経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【きょうのおすすめ】 経営四字熟語は、経営に大きな示唆がある

2025-01-22 12:03:00 | 【話材】 きょうのおすすめ

■【きょうのおすすめ】 経営四字熟語は、経営に大きな示唆がある

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。


 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくことが多々あります。それを経営コンサルタント歴40年の目で見るといずれも経営に直結する示唆の多いことに気がつきました。

『新明解四字熟語辞典』(三省堂 1998年)では、凡例で以下のように漢字四字熟語を6つに分類しています。

  1. 現代社会 - 官官接待、総量規制など
  2. 日本の成句 - 手前味噌、手練手管など(「てまえみそ」「てれんてくだ」のように音読みしないものが多い)
  3. 中国典籍 - 臥薪嘗胆、櫛風沐雨など
  4. 仏教語 - 色即是空、四苦八苦など
  5. 之入り - 背水之陣、一炊之夢など(通常は「背水の陣」「一炊の夢」と表記する)
  6. 訓読語 - 灯火可親、先従隗始など(通常は「灯火親しむべし」「先づ隗より始めよ」と訓読される)

経営コンサルタントとして関心を持ちました四字熟語をエッセー風にまとめてみました。 <ブログで見る

 

◆ サイトでの閲覧は下記からもできます。

 自家撞着 じかどうちゃく矛盾撞着 - 上司の矛盾撞着
 死中求活 しちゅうきゅかつ 背水の陣を敷く企業
 実事求是 じつじきゅうぜ ウラを取る
 実践躬行 じっせんきゅうこう高い目標の実現行動
 寸善尺魔 すんぜんしゃくま想定外と負け犬
 是非曲直 ぜひきょくちょく 理非曲直-コンプライアンス
 是非善悪 ぜひぜんあく 理非善悪-コンプライアンス
 千慮一失 せんりょいっしつ愚者一得の類語-熟慮してもミスは起こる
 千慮一得 せんりょいっとく愚者一得-他者が愚かに見える
 糟糠之妻 そうこうのつま独立起業のポイント - 糟粕之妻
 糟粕之妻 そうはくのつま糟糠之妻 - 独立起業のポイント
 知行合一 ちこうごういつ知識と実践
 愚者一得 ぐしゃいっとく他者が愚かに見える
 天下布武 てんかふぶ 経営者は自省せよ
 東奔西走 とうほんせいそう南船北馬 - 点から線に仕事が繋がる
 二律背反 にりつはいはん矛盾を楽しむ
 南船北馬 なんせんほくば点から線に仕事が繋がる
 拈華微笑 ねんげみしょう I love you.

 


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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】1月21日 ◇ながら方式でコンサルタントに ◇指定野菜 ◇江戸の離婚と三行半 9

2025-01-22 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】1月21日 ◇ながら方式でコンサルタントに ◇指定野菜 ◇江戸の離婚と三行半 9 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月21日
 ドナルド・トランプ大統領が、大統領令を連発している報道がなされています。

 世界中が戦々恐々としているのを、あたかも楽しむだけではなく、あざ笑っているようにも感じるのは、私だけでしょうか。

 東大生の官僚離れが顕著で、コンサルタント業界を目指す人が増えてきていると言います。
 一部の優秀な官僚は、毎月100時間越えの残業があると言う報道がすべてのように彼等には映っているのでしょう。
 今の日本の官僚を見ていますと一部の多忙な人以外は、結構ゆとりがあるように思えます。
 イーロン・マスクが日本の官僚組織に手を入れたらどうなるのか、そのような想像をしたりしています。

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

◆ 江戸の離婚 9

 江戸っ子の男は、女性を口説くときに鰹+プレゼントという話をしましたが、プレゼントには簪(かんざし)や紅が多かったことも書きました。

 しかし、櫛を送るのは注意が必要です。

 櫛を贈るということは、プロポーズをすることなので、所帯を持っている人には櫛を送れません。

  なぜ、櫛を送るかというのも日本人らしさがあります。

「くし」の「く」は「苦労」の「く」です。

「し」は「しんどい」の「し」から来ています。

所帯を持つのは「苦しくて、しんどいもの」から来ているそうです。

  「しんどい」というのは、江戸弁でしょうか?

  何となく、こじつけのようのですね。

  「三行半」というと離縁状で、男性が女性にたたきつけるものと思っていましたが、江戸時代は、女性が強かったので、かかあが櫛を投げ返して、亭主を追い出すことが多かったようです。

  追い出された亭主は、かかあの櫛を質に入れて、その夜の宿泊代にしたそうです。

  追い出された亭主の中には、そのかかあから突き返された櫛を別の女性にプレゼントして、そこに転がり込む者もいたそうです。

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

■【今日のおすすめ】

 【経営コンサルタントへの道】 3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質 6 気力・智力・体力

