでつないていきます
半田付けも最初は厄介でしたが、だんだん上手くなっていきました
部品間をつなぐ銅線もいまのようにビニール線ではなく
飲み物のストローのような色とりどりの
エンパイアチューブにエナメル線を
通して(絶縁して)配線しました
何日か、かかって配線が済みます
配線に間違いがないか,配線図を見ながら
再チェックしていきます
出来上がったラジオに初めて通電するのは
スリル満点です
スイッチを入れると並んだ真空管のヒーターが
ポーッと赤く点きます
しばらくすると,スピーカーから
ザーッと雑音が聞こえてくると
第一関門は通過です