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■■【経済の読み方】 2013年1月上旬を時系列的に見る

2013-01-19 07:31:23 | 知り得情報

■■【経済の読み方】 2013年1月上旬を時系列的に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでの流れをコンパクトにまとめてご紹介します。


◆ ロシアのグローバル・エネルギー戦略とその背景 2013/01/10

 エネルギー大国ロシアがエネルギーのグローバル戦略の見直しを迫られています。

                 NHK解説委員の石川一洋氏のテレビ番組「シェール革命に揺れるロシア」を興味深く見ました。

                 「シェール革命」とオーバーな表現で言われるほど、シェールガス採掘技術の開発は大きな影響をエネルギーの世界に及ぼし始めています。今まで採掘不可能と思われたシェール層と言われる地層から、天然ガスの採掘が可能となったのです。アメリカエネルギー省の予想によりますと2030年までにアメリカの天然ガス生産は2倍近くに増えて、その40%がシェールガスになるとしています。

                 アメリカでは、さらに最近ではシェールオイルと言われる原油も同様の方法で採掘が可能となりました。

                 アメリカ国内のガス価格は下落を続け、日本などアジア市場の5分の1以下の安さとなっています。オバマ大統領も、シェールガスやオイルなどの生産の増加によってアメリカはエネルギーの純輸出国となると自信を示しています。

                 ロシアは、2030年までに天然ガスの生産量、輸出量ともに1.4倍以上に増やすという強気の戦略を取ってきました。その背景には、ロシアのガス輸出の60%を占めるヨーロッパ市場へのパイプラインによる大量供給です。ほかに競争者がいなかったため、売り手市場の殿様商売を続けていました。

                 ガスOPECのようなガス生産国の組織を作り、他のガス生産国カタールやイランと手を結び、世界のガス市場への影響力を増すことも考えていました。

                 しかしこの戦略はアメリカのシェール革命を想定していませんでした。昨今の状況から、この前提条件はすでに破たんしていると言ってよいでしょう。このためロシアはあわてているのです。現在、戦略の改定を余儀なくされています。

                 それ加えて、これまでは北米輸出をしていた中東のカタールがヨーロッパに向けて安値で輸出を始めたのです。この状況に乗じてヨーロッパ諸国は当然、ロシアにガス価格の値下げを要求しています。

                 当然ロシアの目は、今まであまり重視していなかったまずアジアに目を向け始めました。東シベリアのガス田を開発、ウラジオストクへの3200キロにもおよぶガスパイプラインを敷設と、短期間にLNG液化天然ガスの基地作りの計画を決定しました。

                 地球温暖化の影響を受けて氷が減少した北極海に新たな航路を開き、北極海沿岸の天然ガスや原油を日本や中国に輸出しようと考えています。

                 高額なエネルギーコストを払い続けている日本としても、このさい対応を真剣に考えるべきです。

                 石川氏はポイントを3つ上げていますので紹介して起きましょう。

                 第一点は、原油価格連動性など既存のガス価格決定方法に代わる、新たな価格メカニズムを造ること

 第二点は、液化天然ガスによる世界市場形成

                 第三点はアジア市場でのマーケッティングです。

                 プーチン大統領が北方領土問題を含め対日外交に積極的な姿勢を示すのは、シェール革命に揺さぶられ、否応なくアジアに顔を向けるロシアの事情があります。安倍・プーチン両首脳は、平和条約締結に向けた作業を活発化させることで一致しています。

                 日ロ関係は新たに誕生した安倍政権とプーチン大統領との間で、ゆっくりと動き始めています。北方領土問題を動かすためにもエネルギーも含む日ロの戦略対話を始める機は熟していると言えるでしょう。

◆ ユーロの失業率が最悪 2013/01/09

 ギリシャに端を発した信用不安から、ユーロ圏だけではなく、元気であった中国を始め全世界の景気減速を引き起こしてから久しくなります。単一通貨精度そのものの存続にまで発展してしまいました。

