経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803

2015-08-10 12:02:00 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 8月2週 ウェブサイトへの取り組み 0803

■  一年の計をクリティカル・シンキングで取り組む 14-8-2-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。
 第四章は「一年の計をクリティカル・シンキングで取り組む」というタイトルである。半年以上も経ったこの時期に、いまさら一年の計もないが、自分自身を見直すためにも、これに取り組んでみようと思った。おそらくこれを体験することにより、クリティカル・シンキングを深めることができるような気がする。

 多くの人が、正月などに吟年はどんな年になるだろうか、今年をどう過こすべきなのだろうか」と「一年の計」を考えるでしょう。計画も、漠然としていては三日坊主で終つてしまいかねません。方向を決め、アクションプランにまで落とし込んでみる必要がありま義この章では、久利さんという30代男性のケースを通して、クリティカル・シンキングの実際の進め方を見てみましょう。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 匠製本機械 ウェブサイト提案  14-8-2-2

 先日引き合いのあったアメリカの印刷機械販売会社I社から匠製本機械のURLについて問い合わせがあった。萩野専務に早速、ウェブサイト作成の提案をした。今日では、中小企業でもウェブサイトを持たないとビジネスができないし、海外とビジネスをしたければ英語版のサイトも必要である話をした。
 専務は直ぐに賛成してくれたので、ドメインを決めて、知人のコンサルタントにその登録依頼をすることにした。ドメイン名の候補としていろいろと出たが、橋上社長も交えて、とりあえず、下記の2点のいずれか可能な方で申請することにした。
  一案 http://www.takumi.co.jp/
  二案 http://www.takumiseihon.co.jp/

 旨くいかない新規顧客開拓  14-8-2-3

 JETROで入手した輸出に関心があるであろう企業にIP電話を使って売り込みを図った。何件か、空振りがあり、がっかりしたものの「百三つ」位の気持ちでやって見ろと自分に言い聞かせた。
 なかなかうまくいかない。「千三つ」でも良いじゃないかとふたたび言い聞かせる。旨くいかないというストレスと、五十件近い電話での疲労とから、虚無感に襲われてきた。
 良く考えてみると、ほとんどの企業が「多忙」を理由にあってくれないのである。以前、マーケティングの勉強で「DMは週半ばに着くように発送する」ということを学んだことを思い出した。週初めや週の終わり近く、日本であれば月末などは経営者・管理職は忙しいのでDMを読んでくれないと言うことである。
 知識として知っていながら、自分の行動面にそれが繋がらなかった自分に、経営コンサルタントであることを恥じた。
 
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月5週 輸出用販促資料

2015-08-03 14:52:58 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月5 輸出用販促資料


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 7月5週 輸出用販促資料 0727

■ クリティカル・シンキング 14-7-5-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証する。仮説を立てるタイミングやアクションプランについて説かれている。
 この著者の「常識に固執するな」という精神は随所に見られる。おそらくこの本を手にした人の多くは、この著者の真意を理解できず、逆に、この著者の言いたいことを、常識に基づき否定するのではなかろうか。

    出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 この著者は、関連書籍として、クリティカル・シンキングの応用篇、ロジカル・シンキングの入門編と応用篇と全4冊で、同じような発想で書かれいる。また、本書におけるクリティカル・シンキングそのものの考えも、経営コンサルタントとして経験から書かれているので、著者の言いたいことに百パーセント合意できなくても、参考とできる部分は非常に多いと思った。

■ 匠製本機械アメリカへ詳細資料送付 14-7-5-2

 先週、アメリカの印刷機械販売会社I社からの製本機械の売り込みに対して、匠製本機械として売り込みたい機種の絞り込みをし、その詳細資料をI社に送付することになっていた。萩野専務とメールで打合せの結果、英訳した資料にゴーサインが出たので、先方に送付した。

■ 匠製本機械 英文カタログゲラ原稿  14-7-5-3

 今週は、匠製本機械の仕事ばかりをしているような気がするほど、集中した。
 I社向けの製本機械資料作成を優先したので、あと少しで完成予定だ合った英文カタログのゲラチェックが遅れていた。
 I社向けの資料を作成していた中で、英文カタログ上でも修正したい部分が出てきた。その修正を萩野専務に提案すると、喜んでくれた。ふたりの信頼関係が強化されてきていることを感じ取れ、嬉しかったし、自信にも繋がった。



 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回は、クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証するという手順まで学んだ。
 また、仮説を立てるタイミングによっては、無意識のうちに仮説に引き寄せられないようにする必要があることも学んだ。


◇3-5 意思決定とアクションプラン

 第一ステップの目標を達成するために、第ニステップで分析、ステップで仮決定した方向に基づき、何をすべきか、実行計画はどうするかなど、ここでは最終的な意思決定を行います。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 クリティカル・シンキングを進める場合には、一定の思いで進めると誤った結論を導くことになりかねないことを警鐘している。そのために、途中で再度全体を見直し、場合によるとスタート時点でのフレームワークから作り直すことも必要と説かれている。
 その作業によりムダも生じるかもしれないが、重要決定事項で判断ミスを犯さないためには、不可欠なことと思えるようになってきた。
 また、アクションプランは、PDCAの考え方からも不可欠であり、その進捗管理の重要性も説かれている。


■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 中小企業の中で、海外部門を持たない会社も多い。そのような会社のコンサルティングをすることができればと考え、JETROサイトを彷徨っていたら、海外への販売ルートを求めているという企業を発見した。
 埼玉にある某企業が、スマートフォンやiPad用のカバーを海外で販売したいが、その販路を探しているという。早速、電話でコンタクトをしたところ、まだ輸出実績は無いとのことで、訪問することにした。
 即日訪問と言うことで、先方も気を良くしたが、こちらがコンサルタントであることを明かすと態度が変わった。輸出業などの商社を探しているので、コンサルタントに固定的に顧問料を支払うだけの余裕はないという。
 クライアント獲得商談はそれで終わったが、「独占販売」をベースに考えた方が良い旨アドバイスをした。無料でのアドバイスをすることは、直接のメリットはないかもしれないが、その話が、どの様に回って、また自分にメリットが出て来るかもわからないが、情報を提供してあげることがコンサルタントの役目のような気がした。


■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

 ラスレステック社社長から電話が会った。まだクライアントになっていないが、防錆塗料ベンチャー企業で、商社時代からの付き合いである。フランチャイズ方式での販売はどうかという売り込みがあったが、その販売方式はどうかということについて、私の意見を求めてきた。
 塗料という産業用消費財販売に、フランチャイズ形式の販売が使えないことはないだろうが、ピンと来ない旨を回答した。先方は、私のネガティブな反応にがっかりしたようである。
 「とはいえ、先方の話も聞いて、良さそうであれば話を進めることもあって良いのではないか」と回答すると、いつもの大きな声に戻った。


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月4週 便利な通信媒体

2015-07-27 11:21:42 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月4週 便利な通信媒体


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
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 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 7月4週 初めての顧問料 0720


■ クリティカル・シンキングにおける意思決定とアクションプラン 14-7-4-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回は、クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証するという手順まで学んだ。
 また、仮説を立てるタイミングによっては、無意識のうちに仮説に引き寄せられないようにする必要があることも学んだ。


