経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■ 経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 第6回

2012-10-03 15:44:24 | ◇経営特訓教室

■■ 経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 第6


2 経営士・コンサルタントに必要な知識・能力をつける

2-2 複々線思考と行動

 専門分野は、広く、深いほど結構ですが、独立起業後、始めから「先生」として偉ぶるのではなく「お手伝い」をさせてくださいというような姿勢からスタートしてもよいのではないでしょうか。そのように考えると、一般の人より詳しければ、お手伝いをしながら勉強することでなんとかなります。独立起業後は、自分が専門としている分野に強い経営士・コンサルタントから直接手ほどきを受けながら、自分の仕事を進めれば良いでしょう。

 私は「ながら方式」ということをお薦めしています。

「ながら方式」というのは、何かをしながら別なことを並行して行うことであり、われわれの年代の人には、ラジオの深夜放送を機器ながら受験勉強をするという経験をお持ちでしょう。現代の若者であれば、音楽を聴きながら携帯電話を使うなどということを当たり前のようにしているでしょう。

 これとは、少々異なりますが、平素、自分の仕事を続けながら、それと並行して通勤時間を利用したり、週末に資格取得の準備をしたりするという方法もながら方式です。サラリーマンを続けながら、週末コンサルタントをしている人もいます。

 経営士・コンサルタントというのは、複数のクライアントの業務を並行して行います。すなわち、できる経営士・コンサルタントほど複々線思考ができ、複々線行動ができるのです。複々線思考・行動ができない人は、それなりの方法論を採らないと経営士・コンサルタントとして成功するのは難しいとも言えます。

 では、経営士・コンサルタントに特化した勉強法というのは具体的にはどのような方法があるのでしょうか?

 具体的な方法論は、市販されている自己啓発の本などを参考にされると良いでしょう。本をベースに自分で努力をするとか、通信教育を利用するとか、専門学校に通うなどの方法が紹介されていると思います。

次号「2-3 専門分野の実力向上法」に続きますのでお楽しみにしてください。


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■■【アメリカ経済の読み方】時系列的に見ると理解が深まる アメリカ追加金融緩和

2012-10-03 11:13:00 | ◇経営特訓教室

■■【アメリカ経済の読み方】時系列的に見ると理解が深まる アメリカ追加金融緩和

 最近の経済ニュースのエッセンスを、独断と偏見でもってまとめてみました。


◇ バーナンキ議長、追加金融緩和を継続 2012/10/04

 FRBのバーナンキ議長は、先月決定した追加の金融緩和について、雇用情勢の改善が見通せるまで続ける姿勢を強調しました。アメリカの失業率が高止まりしていることがその大きな理由です。

 ただバーナンキ議長は、アメリカ経済は弱いながらも回復を続けており、不況に陥るとは思っていないということを強調しています。

                   追加の金融緩和で大量のドル資金が市場にあふれると、インフレやドル安をもたらすだけにバーナンキ采配は微妙です。

◇ アメリカ追加金融緩和 2012/09/14

FRB(連邦準備制度理事会)は、景気や雇用改善のためには追加の金融緩和策が必要と考え、約2年ぶりに緩和に踏み切ることを決めました。

                 バーナンキFRB議長は、「アメリカ経済の現状は、雇用情勢は深刻で、景気は緩やかに改善しているものの失業率の低下につながっていない。雇用をもっと増やし失業率をさらに下げて、より力強く持続的な成長が必要だ」と強調しました。

                 当然のことながら、これを受けて市場は即反応し、株価が急上昇しました。

◇ アメリカの干ばつの影響 2012/09/14

 アメリカは、世界一のトウモロコシ生産国です。それが記録的な干ばつの影響で、6年ぶりの低水準に落ち込む見通しです。

                 大豆の世界有数の生産国のひとつでもありますが、こちらは9年ぶりの低水準になる予測が出ています。

                 トウモロコシや大豆の先物価格は過去最高値の水準まで高騰していてます。その結果、すでに飼料価格も上昇しているので、牛肉をはじめ畜産品の価格は最大5%程度の値上がりも懸念されています。

