経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【中国経済の読み方】時系列的に見ると理解が深まる 中国のGDPが連続で前期を下回る向

2012-10-18 16:37:47 | ◇経営特訓教室

■■【中国経済の読み方】時系列的に見ると理解が深まる 中国のGDPが連続で前期を下回る

 最近の経済ニュースのエッセンスを、時系列的に、独断と偏見でもってまとめてみました。


◆ 中国のGDPが連続で前期を下回る 2012/10/19

 中国の国家統計局が7月から9月までのGDP(国内総生産)について発表しました。

 前年同期と比べて7.4%のプラスとなりましたが、これまでの四半期と比べると7期連続で伸び率が前の期を下回ったことになります。リーマンショックの影響を受けた2009年第1四半期以来の低い水準となりました。景気の減速傾向が一段と鮮明になっています。

 ヨーロッパの信用不安の長期化で、中国経済をけん引してきた輸出の伸びが大幅に鈍っています。それに加えて中国国内において、個人消費の伸びが鈍化しています。先行きの不透明感が主因です。

 日本車の販売が激減しているのは、反日感情に加えて個人の買い控えが営業しているといえます。

 中国政府は、所得格差是正のため、今年の経済成長率の目標を、去年までの8%前後から7.5%に引き下げたのですが、予想以上の鈍化といえます。IMFも中国のGDP伸び率を下方修正しました。

 11月には最高指導部が交代するのですが、共産党大会を前に新たな対応策が打ち出されるのでしょうか。

◇ 中国貿易動向 2012/10/15

 中国の税関当局の発表によりますと、9月の輸出額は、1か月の輸出額としては過去最高を記録しました。これは前年同月比で9.9%上回る1863億5000万ドルでした。

 電子機械などの輸出が好調、落ち込んでいた衣料品などの輸出も増加に転じたためです。

 一方、輸入額も、前の年の同じ月に比べて2.4%増えて1586億8000万ドルでした。

 日本との貿易は減少、尖閣諸島の国有化をきっかけに中国各地で反日デモが行われるなど、日中関係の冷え込みが影響したものとみられます。

 北朝鮮との貿易促進など関係強化も進んでいます。北朝鮮の企業約100社が参加して、中国東北部で初めての大規模な見本市が開催されました。

◇ 中国の反日デモの被害 2012/10/05

 9月に起きた中国の反日でもの被害総額は算出できないほどの被害が想定できます。

 イオン一社の建物と商品の被害額だけでも約7億円といいます。これには、修理費や店舗を閉めている間に本来あったはずの収益の機会損失額などを計算すると有に10~20億、あるいはそれ以上になるかもしれません。

 当初70店舗の新設を20店舗余りに修正したといいますから、その機会損失を勘案すると一企業で補える金額ではないですね。もちろん、保険に加入しているでしょうが、その求償は実損にも追いつかないでしょうから、泣きっ面に蜂ですね。

 その影響は日本企業だけではありません。

 中国経済にも大きなマイナス影響を及ぼすでしょう。

 保険会社は、再保険を利用しています。再保険の相手は海外の保険会社ですから、日本以外の保険会社も損失を被ることになります。

 オーストラリアが、中国の経済成長の減速で、鉱物資源の輸出が減少したことから、およそ4年半ぶりの大幅な貿易赤字となったと発表しました。

 これは、今回の直接的な影響ではありませんが、それが中国経済の減速に拍車をかければ、各国の輸出に影響を及ぼすでしょう。

 早く沈静化して欲しいですね。

◇ 中国経済停滞気味
 2012/09/11

 6ヵ月連続で増加していた中国の8月度輸入額は、国内の景気の減速などを背景に前年同月を2.6%下回り、7か月ぶりに減少に転じました。輸入額は1513億1300万ドルでした。