◇3-5 意思決定とアクションプラン

 第一ステップの目標を達成するために、第ニステップで分析、ステップで仮決定した方向に基づき、何をすべきか、実行計画はどうするかなど、ここでは最終的な意思決定を行います。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 クリティカル・シンキングを進める場合には、一定の思いで進めると誤った結論を導くことになりかねないことを警鐘している。そのために、途中で再度全体を見直し、場合によるとスタート時点でのフレームワークから作り直すことも必要と説かれている。
 その作業によりムダも生じるかもしれないが、重要決定事項で判断ミスを犯さないためには、不可欠なことと思えるようになってきた。
 また、アクションプランは、PDCAの考え方からも不可欠であり、その進捗管理の重要性も説かれている。


■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 中小企業の中で、海外部門を持たない会社も多い。そのような会社のコンサルティングをすることができればと考え、JETROサイトを彷徨っていたら、海外への販売ルートを求めているという企業を発見した。
 埼玉にある某企業が、スマートフォンやiPad用のカバーを海外で販売したいが、その販路を探しているという。早速、電話でコンタクトをしたところ、まだ輸出実績は無いとのことで、訪問することにした。
 即日訪問と言うことで、先方も気を良くしたが、こちらがコンサルタントであることを明かすと態度が変わった。輸出業などの商社を探しているので、コンサルタントに固定的に顧問料を支払うだけの余裕はないという。
 クライアント獲得商談はそれで終わったが、「独占販売」をベースに考えた方が良い旨アドバイスをした。無料でのアドバイスをすることは、直接のメリットはないかもしれないが、その話が、どの様に回って、また自分にメリットが出て来るかもわからないが、情報を提供してあげることがコンサルタントの役目のような気がした。


■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

 ラスレステック社社長から電話が会った。まだクライアントになっていないが、防錆塗料ベンチャー企業で、商社時代からの付き合いである。フランチャイズ方式での販売はどうかという売り込みがあったが、その販売方式はどうかということについて、私の意見を求めてきた。
 塗料という産業用消費財販売に、フランチャイズ形式の販売が使えないことはないだろうが、ピンと来ない旨を回答した。先方は、私のネガティブな反応にがっかりしたようである。
 「とはいえ、先方の話も聞いて、良さそうであれば話を進めることもあって良いのではないか」と回答すると、いつもの大きな声に戻った。


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月3週 便利な通信媒体

2015-07-20 14:26:59 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月3週 便利な通信媒体 0713


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 7月3週 便利なコミュニケーションツール 0713

 クリティカル・シンキングにおける分析と仮説立案・検証 14-7-3-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。


◇3-4 分析と仮説立案・検証

 ここでは、第一ステップで設計した思考体系をもとに、ロジカル・シンキングツールなどを使いながら、そこで分解した課題の構成要素を、それぞれ分析していきます。
 現状分析は、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングで使うツールを使つて行います。各ツールを使つて分析した結果を比較しながら、何をすべきかの仮説を立案し、次に、その仮説が正しいかどうかを検討します。


出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 通常、仮説立案は、はじめに行うことと思い込んでいた。ここでは、仮説をはじめに立ててしまうと、その仮説を立証することに自然と傾いてしまうと言うのである。仮説が、「色眼鏡」となってしまい、せっかく構成に分析しても、その結果を読み解くときに仮説に吸い寄せられがちだという教えである。
 これまでの「仮説を立てて検証する」という常識を覆させられた思いがする。PDCAについてもやはりこの筆者は「常識を鵜呑みにするな」[常識を疑う中で、自分の考えを熟成させる」ということを強く言いたいのであろう。これが経営コンサルタントの基本姿勢であるように思い始めた。

 IP電話について知る  14-7-3-2

 ブログを閲覧していたら、IP電話についての広告記事が掲載されていた。国内なら、どこに掛けても三分八円だという。都下に住む私の場合、市外通話だと都内の企業に電話をすると市外通話となり、電話代が馬鹿にならない。
 それをカバーするために都内まで行って、公衆電話から電話をすると、怪しい人物と睨まれて、危なく逮捕されそうになった経験も、そう日が経っていない思い出である。IP電話なら、自宅にいても電話料をあまり気にしなくてすみそうであるので、早速契約することにした。

 明和大学社会人講座  14-7-3-3

 明和大学の社会人講座も今日が八回目で最終回となる。これまでの講師とは一転して、明和大学で教鞭を執っている下坂教授が登壇した。アカデミックな話に終始するかと思ったが、現場に踏み込んだ事例を紹介したりして、興味深かった。

 明和大学社会人講座 ←クリック

 終わってから、近くの居酒屋で懇親会が開かれた。講師の半数以上の先生が参加してくれて、ベテランの先生との交流ができたことが何よりも嬉しかった。
 以前、話を聞いたことのある「マネジリアル・ヘルパー」の話題となった。
 コンサルタントは、原則としてクライアントの実務をしないが、コンサルタントと共に実務にまで踏み込むマネジリアル・ヘルパーという、ある種の「代行業」という専門職である。

 中小企業では、経理の専門家が少なく経理業務の記帳代行もひとつの方法です。記帳代行をすると、その企業の財務状態を把握できます。「最近、旅費交通費が増加していますね。」とか「先月の通信費が莫迦に多かったですね。」などと経営者に言うと、お金のことは非常に敏感に反応してきます。「○○さん、なぜだか調べてみてください。」と言うようになればしめたもので、その原因を追及して、対応策を提案すれば、経営者からの信頼は厚くなり、コンサルタントとしての顧問契約につながるでしょう。
 ISOの経験をしてきた人であれば、「中小企業でもISO取得により信用度が高まり、大企業との取引もできるようになりますよ。」などと社長に進言すれば話に乗ってくるでしょう。「中小企業には中小企業なりのやり方があり、大金をかけなくてもISO取得ができます。」と攻めていけば、「では、先生にお願いしましょう。」と言うことにもなるでしょう。
 自分の専門分野で業務代行ができないかどうか検討してみてはどうでしょうか。

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月2週 海外ライバルの調査

2015-07-13 15:11:05 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
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 7月2週 輸出支援コンサルティング 0706

 クリティカル・シンキングにおける課題・コンセプトと全体設計 14-7-2-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。


◇3-3 課題・コンセプトと全体設計

 テーマ/課題、目的とコンセツトを明確にし、その進め方を決めるのが、第一ステップです。特に全体設計はクリティカルシンキングの基本ですが、初心者が最も頭を悩ますところです。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 全体を俯瞰的に見ることの重要性はすでに学んでいるが、クリティカル・シンキングそのものを進めるにあたっても、全体設計の重要性が理解できた気がする。