                 小麦価格の高騰も先行しており、日本の食料品関連への影響は必至といえます。

◇ アメリカの雇用環境はまだ不透明

                 アメリカの先月の失業率が労働省より発表されました。前月比で多少改善しましたが、景気の現状を示す指標として市場が注目する「農業分野以外の就業者数」が、予想を大きく下回る結果でした。

                 FRB(連邦準備制度理事会)では、「景気の回復が続いていると確認できない場合は、速やかに追加の金融緩和が必要」と考えています。

                 大統領選挙の焦点が、景気や雇用情勢の回復であるだけに、追加の金融緩和策に踏み切るかどうかが注目されます。

◇ 世界の中央銀行、バーナンキ議長講演に注視

 FRBは全米12の地区連銀が企業に聞き取り調査をし、最新の経済情勢を報告書にまとめました。

 それによると景気は全体として僅かに拡大を続けているものの、企業の生産に一部減速が見られ、雇用の回復も遅いという見方を示しました。(2012/08/31)

 世界の注目のバーナンキ議長の発言を下記のようにまとめてみました。

 世界の中央銀行の関係者が集まるセミナーに出席し、8月31日、「危機後の金融政策」をテーマに、FRB(アメリカの中央銀行、連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長が講演しました。

 雇用情勢の回復が非常に遅いことなどに懸念を示し、改善に向けて、必要に応じて追加の金融緩和に踏み切る考えを改めて強調しました。

 「雇用の改善が非常に遅く、景気の現状はとても満足できる状態にない」と懸念を表明しました。

 「景気回復と雇用の改善のため、FRBは必要に応じて追加の金融緩和に踏み切る用意がある」と対応策を述べました。1か月前のFRBの金融政策決定会合に続き、追加の金融緩和の可能性を改めて強調しました。

 緩和を実施する時期など具体的な内容を示唆する発言がなく、少々期待外れの講演であったと思います。それだけ世界経済の不透明感の強さが厳然と存在しているのでしょう。

 9月7日(金)に雇用統計が発表され、12日から2日間、金融政策を決める会合が開催されます。雇用統計のの結果を見て、バーナンキ議長が金融政策を判断するつもりでしょう。(2012/09/01)

◇ アメリカ経済の見通しは・・・

 アメリカ商務省によると、第2四半期(4~6月)のGDPは、年率換算で、第1四半期と比べて0.2ポイント上回り、実質で1.7%のプラスとなりました。

 アメリカではGDPの約7割が個人消費ですので、個人消費の動向が景気の変動に影響します。その個人消費が、1.7%のプラスでした。これは、先に発表された速報値よりも0.2ポイント上向きになり、景気の改善の徴候と読めないことはありません。

 しかし、その伸び率は昨年末や第1四半期に比べて小幅になっていますので、景気回復の勢いは落ちてきているとみるべきでしょう。

 企業の設備投資や住宅投資はプラスでしたが、速報値よりも下方修正されたので、決して楽観できる状況ではないことが解ります。

 大統領選挙でロムニー氏が勝つと、ちいさな政府を目指しているだけに予算の大幅な引き締めが行われるでしょう。これがアメリカの景気に悪影響を及ぼす懸念もあり、先行きは慎重にみるべきでしょう。(2012/08/30)

■ 先月のバックナンバーも見てね!! 最終【アメリカ経済の読み方】 ←クリック

【 注 】 括弧内日付は、ブログ掲載日


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■■【日刊経営マガジン 水】 東西ドイツの統一

2012-10-03 08:39:00 | ◇経営特訓教室

■■【日刊経営マガジン 水】 東西ドイツの統一

 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けします。


今 日 は 何 の 日  一年365日、毎日が何かの日です。
                     季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                     これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック
今日は何の日インデックス   日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 今月の【今日は何の日】   【今日は何の日】のダイジェストを月単位で閲覧できます
東西ドイツの統一