 国内景気が減速し、ヨーロッパの信用不安・輸出鈍化に伴う原材料や部品などの需要減少が原因でしょう。

 8月の消費者物価指数は、世界的な穀物価格高騰による食料品価格高騰で、前年同月比で2%上昇しています。それに対して生産者物価指数は、3.5%減少しています。6か月連続のマイナスです。

 胡錦濤主席が、APECで国内景気重視の発言をしたのは、TPPへの当てつけだけではなく、このような背景があったと考えられます。


【 注 】 括弧内日付は、ブログ掲載日


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■■【世界経済の読み方】 エッセンスをコンパクトにまとめました

2012-10-18 16:09:49 | ◇経営特訓教室

■■【世界経済の読み方】 エッセンスをコンパクトにまとめました

 日本経済とアメリカ経済ヨーロッパ、中国については、お手数でもそれぞれ独立したブログをご参照くださるようお願いします。

 ここでは、それ以外の国の経済環境に関するニュースついて、独断と遍編でもって選択し、できるだけ公平・公正にお伝えします。その後に、私見を簡単に述べさせていただくこともあります。

 ご参考にして下さると幸いです。

◆ 韓国のアフリカ進出政策 2012/10/18

 韓国政府は、2年に1度アフリカ諸国との国際会議を開催しています。

 今年は、過去最多となる35か国の閣僚をソウルに招きました。韓国の得意分野である情報通信やインフラ整備などで総額400億円余りの支援をしていくことになりました。

 その内容は、ITを駆使した効率的な行政サービスや、道路・交通の基盤作りがあります。そのほか、医療従事者の育成など、内容としては多岐にわたっています。

 日本や中国と比べて、支援の規模は小さいですが、韓国が得意とする分野に焦点を当てての重点化です。弱者の戦略と言われる重点化は、経営の基本ですので、侮れない存在といえます。


◆ 民主化が進むミャンマーを目指す日本企業 2012/10/17

 「アジア最後のフロンティア」と呼ばれるミャンマーのヤンゴン向けの全日空定期便が、12年ぶりに飛び立ちました。

 軍部政権によりスー・チーさんらの迫害などから、欧米諸国から経済制裁を受けていましたが、改善が見られると緩和が進んで来ました。

 その背景には安くて豊富な労働力があり6000万人という大きな市場があることです。

 「ビルマの竪琴」でも知られる旧国名ビルマが1989年に現在のミャンマーに改名されました。歴史的には日本との結びつきが深く、日本への期待は大きいです。

 経済制裁下で中国がつばを付けて一人勝ちをしていましたが、スー・チーさんがいみじくも言っているように「中国はお金儲けだけが目的」と評判が良くありません。

 電力事情が良くなくてすでに進出している日系企業の生産効率は必ずしも良いとはいえません。しかし、丸紅が火力発電所の改修工事の受注したら、インフラ整備事業への参入も進んで来ました。

 日本の高い技術により、新興国と言われる国に変身できるかもしれません。

◇ 東南アジアで水ビジネスを開始 2012/10/16

 フランスなど、水ビジネスのメジャーが日本へも進出しつつあります。中国は、すでに北海道の私有林を購入したというニュースも入りました。

 一方、日本も水ビジネスでグローバル展開をしようと商談が始まっています。

 その一つがタイの首都バンコクにある水道公社と都の外郭団体が近く契約を結ぶ運びとなりました。

 本格的な水ビジネスとはいえませんが、タイの水道管の水漏れに対する補修工事などをする際に技術支援を行っていくことになったのです。

 タイでは水道管の水漏れや水道メーターの計量ミスなどによって、水道料金の収入に結びついていない割合が約30%を上っているようです。

 すでに昨年バンコクの一部地域で試験的に対策工事を行ったところ、3%にまで改善したということです。

 今回は、補修工事という一部の受注です。

 日本の水道は技術的には高いものの、これまでは縦割り行政のために総合力で課題が懸念されています。官民一体となってトータルで水ビジネスにおけるサービス提供を開始したわけです。