■ 匠製本での輸出支援
 14-7-2-2

 唯一のクライアントである匠製本での経験から、輸出支援コンサルタントとして、売り込むために自分が何をできるのか業務内容が少しずつ見えてきた。
 輸出支援と言うよりは、海外要員を持たない中小企業に対して、輸出入業務代行を目玉としてやってゆけば、次第に信用度が高まり、クライアント獲得に繋がるように思えて、何かやりがいを感じる。
 英文パッケージの作り方、英文カタログや取扱説明書の作成などへと業務も広がり、それらや商品開発へのアドバイスをするようになってくると相手もこちらを信頼してくるであろう。そのうちに、国内営業へのアドバイスもお願いしますというように発展してきて、やがては顧問契約へと進んでゆくように考えると、経営コンサルタントとしての明日に曙光が見えてきたように思える。
 匠製本では、台湾からのお客様が待っていた。すでに小型紙折機などを購入してくれているだけに、匠製本の技術を高く評価している。お客様は日本語がペラペラで、萩野専務との人間関係も良好の様子である。英文カタログの話をすると、これまでそれが売上が伸びない障害の一つであると回答があった。
 一通りの商談を萩野専務のリードで終え、まだ外は明るいが夕食に出かけることとなった。その席で、SKYPEが便利であることを知った。日本経営士協会でもSKYPEの話が時々出るが、海外ビジネスには不可欠であるという。非常に良い情報を得られたので、SKYPEの利用法についても今後研究してみようと思った。


 明和大学社会人講座 営業・マーケティング 14-7-2-3

 毎週水曜日に、8回連続の明和大学社会人講座も今日を含めて余すところ2回となってしまった。毎回講師が代わるが、パワーポイントの背景も統一され、全体の流れがあり、ついて行きやすい講座構成である。
 今日は、営業・マーケティング科目で、2回目の若手講師と、日本経営士協会理事長であるベテランの愛先生が担当した。若手とベテランという組み合わせはユニークであり、緩急勝手面白いと思った。
 愛先生の持ち前である「暖かい管理」というテーマのイントロは、わかりやすく、聞きやすいので、自分もあのような語り口で話せるようになったら素晴らしいと思った。

 
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月1週 海外ライバル調査

2015-07-06 15:25:29 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月1週 海外ライバル調査


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 ■■ 7月1週 海外ライバルの調査 0629
 
■ クリティカル・シンキングとロジカル・シンキング 14-6-5-1
 
 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回から第三章に入り、「クリティカル・シンキングのすすめ方」という章を勉強することになった。クリティカル・シンキングは、ロジカル・シンキングと共に、経営コンサルタントに不可欠なスキルであることを自覚して、その習得に努力してきた
 
 クリティカル・シンキングの概要がわかつたら、クリティカル・シンキングとロジカル・シンキングの密接な関係を理解してください。そして、クリティカル・シンキングを使う際に、どのようなヨ1頂で進めたらよいのか、その概略を把握しましょう。
 
◇3-2 クリティカル・シンキングのステップ
 クリティカル・シンキングは、ロジカル・シンキングえ、難しく考えすに基本となる4つのステップで進めれば、に付きます。階うより債れよ」で取り組みましょう。
 
 3-2-1 ロジカル:シンキングを知る革とからはじめる
 3-2-2 クリティカル・シンキングの四つのステップ
 
 
■ 海外ライバルメーカーカタログ請求 14-6-5-2
 
 今日は自宅での作業である。経営コンサルタントとしてクライアントがたくさんあれば自宅で作業をする時間もなくなるのだろうが、自宅作業時間を取れるということは嬉しいことではあるが、収入という面ではよいことではない。
 唯一のクライアントである匠製本のライバルとして海外にどの様なメーカーがあるのか、先日JETROで調べた。これらの企業の商品・サービスを知るために、海外ライバルメーカーにカタログ請求をする作業にした。
 メールやFAXでは、怪しまれて、カタログを送ってくれるとは限らない。JETROで、資料請求用のはがきが業界紙に添付されていて、それを基に資料請求ができる。職員の了解を取って、雑誌の古い号のはがきを一枚いただいている。当該する商品群、広告掲載されている企業名に丸を付けて請求することにした。
 
■ 管理職のヒアリング 14-7-1-3
 
 原則として、毎週この日を唯一のクライアントである匠製本の訪問日としている。
 匠製本機械に着くと、窓口の萩野専務が段取りを付けてくれ、島尾工場長と面談をした。匠製本機械には中途入社であるが、もう二〇年近くになるという古株である。白髪で、温和しそうな人であるが、旋盤に向かうと鬼になるという。
 工場の管理用の資料を見せてもらったが、営業からの受注書のコピーと出来上がった台数の記録程度でしかない。個別原価が出る体制でもなく、部品在庫も目視管理しかしていない。三〇分ほどで、工場長に来客があり、そこで終わってしまった。
 営業部長の秋松とも話をしたかったが、外回りから戻ってくるのはいつも七時過ぎというので、今日は見送ることにした。
 萩野専務との時間を取り、出来上がった英文カタログ用の英訳原稿を前にして説明をした。多少英語がわかる専務なので、専門用語を中心に、確認をした。いくつか訂正があるので、訂正したファイルをメールで送ることにした。
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月4週 電話作戦第二弾

2015-06-29 14:54:19 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月4週 電話作戦第二弾


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 6月4週 見込み客への電話作戦

 クリティカル・シンキングとロジカル・シンキング 14-6-4-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法を学んできたが、それ以外のクリティカル・シンキングで用いるツールが、今回のテーマである。

◇3-1 クリティカル・シンキングとロジカル・シンキング

 テーマ・課題、目的とコンセプトを明確にし、その進め方を決めるのが第一ステップです。特に全体設計は、クリティカルシンキングの基本ですが、初心者が最も頭を悩ますところです。

3-1-1 ロジカル・シンキングとは
 ロジカルシンキング|よ、「各種ツールを、どのように選択し、どのように使うと効果的か」を中心とした思考技術体系です。(後略)
3-1-2 両者の類似点と相違点
 クリティカルシンキングは、これらの意思決定ツールを組み合わせて統合し、思考の手順を体系化して、問題課題に取り組む思考技術です。


出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 海外ライバルメーカー情報 14-6-4-2

 匠製本機械の萩野専務を訪問し、ライバルとなる海外メーカーの現状についてヒアリングをした。萩野専務が持っている情報では、海外ライバル企業の状況が掴めるほどではなかった。
 専務と話をしているときに、橋上社長が応接コーナーにやってきて、腰を下ろした。今日、顧問料を振り込んでくれたという。その後で、海外営業に力を入れてくれるのはありがたいが、社長としては、管理面の充実をしたいというのである。売掛金管理が充分にできていないので、回収不良が発生しているようである。
 早速、経理部に行って代金回収をどのようにしているのか、ヒアリングを行った。井菅課長は、帳簿を出して説明をしてくれたが、営業が代金回収は経理課の担当と勘違いしているようである。代金回収の仕組みから考えなければならないことがわかった。
 今日は、萩野専務との打合せで気になっていたので、早めに匠製本機械を出て、JETROに寄ることにした。海外ライバルメーカーのURLを入手したり、アメリカやヨーロッパの出版社が出している雑誌から、ライバル企業をピックアップし、カタログ請求をすることにした。
 かえりに、銀行のATMに寄って、通帳記入をしたところ、税金を差し引かれた顧問料約十八万円が入金されていることを確認できた。帰宅の電車の中で、他の人に気づかれないように、何度も、通帳を開けて、確認した。