 1990年10月3日、東西ドイツが統一されました。分裂以来45年ぶりのことで、ドイツ連邦共和国が誕生しました。歴史のその時にいた自分の感動を思い出します。

 ベルリンの壁を壊すシーンはテレビでもよく放映されますが、それから1年にも充たない時期に、スピーディに事が運ばれました。

 何か、ことが成就するときと言うのは・・・・・<続き

今 日 の 出 来 事

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


                10月1日(月)

                財務省:8月の税収実績、10月見込みの財政資金対民間収支
                日銀:9月企業短期経済観測調査(短観)、生活意識に関するアンケート調査
                民間:9月と4~9月の新車販売台数・軽自動車販売台数、8月の鉄鋼輸出量
                新日鉄と住金の経営統合会社「新日鉄住金」が発足
                中国:9月製造業購買担当者景気指数(PMI)
ユーロ圏:8月失業率
アメリカ:9月サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、バーナンキFRB議長講演


2日(火)
厚労省:8月勤労統計速報
                日銀:9月マネタリーベース、10月当座預金増減見込み
電気機器とITの国際見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン2012」開幕(6日まで)
アメリカ:9月新車販売台数

3日(水)
アメリカ:9月ADP雇用リポート・9月ISM非製造業景況感指数

今 日 の 独 り 言
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

◇ ユーロ圏の失業率最悪 2012/10/03

 ユーロ圏のことし8月の失業率は11.4パーセントと、ユーロ導入以来、最悪の水準が続いています。しかも3か月続けてのことで、失業率の悪化に歯止めがかからない状態です。

  スペイン 25.1%
  ギリシャ 24.4
  ポルトガル 15.9
  アイルランド 15.0
  イタリア 10.7
  フランス 10.6

 スペインの場合には25歳未満に限定すると52.9%と若者の半数以上が失業している状況です。

◇ 日銀短観に動き? 2012/10/03

 製造業の大企業は今年度の設備投資額を、昨年度に比べ、12.3%増やすことを計画していて、6年ぶりに高い伸びとなる見通しです。

                   その背景は、企業経営者の多くが、当面、内需は底堅いたり、新興国の経済減速が反転するのではないかという見方があります。

                   日銀短観では3ヵ月ぶりの悪化した結果となっています。

                   日中関係の悪化は、業績に大きく影響することも懸念され、年度後半にかけて、企業業績や設備投資は下向きに修正されると考えて良いでしょう。

 就任早々の前原経済財政担当大臣は、日銀がデフレ脱却のため1%の物価上昇を目指すとしている金融政策について、「しっかりと対応を促すような発言をしていきたい」などと述べています。日銀に対し一段の金融緩和も含め、必要な対応を促していく考えを示したものです。

◇ 9月後半の世界動向を時系列で見る ←クリック

経 営 情 報 規模別製造工業生産指数(中小企業製造工業生産指数)7月分確報を公表しました

http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kibobetu/index.htm

                ◆「中小企業等協同組合法の一部を改正する法律」が公布されました

http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/2012/0912Kaisei.htm

                ◆「中小企業高度グローバル経営人材育成事業費補助金」の3次公募を行っています

 中小企業庁では、中小企業者が、海外における新たな事業展開を図る際の社内人材の育成を支援する事業を行っています。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2012/0903GlobalEmp.htm