「ながら方式」でコンサルタントとしてテイクオフ
 「コンサルタント=中小企業診断士」と思い込んでいらっしゃって、中小企業診断士資格を取ってからでなければ、コンサルタントになれないと考えている人が多いです。
 私は、「ながら方式」をお薦めしています。「サラリーマンを続けながら」など「××をやりながら」コンサルタントとしての仕事を体得していく方法で、完全テイクオフまでの力をため込んでいけば、テイクオフ後がスムーズになると考えます。
 ただし、企業によっては副業を認めていないところが多いですので、その場合には、日本経営士協会のようなコンサルタント団体に入会して、プロと接しながら、準備を進めて行けばよろしいと考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

  ■【きょうの人】 0122 ■ 黙阿弥 歌舞伎狂言作者 ■ 大塩 平八郎 大塩平八郎の乱の首謀者

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《登録》M&A支援機関登録制度に係る登録フィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者の公表(令和6年度公募(11月分))
 中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築するため、中小M&Aガイドラインの遵守の宣言等をしたフィナンシャル・アドバイザー及び仲介業者が登録が終わり公表されました。(令和6年12月17日)
 FP資格を持っている先生は、この制度を利用されるのもよろしいでしょう。
 https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2024/241217m_and_a.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 指定野菜と特定指定野菜」

 農林水産省は、消費量が多く国民生活に重要な野菜を「指定野菜」としています。現在指定されている野菜は、キャベツやダイコン、トマトなど14品目があるそうです。指定野菜より1つランクが下になりますが「特定野菜」というのが35品目あります。
 指定野菜は、安定的な生産を促すため、価格が著しく下がった場合に、生産者に補助金が支払われるなどのメリットがあるそうです。

 健康に良いや際の一つですが、子供達が嫌う野菜でもありますね。

  東京に高野山があるとは知りませんでした!! 121

 東京港区高輪といいますと、都内の高級住宅地のひとつです。

 慶応義塾大学のあるところと言えば、お解りになる方も多いかと思います。

「シロガネーゼ」の名前で知られます白銀地域のある場所としても知られています。

 江戸御府内八十八か所巡りの一環で一番札所の高野山東京別院を訪れることにしました。  和歌山県の高野山真言宗の東京別院ですが、総本山の金剛峰寺をイメージすると大違いです。

 しかし、都内にある寺院としては、広い土地にデ~んと構えているのですから、立派なものです。

 1月21日は「初大師」でしたが、東京別院の門前にも太子像がありました。

 真言宗のお寺には、大師堂があったり、太子像があったりしますね。

 昨日のブログでは、香川県善通寺の太子像を掲載してあります。

 御府内八十八ヶ所巡りの一番札所ですので、ここで御朱印帳とガイドブックを揃え、ご記帳をお願いしました。

 お恥ずかしながら、東京に高野山の別院があることを知りませんでした。

 東京にいながら高野山の御利益をいただけるのですから、ありがたいことです。

 昨年、高野山に行ってきました。その写真がサイトに掲載されていますので、そちらも併せてご覧下さると幸いです。

   高野山写真集

    http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/wakayama/wakayama-kouyasan.htm

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【きょうの人】 0122 ■ 黙阿弥 歌舞伎狂言作者 ■ 大塩 平八郎 大塩平八郎の乱の首謀者

2025-01-22 06:33:00 | 【話材】 きょうの人01月

 

  【きょうの人】 0122 ■ 黙阿弥 歌舞伎狂言作者 ■ 大塩 平八郎 大塩平八郎の乱の首謀者

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 黙阿弥 歌舞伎狂言作者


 河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ)
 文化13年2月3日(1816年3月1日) - 明治26年(1893年)1月22日)


 旧字体では「默阿彌」と印しました。江戸時代に日本橋で生まれた歌舞伎狂言作者です。

 江戸・日本橋の裕福な商家吉村勘兵衛の二男に生まれましたが、若い頃から読本、芝居の台本、川柳や狂歌の創作にふけるようになりました。それが高じて、14歳で親から勘当されてしまうほどでした。

 貸本屋の手代となって生計をたてるようになるのですが、仕事はそっちのけで朝から晩まで読書三昧の日々を送ったのですが、これが将来の糧となりました。

 やがて「芳芳」の雅号で狂歌や俳句、舞踊などで頭角をあらわすようになり、とうとう貸本屋を辞めて、芝宇田川町の踊りの師匠お紋(歌舞伎役者二代目澤村四郎五郎の娘)の紹介で、五代目鶴屋南北の門下となりました。

 抜群の記憶力の持ち主で、『勧進帳』などは若い頃から読み尽くしているので暗記して難役・弁慶をつとめる七代目市川團十郎を後見する程にまで成りました。二代目 河竹 新七(かわたけ しんしち)を襲名し立作者となりました。

 幕末には市川小團次との提携により『三人吉三廓初買』(三人吉三)を始め名作を次々に発表するようになり、ついには歌舞伎狂言作者の売れっ子作家となりました。

 明治26年(1893年)1月22日に、77才で歿しました。

 

■ 大塩 平八郎 大塩平八郎の乱の首謀者


 おおしお へいはちろう
 寛政5年1月22日(1793年3月4日)-天保8年3月27日(1837年5月1日)