 明和大学社会人講座 製造部門 14-6-4-3

 明和大学の社会人講座も第5回に入った。「精密加工メーカの生産体制を斬る」というタイトルで、日本経営士協会の先輩経営コンサルタントのお二人が担当してくれた。
 最初に理事長から、いつものように、講師紹介があった。現場に入り込んで油まみれになって指導をするという榎木講師と、大局的な見地から製造業を支援するという田代講師というユニークな組み合わせであると紹介された。
 話は、製造業の現況から始まり、コンサルティングによりどの様に変化をして来たのか、精密加工メーカーを事例に紹介があった。
 なかなかコンサルティング現場に出られない私たちには、疑似体験として、素晴らしい二時間であった。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm" target="_blank">http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm

 見込み客への電話作戦第二弾 14-6-4-4

 先週、電話代節約のために荻窪駅前にある電話ボックスから長時間、見込み客のアポイント取りを試みたが、不審者と間違えられて、警官から職務質問を生まれて初めて受けた。幸い、物わかりの良い警官だったので、事なきを得た。しかし、同じ轍を踏むわけにはいかない。
 幸い、妻の実家が新宿にあるので、そこの電話を借りることにした。同じようにアポイント取りの電話をかけ続けた。やはり戦果なしであった。
 クライアントを見つけることの難しさを実感した。

 ラスレステック社見込み客 14-6-4-5

 防錆塗料のベンチャー企業であるラスレステック社樋瀬社長から電話があった。顧問契約をしているわけではないが、商社時代からの腐れ縁である。知り合いの紹介で、日本を代表する塗料会社の一つの紹介を受けたので、来週その会社に同行訪問してくれないかという依頼である。
 その会社は、都内にあることでもあるので、引き受けることにした。念のため、ネット検索すると、本社は大阪であるが、東京という大市場を控えていることから、大幅な権限を委譲された部署が東京にもあると記述されている。
 一度訪問して、日本の塗料業界の状況を探るのも良い経験になりそうである。
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月3週 警官からの職質

2015-06-22 11:37:09 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月3週 警官からの職質


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 6月週 警官からの職質

 思考用具体系「その他のツール」 14-6-3-1

 6月8日に亡くなられた桂宮さまの葬儀が豊島岡墓地で今日開催されるために、周辺の警戒が非常に厳しく、私の散歩コースにも警備の人が立っていた。
 「斂葬の儀」というようですが、66歳とまだまだのお年だけに、喪主を務める三笠宮さまの父親としてのお気持ちは複雑であろう。
 豊島岡墓地は、護国寺に隣接している。護国寺も、私の散歩コースの傳通院と同様に徳川家ゆかりのお寺である。綱吉の時代に、母、桂昌院の祈願寺として護国寺が建立されたと言われている。ご本尊は桂昌院がお持ちだった琥珀如意輪観音といわれているが、「絶対秘仏」で、一握りの人しか拝観したことがないようだ。

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法を学んできたが、それ以外のクリティカル・シンキングで用いるツールが、今回のテーマである。

◇2-7 クリティカルシンキングのその他のツール

 一般に、ブレインストーミングやK」法は、クリティカルシンキング・ツールの仲間に入れません。しかし、しばしばクリティカル・シンキングに関連して使われます。

 ブレインストーミングは、発散思考の代表的な手法で、クリティカルシンキングを進めるにあたり、しばしば利用されます。KJ法とは、ブレインストーミングなどで出されたアイディアや意見などから、類似する性質のものを集めてグループ化していき、それらを、小グループから中グループ、大グループヘと分類して図にし、必要に応じて文章化していくという方法です


出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 製本機械カタログの英訳 14-6-3-2

 顧問契約ができたことで、気分的には非常に楽になった。匠製本機械だけの顧問料では、大半が交通費を中心とした経費で消えてしまうが、定期的に入金があるということがどれ程ありがたいことか、サラリーマン時代には体験したことのない喜びである。
 顧問契約ができる前には、自宅にいて仕事をしていても、お金に直接結びつくわけでもないので、なんとなく気持ちが重かった。
 今日は、匠製本機械のためにカタログの英訳作業に取り組んだ。自宅での作業が、顧問料に対して直截な業務であることが嬉しかった。それだけではなく、にわかに忙しくなった気がする。これこそコンサルタントらしさであるのではないかと、嬉しかった。

 明和大学社会人講座 ICT 14-6-3-3

 今日は、明和大学社会人講座全8回の第4回目で『ウェブを活用できない企業を斬る』というICTの講座であった。この講座を受講すると学科試験の一部が免除され、資格取得しやすいという。
 ヒゲを生やした講師は、一見すると怖そうであったが、単なる一方的な講義だけではなく、個別作業で、考える時間が随所に見られる、体験したことのないすすめ方である。さすが、日本経営士協会の選りすぐりの講師であることが推察できる。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm" target="_blank">http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm

 同じ今日、東京の大田区では、やはり日本経営士協会の「今こそ、人財戦略で業績をあげよう!」という人事関連の講座があり、テーマからするとそちらも参加したい内容であった。
  http://www.consultor.jp/infomations.html
 日本経営士協会は、日本全国処々でセミナーを開催しているが、明日は、財務講習会で「財務諸表の見方」もある。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20140619.htm" target="_blank">http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20140619.htm

 警官からの職務質問 14-6-3-4

 先日、海外ビジネスに関心がありそうな企業のリストを作成したが、匠製本機械のことばかりが念頭にあり、そのまま放置していることに気がついた。とにかく、電話でアポを取ることにした。
 しかし、私が居住している福生は、東京都にありながら、都内に電話をするには市外局番である〇三を回さないとかからない。すなわち、同じ東京にいながら市外電話になるのである。しかも十円で三〇秒しか話せないので、たくさん電話をするのでは通信費の負担が馬鹿にならない。
 福生から最も近い都内の駅というと荻窪になる。そこまで行けば都内にある会社に電話するのは市内通話となるので三分十円なので、一社当たりの経費は十円とか二十円、長話をしても五十円になることは希であろう。
 交通費を払っても、十分採算が合う計算である。
 荻窪駅からちょっと歩いた処にある電話ボックスを見つけた。かんかん照りの中、電話ボックス内は暑かった。昔なら十円硬貨をたくさん持っていないと講習会・研修会・講演会電話でから掛けられないが、あまり使われなくなったとはいえ、最近は数が少なく、駅近くに見つけられたことは幸運と言えよう。
 直ぐに汗だくになってきたが、とにかく粘って、できるだけたくさんの企業にコンタクトをとることにした。二時間ほど連続で電話をしたところで、疲労感を強く感じた。ふと、外を見ると、私の電話ボックスの方を見ている人だかりに気がついた。すると、警官がこちらに向かって歩いてくる。まさか自分の方に向かっているとは思わないので、キョロキョロとしてみたが、警官が来るような状況は見当たらない。
 私の電話ボックスに、その警官が来て「何をしているのですか」という質問に始まり、身分証明書を求められた。サラリーマンなら会社の名刺を出すところであるが、肩書きのない私の名刺では納得してもらえない。交番まで来るようにというのである。長時間、電話ボックスにいたので、近所の人が不審に思い、交番に届け出たようである。
 最初は腐心顔であったが、事情を説明すると、「がんばってください。でも、近所の人の迷惑にならないように」と言って立ち去った。
 此を契機に今日はつかれたこともあり、帰宅することにした。成果なし。
 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月2週 初めての顧問先