                 EU(ヨーロッパ連合)の統計局が、発表したところによりますと、通貨ユーロを導入しているユーロ圏17か国の2012年11月の失業率は11.8%と、前の月より0.1ポイント悪化し、ユーロ導入以来最悪を更新しました。

                 失業率が最も高い国はスペインで26.6%でした。しかも前月より0.4ポイント悪化しています。とりわけ25歳未満の若者では56.5%で、かつ悪化しています。

                 ユーロ圏では緊縮策だけでなく経済成長や雇用創出を重視する政策を進めていますが、まだ効果は現れてなく、雇用情勢の悪化に歯止めがかかっていません。


◆ 日本企業の海外企業買収 2013/01/08

 アベノミクス(安倍政権による株価上昇)により、円安傾向が続いているといわれています。しかし、円安というより財政の崖問題の一時的回避によるドル高というべきです。すなわち、安倍総理による効果だけではありません。

                 日本は現在貿易赤字です。すなわち輸入の方が輸出より多いのですから、円高の方が短期的には日本経済にプラスなのです。円高であると原油・LNGをはじめとする輸入物価が安くなるからです。

                 円安は日本経済にプラスという見方は必ずしも正しくないことを私たちは認識すべきです。

                 2012年は円高できましたので、海外資産の購入も割安感がありました。その結果、日本の企業が去年1年間に海外の企業を買収したり出資したりした件数は500件を超えました。これは、平成2年のバブル経済の時期を上回って、これまでで最も多くなったことになります。

                 バブル時代を超える海外企業買収は、いつまで続くのでしょうか?バブルの時のように、バブルがはじけたらとたんに買収価格より安く手放した苦い経験を忘れてはなりません。


◆ アメリカの雇用状況が改善? 2013/01/07

 財政の崖を一時的ではありますが、回避できたことから、アメリカ経済に明るさが戻り始めているようです。

                 アメリカ経済の見方としてはいろいろな指標があります。私は、中でも失業利と雇用統計を重視しています。

                 アメリカの主要な企業が、去年発表した人員削減の数は52万人余りでした。これは過去15年間で最も少ないリストラ状況です。雇用状況が改善傾向にあるのかもしれません。

                 背景には、新車販売が好調な自動車業界、シェールガスやシェールオイルと呼ばれる新しいエネルギーの増産による関連産業、アップルの中国から国産への切り替えなどで新たな雇用が生み出されていると考えます。

                 一方で、パソコンからタブレット端末への急速な移行により、HP(ヒューレット・パッカード)のPC部門は大幅な人員削減をしています。金融危機以降、業績の低迷が続いている金融業界もIT業界以上のリストラです。

                 まだ、産業別にまだら模様がありすぎますので、景気の回復と読むことには抵抗があります。


◆ 農業が本格的なビジネスに 2013/01/06

 TPPで農業に関心が高まっている中、一方で農業にもビジネスとしての関心が高まっています。

                 これまで日本の農業は、生業的な発達とそれを支援する農協の努力で今日に至っている面が強いでしょう。そのために小規模農業、三ちゃん農業が中心でした。山が多く、平野での宅地化が進み、遊休農地があり、となかなか大規模農業が進みません。

                 その様な農業環境の中で注目されているのが植物工場です。それも農業従事者の体質転換というよりは、異業種からの農業産業への進出が相次ぎそうです。

                 密閉された部屋の中で育てる植物工場の栽培技術の向上が進んできました。企業の間では栽培のシステムの販売など、農業関連のビジネスに本格的に乗り出す動きが相次いでいます。

                 これまでLEDでは植物が育たなく、蛍光灯に頼っていました。ところが特定の波長を持つ赤いLEDの光の下では、植物の成長を大幅に早めることが可能であることが解りました。

                 2013年4月に福島県川内村が完成される予定のレタスの栽培工場がこの新方式です。従来のレタスの温室栽培では年に4回程度しか収穫できませんでしたが、このLEDの照明を使うと20回前後収穫することが可能ということです。