 総合力での力がつけば、各技術は高いだけにグローバル世界での活躍が期待されます。


◇ IMF・世銀総会が東京で開幕 2012/10/09

 IMF(国際通貨基金)と世界銀行には、世界中の188か国が参加しています。各国の財務相や中央銀行総裁が集まって開催されるのが年次総会です。ラガルド専務理事をはじめ、民間の金融機関なども含まれ、約2万人の関係者が日本を訪れます。

                 IMFと世界銀行の年次総会は原則としてワシントンで開かれます。しかし3年に1回はワシントン以外で開催され、当初はエジプトで開催される予定であったものが、政情不安のため急遽開催地が変更されました。

                 その結果、10月9日から14日まで東京で開催されることになり、東京での開催は東京オリンピックが開かれた昭和39年以来、48年ぶりのことです。

                 日本との関係が悪化している韓国のパク・チェワン企画財政相や中国の政府高官も来日する予定です。

                 今回は、長引くヨーロッパの信用不安や、これに伴う中国をはじめとする新興国の景気減速への対応など、世界経済の安定と成長に向けたさまざまな議論が行われる見通しです。

                 また総会とともに、先進7か国によるG7、財務相・中央銀行総裁会議も開かれます。また、経済や金融、貧困など、直面する課題を話し合う、約200ものセミナーや会議も開催されます。

【Wikipediaを基に編集】 IMF(国際通貨基金 International MonetaryFund)

 為替相場の安定を図ることなどを目的に1944年7月にアメリカ合衆国ニューハンプシャー州のブレトンウッズで開かれた国際連合の「金融・財政会議」のブレトン・ウッズ協定によって、戦後復興策の一環として国際復興開発銀行と共に1946年3月に29ヶ国で創設された。
 本部はアメリカ合衆国のワシントンD.C.。現在の加盟国は188ヶ国。

◇ APEC閣僚会議が開幕 2012/09/05

 太平洋を囲む21の国と地域が参加するAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の閣僚会議が、ロシアのウラジオストクで開催されます。

 天候不順を背景にした世界的な穀物価格の高騰を受けて、輸出規制などの保護主義的な行動を規制し、食料の安定供給体制について意見が交わされます。

 環境関連の製品の関税を2015年までに5%以下に引き下げるという目標についても踏み込んだ討議がなされることを期待しています。


◇ APECにおけるロシアのしたたかな狙い 2012/09/06

 APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議が、ロシアのウラジオストクで開かれました。

 今回のAPECは、その討議の中味よりは、開催国のロシアは別の所に狙いがあるのです。

 NHKの解説委員である山内聡彦氏は、「APECを利用して国の威信を高め、国内の開発や対外戦略を進めるという狙いがある。その戦略はシベリア極東を開発し、アジア太平洋地域に進出するというものだ。背景には欧米の経済が悪化して石油やガスが売れなくなり、生産も減り始めているという事情がある。このためAPECをきっかけに東シベリアや極東の資源を開発し、アジア市場に売りこもうとしている。」と述べています。

 ロシアの東の玄関といわれるウラジオストクは、単なる宮こうから一台工業地帯に変貌しています。それもそのはず、ロシアが約2兆円もの資本を投じているのです。

 エネルギー輸出のために全長4000キロパイプラインを建設しています。マツダが進出するほど自動車産業の一大拠点としても注目を浴びています。

 中国と良好な関係を保ちながら、日本や韓国とも関係を強めようというしたたかさが、その裏に見え隠れするAPEC開催です。


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■【一口情報】 経営士とは

2012-10-18 15:53:25 | 【専門業】 経営コンサルタント成功法

■【一口情報】 経営士とは  <o:p></o:p>

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 戦後復興の切り札の一つとしてできた公認会計士制度とともに、政府や民間の勧奨で、昭和28年に誕生した日本で最初の経営コンサルタント資格です。<o:p></o:p>

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 中小企業診断士より10年早く誕生し、中小企業診断員(今日の中小企業診断士)の育成に尽力し、日本の経営コンサルタント業界の勃興・発展に寄与してきました。<o:p></o:p>