2015-06-15 15:19:25 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月2週 初めての顧問先


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 6月2週 初めての顧問先

■ 思考用具体系「フロー・ツール」 14-6-2-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法のうち「フロー・ツール」が、今回のテーマである。

◇2-6 フロー(ツール )

 フローは「流れ」などと訳され、に使います。時間、業務手順、物、み立てることが多いようです。

 フロー・ツールの代表的なツールとして、AIDMAの法則が例示されています。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


■ JETROのビジネスフォーラム  14-6-2-2

 午後は、ジェトロセミナーがあるので、午前中は、先日選んだ見込みクライアントのリストをもとに、JETROがある虎ノ門近くの企業訪問を目論んだ。残念ながら、対象となる企業はないので、リストにあった品川の会社に飛び込み営業を試みた。
 訪問してみると、社長一人で旋盤機を相手に部品加工をしている。クライアント獲得としての営業活動をしようとしたが、とりつく島もなく、無駄足に終わってしまった。
 午後には、せっかくジェトロの会員になったので、セミナーがどのようなものなのかを知りたかったこともあり、内容を確認しないままセミナー会場に向かった。「日本・ブルガリア・ビジネスフォーラム東京2014」というタイトルで、フォーラム形式であった。クライアントかくとには、何のメリットもないが、海外ビジネス情報入手という点では、得る者が会った。しかし、それを活かせるかというと、皆無に近いような気がした。


■ コンサルタントの目 14-6-2-3

 匠製本機械には、この数週間の集半ばにはほぼ訪問していることになる。顧問契約をできたのだし、契約料として、一ヶ月分を支払ってもらえるということで、熱心に通った甲斐がある。
 早速、経営コンサルタントの目として社内を見学させてもらった。事務所の時計が三分ほど遅れていたり、カレンダーが傾いているのに誰も直していなかったりと、気になるところがあった。工場に至っては、床が油汚れが堆積している感じで、清掃が行き届いていないことも窺える。
 ごみ箱には、書類をぐちゃぐちゃと丸めた状態で投げ入れられている。
 いくつか、それぞれの近くにいる社員や管理職に、問題点を指摘して、改善策を来週までに提出するように、専務を経由して指示を出した。
 専務との面談に戻ると、ちょうど、英文総合カタログ用の原稿が出来上がってきていたので、それを魅せてもらった。来週には、英訳して、英文原稿を持ってくることを約束した。


■ コンサルタントによる社会人講座  14-6-2-4

 夜は、明和大学の社会人講座第3回で『管理会計』がテーマであった。この道のベテランの経営士が講師であった。管理会計全般を短時間に学べるのは良いが、基礎知識に乏しい私は、理解で機体部分もあった。一方で、これから私が経営コンサルタントとして生きて行くには、この発想が重要であると思った。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm

 協会からのメールマガジンによると大阪では「イチからはじめる簿記入門座」が今週末に開催されるという。日本経営士協会というのは、公認会計士の前身である計理士にその誕生が遡ると言うだけあって、会計関連の講座が多いように思える。経営コンサルタントと言えども、財務に弱い先生が多いらしいので、当然と言えば当然なのかもしれない。
  
http://www.jmca-kansai.net/shinosaka/sem260614.html

■ コンサルタントとして商品を知る 14-6-2-5

 これまで、輸出実績のある小型紙折機の現物デモを見せてもらうことにした。見た感じでは、性能は悪くなさそうである。しかし、床置き式であることから事務所ようにしては大きすぎるような気がする。製本工場向けの小型機なのだろうかと思い、専務に質問を投げかけると、そうだという回答と、小型機では日本で最も売れているという。ライバルメーカーの調査資料があるかどうかを尋ねたところ、ないという。
 ライバルメーカーとの機種別の比較表を作成する必要があることを専務に伝えると、時間を作って作成するという返事が返ってきた。それと共に、専務には管理職のヒアリングをしたいので、来週は、二名ほどの部課長に、時間を取ってもらえるようにセッティングをしてもらうことにした。
 会社を出る前に、経理の井菅課長がお願いしていた五年分の決算書を持ってきてくれた。

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月2週 初めての顧問先

2015-06-15 10:43:30 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月2週 初めての顧問先


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 6月2週 初めての顧問先

■ 思考用具体系「フロー・ツール」 14-6-2-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法のうち「フロー・ツール」が、今回のテーマである。

◇2-6 フロー(ツール )

 フローは「流れ」などと訳され、に使います。時間、業務手順、物、み立てることが多いようです。

 フロー・ツールの代表的なツールとして、AIDMAの法則が例示されています。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


■ JETROのビジネスフォーラム  14-6-2-2

 午後は、ジェトロセミナーがあるので、午前中は、先日選んだ見込みクライアントのリストをもとに、JETROがある虎ノ門近くの企業訪問を目論んだ。残念ながら、対象となる企業はないので、リストにあった品川の会社に飛び込み営業を試みた。
 訪問してみると、社長一人で旋盤機を相手に部品加工をしている。クライアント獲得としての営業活動をしようとしたが、とりつく島もなく、無駄足に終わってしまった。
 午後には、せっかくジェトロの会員になったので、セミナーがどのようなものなのかを知りたかったこともあり、内容を確認しないままセミナー会場に向かった。「日本・ブルガリア・ビジネスフォーラム東京2014」というタイトルで、フォーラム形式であった。クライアントかくとには、何のメリットもないが、海外ビジネス情報入手という点では、得る者が会った。しかし、それを活かせるかというと、皆無に近いような気がした。


■ コンサルタントの目 14-6-2-3

 匠製本機械には、この数週間の集半ばにはほぼ訪問していることになる。顧問契約をできたのだし、契約料として、一ヶ月分を支払ってもらえるということで、熱心に通った甲斐がある。
 早速、経営コンサルタントの目として社内を見学させてもらった。事務所の時計が三分ほど遅れていたり、カレンダーが傾いているのに誰も直していなかったりと、気になるところがあった。工場に至っては、床が油汚れが堆積している感じで、清掃が行き届いていないことも窺える。
 ごみ箱には、書類をぐちゃぐちゃと丸めた状態で投げ入れられている。
 いくつか、それぞれの近くにいる社員や管理職に、問題点を指摘して、改善策を来週までに提出するように、専務を経由して指示を出した。
 専務との面談に戻ると、ちょうど、英文総合カタログ用の原稿が出来上がってきていたので、それを魅せてもらった。来週には、英訳して、英文原稿を持ってくることを約束した。


■ コンサルタントによる社会人講座  14-6-2-4

 夜は、明和大学の社会人講座第3回で『管理会計』がテーマであった。この道のベテランの経営士が講師であった。管理会計全般を短時間に学べるのは良いが、基礎知識に乏しい私は、理解で機体部分もあった。一方で、これから私が経営コンサルタントとして生きて行くには、この発想が重要であると思った。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm

 協会からのメールマガジンによると大阪では「イチからはじめる簿記入門座」が今週末に開催されるという。日本経営士協会というのは、公認会計士の前身である計理士にその誕生が遡ると言うだけあって、会計関連の講座が多いように思える。経営コンサルタントと言えども、財務に弱い先生が多いらしいので、当然と言えば当然なのかもしれない。
  
http://www.jmca-kansai.net/shinosaka/sem260614.html

■ コンサルタントとして商品を知る 14-6-2-5

 これまで、輸出実績のある小型紙折機の現物デモを見せてもらうことにした。見た感じでは、性能は悪くなさそうである。しかし、床置き式であることから事務所ようにしては大きすぎるような気がする。製本工場向けの小型機なのだろうかと思い、専務に質問を投げかけると、そうだという回答と、小型機では日本で最も売れているという。ライバルメーカーの調査資料があるかどうかを尋ねたところ、ないという。
 ライバルメーカーとの機種別の比較表を作成する必要があることを専務に伝えると、時間を作って作成するという返事が返ってきた。それと共に、専務には管理職のヒアリングをしたいので、来週は、二名ほどの部課長に、時間を取ってもらえるようにセッティングをしてもらうことにした。
 会社を出る前に、経理の井菅課長がお願いしていた五年分の決算書を持ってきてくれた。

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月1週 経営コンサルタントとして動き出す

2015-06-08 16:43:11 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】6月1週 経営コンサルタントとして動き出す


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 6月1週 経営コンサルタントとして動き出す

■ 思考用具体系「フレームワーク・ツール」 14-6-1-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法のうち「フレームワーク・ツール」が、今回のテーマである。


◇2-5 フレームワーク(ツール )

 フレームワークとは、「骨組み」とか「枠」と訳され、クリティカルシンキングのフレーム思考に使うツール群です。フレームワークツールは、さらにフレームとマトリックスに大きく分けられます。


■ 匠製本機械より顧問要請  14-6-1-2

 先週、訪問依頼が来ていた匠製本を訪問した。
 萩野専務が社長室に誘ってくれたが、いつも以上に丁重な気がした。
 床がギシギシときしむような社長室であるが、ニコニコと橋上社長が迎えてくれた。
 先々週から進めている英文カタログの件で、匠製本の立場に立った提案がいたく気に入ったらしく、のっけから顧問として迎え入れたいという申し出であった。こちらも、クライアントが見つからず、渡りに船の提案である。ここで、即答すると、あまりにも軽薄に見えるのではと思ったものの、長い付き合いをすることが望ましいので、ありのままを見てもらい、それでダメならダメでも良いと腹をくくった。
 実は、クライアント探しを始めたものの、まだ一社も決まらず、匠製本が最初のクライアントになると、正直に話した。橋上社長は、「正直な人ですね」と笑いながらいい、条件提示を求められた。これまで、具体的に顧問料について考えて見たこともなかったので、何と答えてよいの変わらずにいた。
 こちらの気持ちを読んだのか、月額税込みで二〇万円ではどうかと、左記に条件提示をしてくれた。飛び上がりたい気持ちを押さえてはみたものの、結局即答をした。正式には七月一日からであるが、契約金ということで二〇万円を二十三日に振り込んでもらうことになった。通常は、二十五日だが、今月は二十五日が日曜日なので早くなるという。ありがたいことだと感謝の気持ちで一杯である。
 匠製本機械の最寄り駅である地下鉄丸ノ内線の茗荷谷駅に行く途中、歩きながら、妻に顧問契約成立の話をした。帰宅したら、お頭付きが待っていた。残念ながら鯛ではなく、ししゃもであったが、これまで収入のない私には嬉しいことである。でも、私の好物の漬け物は、京都の土井のシバ漬けであった


■ ジェトロ訪問  14-6-1-3

 ジェトロの会費を送金した足で、そのままジェトロに行くことにした。
 会員名簿の購入はできないものの、図書室で閲覧できるというので、持ち込んだパソコンに見込みとなりそうなクライアントを、Excelに入力した。これをもとに、ネット検索すれば、見込み客リストになると思った。
 入力作業は単純で、直ぐに疲れを覚えたが、やらなければ飯を食えないことがわかるので、叱咤激励しながら五十社ほどのリストができた。
 夜は、明和大学社会人講座第2回『管理者の頭の構造を抜本的に斬る』を受講した。年配の講師を想定していたが、四〇代と見受けられる先生であった。協会の会員であるが、初めてお目にかかるが、堂々として、やはりプロは違うなという印象を受けた。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/2014_1_meiji.htm
 明日は、やはり日本経営士協会の中級財務研修がある。これまで初級講座を受けたことがあるが、中小企業の生のデータでの財務分析というので、大変興味がある。出席するつもりだ。
  http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai20140605.htm


 

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月5週 輸出支援緒に就く

2015-06-01 18:20:01 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月5週 輸出支援緒に就く


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
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 5月5週 輸出支援緒に就く

■ 思考用具体系「ヒエラルキー・ツール」 14-5-5-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法のうち「ヒエラルキー・ツール」が、今回のテーマである。


◇2-4 ヒエラルキー(ツール )

 ヒエラルキー・ツールとは、一般に「階層制度」と訳され、主にピラミッド型組織を意味します。ツールとしてのヒエラルキーの代表は、ロジックツリーやピラミッドストラクチャーです。

 ロジックツリーとは、課題FoO題の原因追求や解決方法を、MECEやWhy so?So what?などの考え方に基づき論理的(ロジカル)に階層化し、ツリー状に分解整理するツールのことです。


■ 匠製本のカタログ提案  14-5-5-2

 匠製本の英文カタログ用の翻訳が出来上がったので、それを萩野専務に持参した。私が訪問するとかならず顔を見せる橋上社長は、外出中とかで、不在であった。
 英文原稿を見せる前に、萩野専務に提案した。数機種のカタログを印刷するとなると、それだけで百万円は超えるだろうし、まだどの機種が、どの国に売れるかわからない状態で、それだけの投資をするのはどうかと率直な意見をぶつけてみた。
 専務も、お金の問題となると、確かに苦しいが、社長は、先行投資として何とか工面をすると言っているようである。
 私の提案は、見開きA3サイズで、全商品を掲載する総合カタログ的なものを作成し、詳細情報は、パソコンでやや高級感のある紙に印刷した物を使えば良いのではないかと提案した。
 専務も、私の提案に甚く感動し、自分が国内向けの機種別A4リーフレットの形式にこだわっていたことを反省する言葉が返ってきた。ふたりで、その構想を具体化しようと作業に取りかかった。気がついたら夜中の十一時を回っていた。