 江戸時代後期の儒学者、大坂町奉行組与力で、大塩平八郎の乱を起こしました。

 通称は、平八郎、諱は正高、のち後素(こうそ)、字は子起、号は中斎です。

 揚羽の家紋を持ちます大塩家は、今川氏の末流で、代々大坂東町奉行組与力を務めていました。平八郎は初代の大塩六兵衛成一から数えて8代目にあたります。

 大塩平八郎の欄を蜂起する前年の天保7年(1836年)秋、米価高などの影響で、甲斐国「天保騒動(郡内騒動)」や、三河国挙母藩の「加茂一揆」などの大騒動が各地で発生しました。

 各地で不穏な動きが出て、砲術を中心とする軍事訓練が開始されました。

 大潮は、蔵書を処分するなどして私財をなげうって、救済活動を行います。しかし、もはや武装蜂起によって奉行らを討ち、豪商を焼き討ちして灸をすえる以外に根本的解決は望めないと考えました。

 天保8年に門人、民衆と共に蜂起します。大塩平八郎の乱です。腐敗した役人にも目をつぶることができなかったのでしょう。

 しかし、同心の門人数人の密告によって事前に大坂町奉行所の知るところとなり、蜂起は不発に終わりました。

 その後、一旦は、逃げ延びましたが、告発により、再び窮地に追いやられ短刀と火薬を用いて自決することになりました。享年45でした。 

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

2025-01-22 00:03:00 | 【今日は何の日01月

 

  【今日は何の日】 1月22日 カレーライスの日 中国がGDP世界第二位になった日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ カレーライスの日

   昨日は、本格的なインドカレー伝来の話を記述しました。今日1月22日は「カレーライスの日」です。

 1982(昭和57)年に、全国学校栄養士協議会が1月22日の給食をカレーのメニューにすることに決め、全国の小中学校で一斉にカレーが給食で出されました。これを記念して、この日が定められました。

 子供達の多くはカレーが好きなのは、私の子供の頃と変わらないようです。誕生日を家族が祝ってくれたのですが、その時にはカレーを作ってもらいました。

 大人になって、知人と話しているときにやはり誕生日のカレーが楽しみだったと言うことを聞きました。その時に、「皆同じなんだナー」と思ったことを思い出します。

 

■ 中国がGDP世界第二位になった日

 2010年1月22日に、中国の国内総生産(GDP)の実質成長率が10.3%であり、日本を抜き、世界2位の経済大国になったというニュースが流されました。

 それと共に、中国の物価高騰や格差の問題をセットにしてマスコミを賑わしました。とりわけ1人あたりのGDPは日本の十分の一であることが強調されたことをご記憶ではないでしょうか。

 後者の中国が抱える問題点を併記するところに、第二位の座を奪われた悔しさが滲み出てきているようで、感情を含めないで報道するマスコミですが、やはり日本人なのだなと、ホッとするような気がします。

 この時から、日本はGDP第3位へ転落しました。2024年には、円安などの要因があるもののドイツに抜かれて第4位になってしまいました。

 これらを始め、日本の凋落傾向に悲観的になっていない人は少ないでしょう。しかし、マスコミの論調とは裏腹に、外国では、日本の国力が評価されていることはあまり報じられていません。

 バブルがはじけて、各種の国際統計上で日本の地位低下が報じられ、日本の経営者は自信喪失に落ち込んでいます。しかし、経営コンサルタントの視点で、企業を個別に見るとまだまだ手がつけられていない部分が多く、変革をすべき課題をたくさん抱えています。それはとりもなおさず、日本企業の成長の余地が残っていることと考えます。

 1968年に、ドイツ(当時の西独)を抜いて世界第二位(当時はGNP)に躍り出ました。その時に欧米のマスコミは、「1人あたりGNPがドイツの三分の一以下の低賃金で、安かろう、悪かろうの製品を輸出して・・・」という報道が多かったことに、日本のこの問題での報道に類似性を感じています。

 中国が日本を超えることが確定したのは2010年のことですが、中国の民主化・近代化が促進されはじめた頃から、時間の問題と見なされてきました。一部のエコノミストは2025年にはアメリカを抜いて世界第一位になると言っています。

 また、インドも今後経済発展を遂げて、日本を抜きくことは必定であるだけではなく、今世紀半ばには中国をも抜いて世界一位になると言われています。インドだけではなく、他のBRICsや、中には「新・新興国」と言われる国々も日本に肉薄してくるかもしれません。ASEANなど地域経済活動による成長もあります。

 日本は、札束で頬をたたいたり、上から目線で見るのではなく、日本の強みを発揮して、「共に」成長していくことが大切だと考えます。

 このような状況は、やがてやってくるでしょうから、それに対して努力をしないのはおかしいですが、一方でQOL(Quality Of Life)という言葉もあることを忘れてはいけないと思います。それには、まず政治家と言われている人達が、「政治屋」ではなく真の「政治家」になることではないでしょうか。

 

■ その他

 ◇ 黙阿弥忌  

 

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