                 技術進歩が、農業のあり方まで変えて行くのですね。


◆ 日本産の金鉱山 2013/01/05

 金鉱山といいますと、佐渡を連想される方が多いでしょう。首都圏に住んでいる人には、伊豆半島の土肥金山も身近ですね。

                 今、日本で最大の金鉱というと鹿児島県にある菱刈鉱山だそうです。その菱刈鉱山で、ことし初めての金鉱石の出荷が、仕事始めの今日行われたそうです。出荷式のあと安全を願う神事が行われました。

                 精錬は、愛媛県西条市にあるそうです。

                 菱刈鉱山の歴史はそれほど古くなく、昭和60年から採掘されています。鉱石1トン当たりの金の含有量がおよそ40グラムと、世界トップレベルの高い純度です。これまでに産出した金は200トン余り、現在も180トンの埋蔵量が確認されています。

                 まだまだ10年以上採掘する量が埋まっているそうで、最近の金価格で計算すると約7800億円分の金が眠っていることになります。

                 私のような貧乏人には、あまり縁がなさそうです。



◆ 食料品や関連品が値上げ? 2013/01/04

 生鮮野菜は季節不順などで価格が変動します。ご記憶の方も多いと思いますが、昨年はアメリカの干ばつで穀物が国際的に値上がりしました。トウモロコシなどは、家畜飼料にも影響します。

                 製品にすぐ影響する食品関連として小麦があります。小麦価格は、政府が価格調整をしています。輸入小麦の売り渡し価格は2012年10月に平均で3%引き上げされました。その結果、家庭用の小麦粉の値上げが一年ぶりに1月4日に実施されます。

                 値上げされるのは、天ぷらやケーキなどに使われる「薄力粉」と、うどんやお好み焼きなどに使われる「中力粉」の家庭用の商品です。2%から5%ほどの値上げで、1キログラム入りの薄力粉の主力商品では5円程度の値上がりになります。

                 折しも安倍政権がインフレターゲット2%を掲げていますが、言葉に騙されてはいけないと思います。物価が2%上がると考えた方が良いでしょう。これまで日銀は1%をターゲットにしてきましたが、この調整は結構難しく、行きすぎになることがあります。

                 現に、安倍政権のこの政策に、アメリカの経済誌ウィールストリート・ジャーナル紙が懸念を示しています。

                 良い結果に結びつく経済政策を願いたいです。

◆ 2013年日本経済の見透し 2013/01/03

 財政の崖問題を何とか回避できたアメリカのオバマ大統領ですが、市場も一斉に反応して株高になりました。為替市場でもドルが買われ、円安になり、日本の株価も上がりました。

                 では、2013年度の景気は良くなるのでしょうか?

                 民間の調査会社など10社が予測した2013年度(平成25年度)の日本経済はプラス成長になる見通しです。アメリカや中国の経済が回復軌道に乗って海外経済の持ち直しに対する期待による輸出の増加などが見込まれるからです。

                 2012年度の日本経済は、世界経済の減速の影響で、3か月ごとのGDP(国内総生産)の伸び率が、物価の変動を除いた実質で2期連続のマイナスになりました。景気が後退局面に入った可能性が高いとされています。

                 一方、GDPの伸び率は、予測の高いところが実質2.3%、低いところでも0.8%と10社ともにプラス成長を見込んでいます。

                 来年4月に予定されている消費税率の引き上げを前に、消費や住宅の購入が増える予想もあります。

                 これらの予測によりますと、日本の景気は底を打ち回復に転じる形です。不安要因もあります。日中関係の悪化、日韓問題の不透明さなど景気の下振れ懸念もあります。

                 安倍内閣の大型補正予算や2013年度予算により、公共事業などがさらに日本経済を押し上げる可能性があります。

                 国民感情として、「いい加減、本格的な景気回復をやってくれ!」という声が大きいのではないでしょうか。


◆ 財政の崖回避へ 2013/01/02

 ギリギリのところで、財政の壁を回避する決定が上院を通り、会員へのバトンタッチがなされました。おそらく回避のための決議がなされるでしょう。

                 「財政の壁」とは、いわゆるかねてより続けて来た中間所得層に対する減税の法律の期限が切れることにより増税から国民の消費購買意識が低下するという問題です。また、財政赤字が慢性化していることから政府の歳出削減により、景気回復策を打てないというダブルパンチのことです。