■ 明和大学社会人講座  14-5-5-3

 日本経営士協会主催の明和大学社会人講座が今日から始まる。少し早めに自宅を出たのであるが、明和大学に近い改札口とは反対側の改札口からだたために迷ってしまった。以前に行ったことがあるので、軽く見たのが誤りであった。多少余裕を見ていたのであるが、すでに講義が始まっていた。
 8回シリーズの第一回目は「経営者を斬る」というタイトルで、講師は、協会の理事長という豪華メンバーである。「経営とは何か」「今日的優良企業」という点にフォーカスを当てた話に始まり、出版社の事例紹介があり、その出版社をさらによくするにはどのようなコンサルティングをするかというワークセッションがあった。
 ITコーディネーターをしている人が一人いて、その人の独演会のようなワークセッションであった。時々講師が回ってくると独演を止め、他の人が話をする。講師がそれにコメントやアドバイスを出してくれる。
 結局時間切れとなり、発表は、私が担当することになった。討議中に出てきた言葉を断片的に取り入れて、自分の考えを中心に発表した。すっかり上がってしまって、自分が何を話したのか覚えていない。
 私の後に発表した人は、まだ大学生であるというのに、堂々と発表をしていた。発表の仕方も、まず「今日的優良企業」という講師の話をまず要約し、それをもとに、この出版社がどの様に経営すべきかを述べた。その鮮やかさに、自分が恥ずかしくなった。

■ 海外に関心がある企業  14-5-5-4

 萩野専務と作業を一緒にしながら、自分のモラールが非常に高くなっていることに気がついた。匠製本以外でも、きっと同じように輸出をしたいが、やり方も、英文カタログや販売ツールも揃っていない中小企業がたくさんあるはずである。そこに、同じようなあぷろーちをしたらどうかと考えると、俄然やる気が起こった。
 ジェトロの会員なら、海外販売にも関心が高いであろうということに気がつき、思い切ってジェトロの会員になろうと考えた。会員になれば会員名簿が手に入り、それをもとにアプローチを掛ければ良いだろうと思い立ったのである。
 早速サイトを調べると、年会費が七万円と、クライアントのいない無収入の自分には負担が大きすぎることもわかった。妻にその話をすると、先行投資として、そのくらいは積極的に取り組むべきだと、思いもよらない返事が返ってきた。
 早速、ネットから入会申込をした。
 匠製本の萩野専務から電話があり、できるだけ早期に訪問して欲しいということで、来週の六月四日に訪問することにした。


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月4週 輸出支援コンサルティング

2015-05-25 09:10:09 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月4週 輸出支援コンサルティング


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

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 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
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 輸出支援コンサルティング

■ クリテイカルシンキングの思考用具体系 14-5-4-1

 「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法が、今回のテーマである。


◇2-3 クリティカルシンキングの思考用具体系

 クリティカルシンキングは、先節までに紹介したような思考手法を使つて、目的を達成するために大きく3つに分類された、「思考用具」と呼ばれる3つに大別されますツールを使います。

  ヒエラルキー(階層的)ツール
  フレームワーク(枠組み)ツール
  フロー(過程)ツール


出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■ 製造業の輸出に対するニーズ  14-5-4-2

 輸出支援コンサルティングを専門とするコンサルタントとしての方針が決まったものの、クライアント開拓の目処がついたわけではない。
 自分でも悶々としていることがわかるので、妻の目が厳しいように思えるようになって芝氏が経過している。別に妻は、何の不平も言うわけではないが、自分が自宅にいることが多いことは確かである。
 これでは、クライアントが見つかるはずもないこともわかっている。
 とにかく何かをやっていないと不安に押しつぶされそうになるので、明日、訪問予定の匠製本で、萩野専務に何を話そうか、パソコンに向かいながら考えた。顧客開拓をする、まてよその前に英文カタログが必要だ、等々、word文書に打ち込んだり、移動したり、言葉を変更したりしている内に、なんとなく、何をすべきかが見えてきた。
 明日、萩野専務と何を話したら良いのか、A4用紙にまとめ、印刷をした。印刷をしてから、細かい部分で変更を手書きで加えた。


■ 匠製本の輸出支援  14-5-4-3

 約束の十四時に萩野専務を訪問すると、またやや童顔に笑顔を添えて、橋上社長が挨拶に顔を出してくれた。
 萩野専務に、昨日準備した中味を全部ぶつけてみた。始め、専務はまくし立てる私を見て、目を白黒させていたが、「竹根さん、ちょっとお待ちください」とややゆったり目の話方で、私の言葉を遮った。
 「竹根さんが、何ができるのか、何をしたいのかがわかります。でも、まず、内の現状をお話したいと思います」と切り出された。これまで何度かの訪問で、概況はわかっているつもりであったが、そういわれるとこれまでの輸出実積や、輸出上の問題点など、何もわかっていないことに気がついた。
 コンサルタントというのは、自分が何をしたいのかではなく、相手が何をして欲しいのかをキチンと掴む必要がある。それを萩野専務から無言の内に教えられた。
 萩野専務は、これまでの輸出実積として、国別の取引先一覧表を見せてくれた。一覧表といっても十件もない。国としては、韓国、台湾とイスラエルである。なぜ、イスラエルなのか、ちょっと奇異に思ったので訊いてみた。
 萩野専務の大学の友人が、イスラエル人が経営する商社に勤務していて、数年前に小型の紙折機を一台輸出したという。韓国も小型機が三台、台湾は小型機十五台、紙綴り機一台、ミシン機八台という内容である。
 いずれも専門商社経由で出ていて、売り先が何処なのかは定かでない。
 英文カタログはないものの、wordで自作したスペックだけの簡単な英文資料があるだけである。萩野専務としては、まずA4サイズで数機種分のカタログを作りたいという。そこで原稿があるので、それを英訳して欲しいという依頼である。

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月第3週 輸出支援コンサルタントとして

2015-05-18 09:22:16 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月第3週 輸出支援コンサルタントとして


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
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 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
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 輸出支援コンサルタントとして

■ クリテイカルシンキングの思考手法 14-5-3-1

 経営コンサルタントとしての基本と考えるクリティカル・シンキングである。クリティカル・シンキングのポイントが解る本をもとに研究を続けているが、おもしろみが次第にわかってきた。クリティカル・シンキングの思考手法の具体的な方法が、今回のテーマである。


◇2-2 クリテイカルシンキングの思考手法2

 クリティカル・シンキングを習得するにあたり、前回は思考手法のうち、「ゼロベース(リセット)思考」を学んだ。今回は、次の3項である。

  フレームワーク(枠組み)思考
  オプション(選択肢)思考
  プロセス(過程)思考

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■ 匠製本訪問  14-5-3-2

 SWOT分析と8W3Hで自分分析をした結果輸出支援コンサルティングを仕様と決めたものの誰を訪問したら良いのか、見当がつかない。
 そこでまず、これまで付き合いのある輸出支援の中小企業経営者の感触をえるために萩野専務を訪問することとなった。事前のアポイントもスムーズに取れたので、早速訪問した。
 相変わらず、床がギシギシいう建屋であるが、社長も挨拶に出てきてくれた。歓迎されているように思った。萩野専務とふたりになると、早速来意を告げた。専務の第一声は「それは良いことではないですか」と賛意を得られた。
 中小企業メーカーとして、最も困ることが「言葉」であることが解った。専務も多少ではあるが、読む方は何とかなるが、書く方は簡単な文章を書くのも苦労するという。カタログも英文化するのは不可能であり、予算的にも厳しい。
 幸い、製本機械メーカーであるので、印刷業界はよく解っている。原稿さえできれば、安く印刷する方法があるという。


