初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

フレデリック・フォーサイス「ジャッカルの日」

2016年04月23日 22時17分19秒 | Weblog


映画「トプカピ」は原作「真昼の翳」の

映画化でした。原作者のエリック・アンプラーを

読んでいなかったので、改めて読み始めました



エリック・アンブラーの「あるスパイの墓碑銘」や

「ティミトリオスの棺」などスパイ小説を読み出しました

私は推理小説からスパイ小説にあっさり転向しました



フリーマントルの「別れを告げに来た男」や

「消されかけた男」の地味なスパイ、チャーリー・マフィンや

ジョン・ル・カレの「寒い国から帰ってきたスパイ」は

ラストが凄く印象的でした

… … …
 
フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」の

ストーリーは、シャルル・ド・ゴール大統領暗殺を企てる

武装組織が雇ったプロの暗殺者「ジャッカル」と、

大統領暗殺を阻止しようとする

フランス官憲の追跡を描いたスリラー小説でスパイ小説では

なかったのですが面白い小説でした



暗殺者ジャッカルが遠くの木に吊した大きな西瓜を

拳銃で撃つと、西瓜が飛び散るシーンは

映画化された画面でも、小説でも迫力ある描写でした



早川書房から月刊、EQMM、エラリー・クイーン・ミステリー・マガジンが

出版されました。アメリカの短編、中編の推理小説が載っています

この雑誌のコラム欄がなかなか斬新で面白かったのです

ある号にイアン・フレミングの「ジェームズ・ボンド」を

どうして映画化しないのかと書かれていました

私は、早速、ハヤカワ・ポケット・ミステリーで

「ドクター・ノォ」を読んでみました