                【お金と経済のいろいろ】 財政の壁
                 2013年から、減税が切れ「実質的増税」と「強制的な歳出削減」のダブルパンチで崖から落下するような急激な財政の引き締めが起こってしまう可能性があること

 ただし、当初オバマ大統領が主張していた富裕層の増税は、年収45万ドル以上と決まりそうで、最低金額が引き上げられました。2日から予定されている予算の大規模な強制削減については、2か月実施を先送りする内容です。中間所得層に対する所得税の減税を恒久化されることになり、民主・共和の痛み分けという結着でした。

                 本日、下院で可決されて、財政の崖が回避されることになります。

◆【年頭所感】2013年 日本経済の見通し 2013/01/01

 第二次安倍内閣がスタートし、安倍総理大臣が精力的に動き回っています。少々、パフォーマンスが行き過ぎているように感ずるほどです。

                 多くの人が言っているように、今回の安倍人事は、先の総裁選挙で安倍さんを積極的に支持した人たちの入閣が目立っています。ちました。安定感と一体感の両立を目指した体制と言えますが、閣僚が期待通りに動くのでしょうか?

                 景気を下支えするため、大胆な金融緩和と、公共事業などを中心とした思い切った財政出動を行っていく考えを示しています。

                 最重要課題であるデフレからの脱却を担う経済閣僚には、麻生さんを筆頭に、甘利さんや茂木さんなど、比較的、自らに近い人を揃えました。

                 これまでの経験で、自民党の公共事業予算配分はお手のものです。しかし、短期的には有効かもしれませんが、本格的な経済成長に繋がるほどの効果はありません。新しい産業分野を育てることができるかどうかがポイントです。

                 新政権の最初の仕事は、何と言っても、今年度の補正予算案と来年度予算案の成作業です。1月末に通常国会を召集し、補正予算と、来年度予算の成立を目指すことになります。

                 この国会が、いつもと違うのは、予算案の提出が大きく遅れる上、夏に参議院選挙が控えているので、大幅な会期延長ができないことです。予算成立は、年度を大きくまたぐでしょう。

                 他のことをやる時間はほとんどない中、1月20日のアメリカの大統領就任式の後、オバマ大統領と日米首脳会談を行いたいとしています。ロシアのプーチン大統領との会談もできるだけ早期に行うべきでしょう。

                 これらを鑑みるに、本当の意味で安倍カラーを打ち出でるのは、参議院選挙で勝った後になるといえます。

                 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)には、党内に強い反対もあります。復興を加速させること、原発の再稼働問題、定数是正を含む選挙制度の抜本改革などといった課題も山積しています。

                 安倍さんの鷹派的な発言は、中韓を刺激しています。内憂外患状態を日米問題だけで乗り切れるのでしょうか。その手腕が問われています。

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■■【日本経済の読み方】 LINEの普及と波紋 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました

2013-01-19 07:22:55 | 知り得情報

■■【日本経済の読み方】 LINEの普及と波紋 近況のエッセンスをコンパクトにまとめました


◆ LINEの普及と波紋 
2013/01/20

 韓国のIT企業「NHN」の日本法人が提供しているスマートフォン向けに開発された「LINE」をあなたもご利用かもしれません。

 アプリケーションをダウンロードすれば、登録者同士は無料で通話やメールのやり取りができるので利用者は1億人を突破しました。2011年6月にサービスが開始されたばかりでの急増です。