■ チュータリングサービスのPDCA 14-5-3-3

 4月のチュータリングサービススクーリングでは、PDCAサイクルが教材であった。誰でも知っているPDCAであるが、なぜ、それが経営コンサルタントの勉強でいまさら話題になるのか、理解に苦しんでいた。
 講師によると、経営コンサルタントというのは百社百様のコンサルティングがあり、相手の企業によりコンサルティングの方法が異なるという。その辺は、以前から聞いていたので何となくわかるが、なぜPDCAの勉強の時に、その話が突如として出て来るのかがわからない。
 やがてPower Pointのアニメーション付きでPDCAの説明が始まった。PDCAというのは、PDC+s/aであるということも以前経営コンサルタントのバイブルであったか、ブログだったかで見たことがある。その説明を聞いている内に、講師が言いたいのは、[常識と思われることも疑ってみる」それがコンサルタントの姿勢だと言うことをいいたいようだ。また、思考というのは、十人十色であるので、従来型のPDCAでもよし、PDC+s/aでもPDSでも、自分の考えを持つことの大切さを言いたいことがわかった。
 受講者の一人が、「先生のPDCA(PDC+s/a)は、Pに重点をおいているが、一般的には、DやAに重点をおいているので、私は先生のお考えには賛同できない」と言い放った。講師に対して、このように言えるその人を偉いと思った。私には、とてもできそうもない。
 しかし、講師のPDC+s/aは、Pに力点が置かれていると言っているのではなく、PとAを一緒にすることにより、発想が単純化できる、また、新規のプロジェクトの時のPの説明もしやすいということを言っているのである。
 自分の考えに固執するがために、講師の意図を正確に聴き取れないのではいけないと自分に言い聞かせた。講師が「謙虚さ」を強調していることは、この辺のことも言っていることも理解できた。
 これまでに講師がなぜこれをテーマにしたのかわからなかったのが、納得できたし、講師のPDCA(PDC+s/a)というのもわかった。それにしても、講師が自分の感が方を押しつけるこをせず、相手に気づきを与えるという指導法は、未熟な私にはできそうもない。
 私は、自分流のPDCAをこれから時間をかけて構築していこうと思う。


■ Excelに慣れる近道 14-5-3-4

 ビジネスパーソンにとっても、経営コンサルタントに取ってもExcelは大変便利なツールです。Excelを使いこなすと、仕事のレベルを上げることができます。

 「Excelはイチから入力しなければならないので難しい」、と感じていた方も「テンプレート」の機能を使えば、かんたんに書類が作成できます。表計算ソフトとして使うだけでなく、カレンダーや旅行計画、美文字練習など、実に用途は幅広く便利です。仕事だけでなく、家庭や趣味でも、どんどんExcelを活用していきましょう。(富士通サイトより)

http://azby.fmworld.net/usage/closeup/20140430/?mail=MHPC40013018594704

 
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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】5月第2週 SWOT分析で自分の方針作り

2015-05-11 11:14:29 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
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 SWOT分析で自分の方針作り

■ クリテイカルシンキングの思考手法 14-5-2-1

 経営コンサルタントとしての基本と考えるクリティカル・シンキングの研究は、苦もなく続けられることをありがたく思っている。いよいよ「第二章 クリティカル・シンキングの体系」に入る。しだいのくしのぐたいてきなないようにすすむので、わくわく感がある。


◇2-1 クリテイカルシンキングの思考手法

 すでに説明したように、クリティカル・シンキングは思考基本に基づいて進めていきますが、それを実践するにあたつては、以下のような代表的な4つの思考法を利用すると、スムーズに目的を達成できます。

 ゼロベース(リセット)思考
 フレームワーク(枠組み)思考
 オプション(選択肢)思考
 プロセス(過程)思考

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■ 連休終わる 14-5-2-2

 今年のゴールデンウィークは、飛び石の前半と四連休の後半にスプリットしたか立ちになった。そのために、短期で近場の家庭が多いと予想されていたが、軒並み前年比を上待ったという報道である。
 個人の経営コンサルタントにとっては、世間の動向とはまるでかけ離れていて、休みがあるわけではない。平日も週末や祝日、ましてやゴールデンウィークなどは関係ないことのように、過ごしてしまった。
 唯一、連休らしいこととしてやったのは、パソコンのチューニングとバックアップである。バックアップは、レイドを導入していないので、平素は、外付けのハードディスクに保存し、年に何度かはブルーレイディスクに保存するようにしている。
 この作業に意外と時間が取られてしまったが、データの重要性を考えると必須の作業である。

■ 輸出支援のSWOT分析 14-5-2-3

 クライアントも見つからず、正直、自分でも焦りを感じていることは事実である。考えてみたら、待ちの姿勢で二ヶ月以上が経過してしまっているのである。
 日本経営士協会のチュータリングサービスで受けた刺激を契機に、「輸出支援のコンサルティング」という観点でSWOT分析をするのも良さそうである。
 SWOT分析の結果、輸出業務の代行から初めてはどうかと方向付けができた。コンサルタントとして受注するのはなかなか難しいが、製造業者を訪問して「商社経由ではなく、自社直接貿易をしませんか」と声をかけるという戦法をとろうと思う。
 商社任せでは海外顧客開拓面を中心に輸出はなかなかうまくいくとは限りません。自社で直接貿易をやるようになると海外市場のニーズが明確につかめるようになり、うまく行けば、それを国内市場の製品改良などにもつなげられるのではないだろうか。
 中小企業の弱点のひとつとし、輸出業務をどのようにしたらよいのかわからなかったり、相手企業を見つけることができなかったりと言うことがあるはずである。
 方針は決まった。


■ 明和大学社会人講座 14-5-2-4

 日本経営士協会のメーリングリストで、明和大学社会人講座の案内メールが届いた。昨年秋に受講したが、受講中はきつい思いがしたが、今振り返ってみると非常に懐かしい思いがする。
 迷ったら初心に戻れ、と言う言葉があるので、今年もまた受講してみようと思う。何よりもケーススタディ中心であることが勉強となる。経営コンサルタントだけではなく、士業の先生、会社の経営者・管理職、学生にまで幅広い層にお勧めな気がする。
 経営全般に関して、一通りの基本的な知識を習得できるし、不得意な分野においては、どの様な考え方で取り組むとわかりやすいかがわかる。
 日本経営士協会会員の場合には割引があり、全八回、一回当たりにすると赤提灯に入ったくらいの費用で受講できるのであるから、これほど効率よい知識とコンサルティング技術習得の手段はないように思える。
 早速、当該サイトから申込をすることにした。
  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e111737.html" target="_blank">http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/e111737.html

■ どの様に動くべきか 14-5-2-5

 輸出支援のコンサルタントとしてスタートする決心がついた。
 次にどの様に動いたら良いのか・・・ それが問題である。自分自身がどうしたらよいのかわからないで、経営コンサルタントなんかやっていられない・・・ そう思うと、心許なくなってきた。
 SWOT分析で、自分強味は、海外人脈と語学である。弱みは経営コンサルタントとしての実績がなく、なにもわからない。そんな時に、クリティカル・シンキングの本を開いたら、5W1Hという項目が目に留まった。8W3Hとも書かれている。
 先日学んだが、まだしっくりきていないPDCAと絡めて、Pで8W3Hから始めてみようという考えに至った。


 
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