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 今日では、内閣府の所轄団体である日本経営士協会として、経営士の資格付与を行っています。その定款には、経営士とは下記のように記されています。<o:p></o:p>

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 経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練並びに管理を業とする者及び業としようとする者<o:p></o:p>

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 詳細は、私どものサイトをご覧ください。同サイトから協会サイトへもリンクが貼られています。<o:p></o:p>

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 日本経営士協会に関するサイト ←クリック<o:p></o:p>


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■■【連載 電通鬼十訓】 第4訓 難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げるところに進歩がある

2012-10-18 12:57:40 | ◇経営特訓教室

■■【連載 電通鬼十訓】 第4訓 難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げるところに進歩がある

 経営コンサルタント歴35年を記念して、経営トップの皆様だけではなく、経営士・コンサルタント・士業の先生方にもご参考になると信じ、ここにまとめてみました。

 毎月、第三木曜日の午前中にお贈りいたします。

 グローバルな視点の経営者・管理職  

  ”当たり前”が実行できる


  経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。

 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをすることです。

 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「経営トップ15訓」としてまとめ、ブログで紹介したところ大変に好評でした。

 その「経営トップ15訓」の附章で「電通鬼十訓」を紹介したところ、これについても是非私の言葉で紹介して欲しいというご要望をいただきました。ブログで掲載し、そのバックナンバーをここにまとめて掲載いたしますので、ご笑読ください。

 なお、ここでご紹介する文章は、株式会社電通様とは何ら関係はありません。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。

電通鬼十訓  【第4訓】
難しい仕事を狙え、
そしてそれを成し遂げるところに進歩がある
■■ 【第4訓】 難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げるところに進歩がある

  Welcome difficult assignments. Progress lies in accomplishing difficult work.

■ あたり前のハードル

 第3訓の「大きな仕事に取り組め、小さな仕事は己を小さくする」という項で、「あたり前のことがあたり前にできる」というお話をしました。

 「あたり前」とは何かをキチンと理解し、それが成長することの大切さに触れました。あたり前が成長することが、第4訓の「難しい仕事」に通じます。

 ハードルが高ければ、それだけ挑戦意欲も高まります。しかし、これまでにも触れてきましたように、ハードルは高すぎてもいけません。なぜなら、途中で挫折して、折角(せっかく)の挑戦意欲も萎えてしまいかねないからです。

■ 中小企業の売上計画の立て方

 私のクライアントの一つに初めて訪問して驚いたのは、売上計画を達成したことが一度もないことです。売上計画はあるのですが、その決め方が問題です。社長は、「現状は○○であるから、○○億円の売上があってもしかるべきだ」という発想で、売上計画を立てていたのです。

 それを12ヵ月で等分して、月々の売上計画値としていました。

 この企業では、売上計画の数値に具体的な根拠がなく、大きな数値になっているので、営業パーソンは自分の売上計画値すら知らないです。目標もなく、結果として売上計画比○%という数値が出ているだけです。その達成率の意味を理解しようともしていません。

 目標が高すぎると、達成感、達成した喜びというのを味わえないので、目標は絵に描いた餅にすぎなくなってしまいます。

■ 売上計画の立て方の実践

 売上計画に限らず、経営計画を立案するときに計画値の設定手法にはいろいろとあります。

 トレンドを見ながら予測値を推計して、経営環境を加味し、手持ちの経営資産を勘案して数値を決めてゆくという、極めてオーソドックスでありながら理にかなった方法があります。

 私は、上述のクライアントで、経営計画立案研修という課題で幹部研修を行い、実際に年度計画を立てる支援をしました。年度計画値を基に、季節指数で算出した時に、営業部長が「なるほど、月々の売上計画というのは、毎月同じ数値ではなく、月によって変動して良いのですね」と言っていたことがショックであり、印象的で、何十年も経ったいまでも鮮明にその時の情景を記憶しています。