 利用者の中で日本人が圧倒的に多いですが、「LINE」を運営する「NHNジャパン」の森川亮社長は、今年は本格的なグローバル展開を目指すと公言しています。L

 フェイスブックやツイッターのような世界的サービスに並ぶ可能性を秘めています。

 無料であるために携帯電話会社の収入を圧迫することは必定でしょう。また、SNS的な利用者が多いですので、未成年者が犯罪に巻き込まれる危険もあります。

 ICTは両刃の剣ですので、利用者が正しく利用することを願います。

◆ 振るわぬデパート業界の昨今 2013/01/19

 専門店、コンビニ、スーパーなどに押されて、平成8年から売上高が減少傾向にあったデパート業界です。

 日本百貨店協会のまとめによりますと、全国のデパート249店の去年1年間の売り上げは、合わせて6兆1453億円余りでした。前年同期比で0.3%の増加で、これはなんと16年ぶりにプラスに転じたことになります。

 東京や大阪などの大型店で売り場の面積を増やす改装が相次ぎました。また、一部の消費者の間で高級時計や宝飾品などを購入する動きがいくぶん強まったこともあります。

 東日本大震災のあとに消費が大きく落ち込んだ反動で衣料品の販売が回復したという要因もあります。

 いずれの要因も特殊要因と考えられますので、デパート業界の凋落が底打ちしましたと楽観視はできそうもありません。

 業界も「このところの株価の上昇などを受けて、消費が上向くことを期待したい」という見方で、アベノミクス頼みという感がします。

◆ コンピューターが小説を書く!? 2013/01/18

 NHKの番組の中で、菊地夏也解説委員が、コンピューター作家の話をしていたのを興味深く聴きました。

 星新一さん並みの、400字詰めの原稿用紙で10数枚程度の短い小説をコンピューターが書くというのです。

 短い作品ですと、起承転結が明確で、最後にオチがついて終わるなど、小説のプロット、
構造が分かりやすいという特徴があり、それを利用するようです。

 このプロジェクトに、人工知能の研究者や作家、それに星さんの遺族などが加わり、星さんの作品名にちなんで、「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」という名称がつけられているのもおもしろいですね。

 作品が分析されますと、それに基づいて幾通りも文章を書かせ、文章の組み合わせを何度も試すなどして、小説としての面白さも高めていきます。

 まだ、このシステムが完成しているわけではないのですが、4年後には完成、覆面作家として新人賞に応募することも検討しているそうです。

 コンピューターによる小説といいますと、キャリアウーマンの恋と成功を題材としたハーレクインが話題となります。完全にコンピューターで作っているのかどうかの真偽の程は解りませんが、少しずつですがその様な時代に入ってきているのでしょうか。

 データマイニングなど人工知能研究が進んできた今日、グーグルの検索エンジンでも利用されるようになり、従来型のSEO対策(検索エンジンの上位表示技術)では対応できなくなってきていますね。

◆ 日本企業の海外買収
 2013/01/08

 アベノミクス(安倍政権による株価上昇)により、円安傾向が続いているといわれています。しかし、円安というより財政の崖問題の一時的回避によるドル高というべきです。すなわち、安倍総理による効果ではありません。

 日本は現在貿易赤字です。すなわち輸入の方が輸出より多いのですから、円安の方が短期的には日本経済にプラスなのです。円安になると原油・LNGをはじめとする輸入物価が安くなるからです。

 円安は日本経済にプラスという見方は必ずしも正しくないことを私たちは認識すべきです。

 2012年は円高できましたので、海外資産の購入も割安感がありました。その結果、日本の企業が去年1年間に海外の企業を買収したり出資したりした件数は500件を超えました。これは、平成2年のバブル経済の時期を上回って、これまでで最も多くなったことになります。

 バブル時代を超える海外企業買収は、いつまで続くのでしょうか?バブルの時のように、バブルがはじけたらとたんに買収価格より安く手放した苦い経験を忘れてはなりません。

◆ 日本の金鉱山 2013/01/05

 金鉱山といいますと、佐渡を連想される方が多いでしょう。首都圏に住んでいる人には、伊豆半島の土肥金山も身近ですね。

 今、日本で最大の金鉱というと鹿児島県にある菱刈鉱山だそうです。その菱刈鉱山で、ことし初めての金鉱石の出荷が、仕事始めの今日行われたそうです。出荷式のあと安全を願う神事が行われました。