  出典: e-中小企業ネットマガジン
■東京:知修塾 ――■

 チャネル戦略の実際
                 
                【コーディネーター】 経営士  酒井 闊 氏

■概 要

                 知修塾では、コンサルタントとして要求される能力の中でも、主に知識の修得と表現力を養うことを目的としています。

                 知識の修得面では、統一テーマと個別テーマで知識を広めてゆきます。

                 統一教材「営業戦略の実際」を中心に、統一テーマの「営業・マーケティング」を採り上げ、営業・マーケティング部門強化のコンサルティングに備えます。一方個別テーマは、統一教材に準じた毎月のテーマに関係する、自分の得意な分野や苦手な分野のテーマ作りを行い 調査・整理して、参加する方々を前にしてプレゼンテーション(報告)を行います。

                 参加者は、そのプレゼンテーションの方法・内容に関して議論・討論を通して知識と表現力・実戦力を修得をしてゆきます。


■日 時:平成24年10月11日(木) 19:00~20:45

■会 場:日本経営士協会会議室
                     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F
                     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

                ■受講料:塾員以外の方でも下記受講料で受講できます
     ビジター 2,000円/回
                     会員   1,000円/回
                     塾員   無料

■対 象:経営コンサルタントに関心ある人
                     経営知識を吸収したい人
                     人前で話をする技術を習得したい人
                     プレゼンテーション技術を習得したい人

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                ●詳細情報
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20121011.htm
■ 経営コンサルタントを目指そう 福岡:公開セミナー ――■

 経営コンサルタントを目指している人は、「中小企業診断士の資格を取ってから」と考えてはいませんか?経営コンサルタント独立起業開業のためのセミナーです。

                 経営コンサルタント業に関心のある方や一般企業の経営者・管理職にも「若手育成」という観点で、今回のテーマは見逃せません。

【第1部】
                 60%が失敗している新人若手育成
                 ~ 新人若手を短期間で育成する方法 ~
                 
                 飛躍的に成果が上がるペア創りとOJT法

                【講師】 経営士  平野喜久臣 氏(日本経営士協会 九州支部長)   

【第2部】
                 経営コンサルタントは企業で何をするのか?
                 ~ アイデンティティを明確にしよう ~
                 
                 経営コンサルタント歴35年の経験を活かし
 経営コンサルタント独立起業、成功のノウハウ
 
                【講師】 経営士  今井 信行 氏(日本経営士協会 理事長) 
                      http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0017.htm?s

                ■日 時:平成24年10月10日(水) 14:00~17:00

■会 場:タカクラホテル福岡
>> http://www.takakura-hotel.co.jp/

                ■参加費:一般参加は無料です。

■問合せ:日本経営士協会 九州支部
>> http://kyushu.jmca.or.jp/modules/pages/index.php?content_id=2

                ●詳細情報・受講申込み
http://kyushu.jmca.or.jp/

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■■経営コンサルタントと上手に付き合う法 【経営コンサルタント道場】<o:p></o:p>

<o:p></o:p>

経営コンサルタントにもいろいろあります。

 
世の中には、「コンサルタント」と呼ばれる人はたくさんいます。投資コンサルタント、財産管理コンサルタント...しかし、このページでは、経営に関するコンサルタントをいかに活用するかをご紹介します。

 経営に関するコンサルタントといっても、いわゆる経営コンサルタントもいます。税務や財務などの相談者としては、公認会計士や税理士といった先生が一般的です。

 
しかし、目先の資金繰りに困ったときには、それ専門のコンサルタントもいます。労務関係としては、社会保険労務士がいますし、官公庁向けや公的な書類を作成するためには司法書士や行政書士という先生がいます。

 

経営情報関連では、ITコーディネータや情報関連の各種資格を持っているコンサルタントがいます。経営者としての個人資産の管理に関しては、ファイナンシャル・アドバイザがいます。<o:p></o:p>

 

世の中が複雑になるに従って、昔のようにゼネラル・コンサルタントという一人の先生に何でもお任せできる時代ではなくなってきました。それぞれ目的に応じて、最適なコンサルタントを選ぶことが重要です。・・・・・MORE ←クリック


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■■【経営コンサルタントの独り言】 ニューヨーク州のデパート

2012-10-03 06:34:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

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