 その企業では、毎月の営業会議は、売上が上がらないことに対しての社長からの訓示だけで終わることが恒例でした。

 その企業は、産業機械のメーカーで、リードタイム(受注までの期間)が長いという特質を持っていました。私は、顧客管理の重要性を営業パーソン研修を通じて理解させ、顧客ごとの営業活動管理を定着させました。

■ 営業パーソンの成長

 これにより商談の進捗状況を営業管理職が把握でき、それをベースに営業パーソンにアドバイスをするようにさせました。その結果、顧客からの案件毎の受注金額だけではなく、受注確率の変化を営業パーソンが感じるようになり、行動の密度が上がってきたのです。

 次第に営業パーソンは自信を持つようになり、それまでは諦めていたような製造工程の改変やシステム化にまで踏み込んだ提案をするようになりました。以前であったら、自社の実力ではムリと考えられるような案件にまで手を出せるようになったのです。

 その結果、売上高だけではなく、付加価値が高い商品づくりができるために、利益率が格段と改善しました。

 「難しい仕事を狙え、そしてそれを成し遂げるところに進歩がある」という、この第4訓をまさに地で行った結果なのです。


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■■【日刊経営マガジン 木】  ドライバーの日

2012-10-18 07:06:40 | ◇経営特訓教室

■■【日刊経営マガジン 木】  ドライバーの日

 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けします。

 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック
今日は何の日インデックス  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 今月の【今日は何の日】  【今日は何の日】のダイジェストを月単位で閲覧できます
ドライバーの日  2012/10/18

 10月18日は物流産業新聞社が制定した「ドライバーの日」です。「ド(10)ライ(1)バー(8)」の語呂合せにより日が決まりました。

 トラックやバスなどを始め“プロ”のドライバーに対して感謝する日です。それとともに、制定目的としてはプロドライバーの地位向上を目指すことも含まれています。

 むしろ、後者の目的であるプロドライバーの・・・・・<続き

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

10月15日(月)
経産省:8月の鉱工業生産指数確報、枝野経産相記者会見
日銀:山口副総裁のあいさつ
アメリカ:8月企業在庫、9月小売売上高、10月ニューヨーク連銀景気指数・・・景気回復はホンモノか?
中国:9月消費者物価指数・卸売物価指数(PPI)・・・消費者物価指数は1.9%の上昇と比較的落ちついた状況
インド:9月卸売物価指数

16日(火)
民間:長谷川同友会代表幹事記者会見
アメリカ: 9月CPI(消費者物価指数)・鉱工業生産/設備稼働率、10月住宅市場指数
イギリス:9月CPI(消費者物価指数)
ドイツ:10月ZEW景気予測指数・・・EU牽引役の結果を示せるのか?
スペイン:国債入札(短期債)


17日(水)
民間:前日証協会長記者会見
アメリカ:9月住宅着工件数・・・景気回復はホンモノか?
イギリス:9月失業率・中銀金融政策委員会議事録


18日(木)
民間:岡村日商会頭・佐藤全銀協会長記者会見
アメリカ:9月景気先行指標総合指数・北米地域半導体製造装置BBレシオ 、10月フィラデルフィア連銀景気指数
欧州連合(EU):首脳会議(19日まで、ブリュッセル)・・・明るさが見えるようになるのか?
中国:7~9月期国内総生産(GDP)、9月工業生産高・小売売上高
スペイン:国債入札
【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

◆ 日欧経済連携協定は経済成長に繋がるのか? 2012/10/18

 経済界の代表とともに経団連の米倉会長がヨーロッパを訪問しています。

 パリでフランスのファビウス外相と会談しました。二人はEPA(経済連携協定)は双方の経済成長につながるという認識で一致したと報じられています。

 これは日本とEU(ヨーロッパ連合)の間で、貿易やサービスの自由化を目指す経済的な連携を結ぶことです。双方に新たな成長と雇用が生まれることが期待されます。

 EUは日本に対し、医薬品の承認手続きなどにおける非関税障壁の撤廃を要求してくるでしょう。海外の先進的な医薬品が開発から短期間に入ることになり、国民にメリットがある反面、日本における充分な知見なしに流入することになります。

