初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

数表と計算尺

2016年04月04日 20時40分28秒 | Weblog


私の専攻は理工学部ですから

授業実習で実験結果のデータをいろいろ

計算してレポートを作成しなくてはなりません



当時はいまのような便利な計算道具はありません

対数や三角関数の数値を記入された数表がありました

また、計算尺がありました。

図のように固定尺を挟んで滑尺が左右に動いて

計算の答が得られるのです。



計算尺の欠点は、位取りがわかりにくく、答は概算でした

扱えるのは対数、三角関数、平方根、立方根などでした



苦心して出来上がったレポートをK教授の研究室へ

持っていくと,教授の机にはタイガー計算機が置かれていました

タイガー計算機は機械式の計算機で、

機械のハンドルを回していくと「チーン」と音がして

答が出たことを音で知らせてくれます



私の学生時代の計算の道具は、数表か

計算尺で、この機械式のタイガー計算機は一度も触れませんでした

数十年前、大阪十三(じゅうそう)でタイガー計算機と書かれた

ネオンサインを見たことがありました