 また鉄道などの分野を閉鎖的だとみているEUからは、その市場開放を強く求めてくるでしょう。その場合に、日本が築いてきた安全性を充分維持できるのか課題が残っています。

 上記を含めて日本国民が納得できれば、メリットもあることですから進めるべきでしょう。

 それを考えるに当たり、どのような国がEUに加盟しているのかを知っておく必要があると考えます。2007年1月に現在の加盟国になり、全部で27か国になります。(アルファベット順))

 オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ、ドイツ、デンマーク、スペイン、エストニア、フィンランド、フランス、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、 イタリア、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、 ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、イギリス

 ただし、EUは締結交渉開始については「数か月以内の合意」と現状では慎重です。

◇ 10月上旬の世界動向を時系列で見る ←クリック
◇ 9月後半の世界動向を時系列で見る ←クリック

◆平成24年度「統計調査票提出促進運動(10月1日~12月28日)」実施中

経済産業省では、当省が実施する統計調査に対し、一層のご協力をいただくため、10月18日の「統計の日」を含む10月からの3か月間を「統計調査票提出促進運動」として推進しています。

以下サイトでは、当省が実施する統計調査へ理解度を深めていただくため、調査票提出による皆様のメリットや記入負担の軽減方策などについて、ご紹介しております。是非とも一度ご高覧ください。

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/topics/sokushin/index.html

◆電子広報誌「旬レポ中国地域10月号」を発行しました

今月の特集は、「中国地域太陽電池フォーラム 2012年の取組」についてです。設立4年目を迎えた本フォーラムの今年度の活動内容をまとめました。この他、地域パートナーHOT情報やエッセイなど、盛り沢山の内容になっています。

詳細は、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/MT.htm


  出典: e-中小企業ネットマガジン
■東京:中小企業経営革新塾 ―――■

 いま中小企業に求められるIT戦略とは何か!?
 ~ 危機管理にクラウドを使い、BCP(事業継続計画)をどう生かすか ~
 
【講師】 小沢 広文 氏(株式会社IT・フィット 代表取締役 )

■概 要

 クラウド・コンピューティングと呼ばれるサービスでは、顧客管理のような企業の業務アプリケーション、メールサービス、ファイルを保存するストレージ・サービスやワープロや表計算といったオフィスアプリケーションを使用することが出来ます。

 本プレゼンテーションでは、クラウドサービスの特長と中小企業のBCP(事業継承計画)にどのようにクラウドサービスを活用したら良いのかについてご紹介します。

■日 時:平成24年10月17日(水) 18:30~21:00

■会 場:大田区産業プラザPIO 6階 E会議室
>> http://www.pio-ota.jp/plaza/map.html

■参加費:2,000円(当日徴収させていただきます)

■問合せ:俵経営コンサルタント事務所
>> TEL:090-7244-6058  E-Mail:info@consultor.jp

●詳細情報・受講申込み
>> http://www.consultor.jp/infomations.html

経営コンサルタント独立起業の必読書
 経営コンサルタントを目指す人の大半が、いろいろな疑問を抱えているのではないでしょうか。
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■■【一口情報】 経営のヒント「経営トップ15訓」<o:p></o:p>

 経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。


 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをすることです。


 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「トップ15訓」としてまとめてみました。経営トップの皆さんだけではなく、私自身にも必要なことなので「社員」という言葉と共に「会員」という言葉も使っています。


 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参ります。企業や組織などのトップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。もちろん、経営コンサルタント・士業の先生方にもご参考になると信じています。・・・・・MOREクリック


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■■【経営コンサルタントの独り言】 神嘗祭という言葉を知らない人が多くなりました

2012-10-18 07:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

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