 精錬は、愛媛県西条市にあるそうです。

 菱刈鉱山の歴史はそれほど古くなく、昭和60年から採掘されています。鉱石1トン当たりの金の含有量がおよそ40グラムと、世界トップレベルの高い純度です。これまでに産出した金は200トン余り、現在も180トンの埋蔵量が確認されています。

 まだまだ10年以上採掘する量が埋まっているそうで、最近の金価格で計算すると約7800億円分の金が眠っていることになります。

 私のような貧乏人には、あまり縁がなさそうです。

◆ 2013年日本経済の見透し 2013/01/03

 財政の崖問題を何とか回避できたアメリカのオバマ大統領ですが、市場も一斉に反応して株高になりました。為替市場でもドルが買われ、円安になり、日本の株価も上がりました。

 では、2013年度の景気は良くなるのでしょうか?

 民間の調査会社など10社が予測した2013年度(平成25年度)の日本経済はプラス成長になる見通しです。アメリカや中国の経済が回復軌道に乗って海外経済の持ち直しに対する期待による輸出の増加などが見込まれるからです。

 2012年度の日本経済は、世界経済の減速の影響で、3か月ごとのGDP(国内総生産)の伸び率が、物価の変動を除いた実質で2期連続のマイナスになりました。景気が後退局面に入った可能性が高いとされています。

 一方、GDPの伸び率は、予測の高いところが実質2.3%、低いところでも0.8%と10社ともにプラス成長を見込んでいます。

 来年4月に予定されている消費税率の引き上げを前に、消費や住宅の購入が増える予想もあります。

 これらの予測によりますと、日本の景気は底を打ち回復に転じる形です。不安要因もあります。日中関係の悪化、日韓問題の不透明さなど景気の下振れ懸念もあります。

 安倍内閣の大型補正予算や2013年度予算により、公共事業などがさらに日本経済を押し上げる可能性があります。

 国民感情として、「いい加減、本格的な景気回復をやってくれ!」という声が大きいのではないでしょうか。

◆【年頭所感】2013年 日本経済の見通し 2013/01/01

 第二次安倍内閣がスタートし、安倍総理大臣が精力的に動き回っています。少々、パフォーマンスが行き過ぎているように感ずるほどです。

 多くの人が言っているように、今回の安倍人事は、先の総裁選挙で安倍さんを積極的に支持した人たちの入閣が目立っています。ちました。安定感と一体感の両立を目指した体制と言えますが、閣僚が期待通りに動くのでしょうか?

 景気を下支えするため、大胆な金融緩和と、公共事業などを中心とした思い切った財政出動を行っていく考えを示しています。

 最重要課題であるデフレからの脱却を担う経済閣僚には、麻生さんを筆頭に、甘利さんや茂木さんなど、比較的、自らに近い人を揃えました。

 これまでの経験で、自民党の公共事業予算配分はお手のものです。しかし、短期的には有効かもしれませんが、本格的な経済成長に繋がるほどの効果はありません。新しい産業分野を育てることができるかどうかがポイントです。

 新政権の最初の仕事は、何と言っても、今年度の補正予算案と来年度予算案の成作業です。1月末に通常国会を召集し、補正予算と、来年度予算の成立を目指すことになります。

 この国会が、いつもと違うのは、予算案の提出が大きく遅れる上、夏に参議院選挙が控えているので、大幅な会期延長ができないことです。予算成立は、年度を大きくまたぐでしょう。

 他のことをやる時間はほとんどない中、1月20日のアメリカの大統領就任式の後、オバマ大統領と日米首脳会談を行いたいとしています。ロシアのプーチン大統領との会談もできるだけ早期に行うべきでしょう。

 これらを鑑みるに、本当の意味で安倍カラーを打ち出でるのは、参議院選挙で勝った後になるといえます。

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)には、党内に強い反対もあります。復興を加速させること、原発の再稼働問題、定数是正を含む選挙制度の抜本改革などといった課題も山積しています。

 安倍さんの鷹派的な発言は、中韓を刺激しています。内憂外患状態を日米問題だけで乗り切れるのでしょうか。その手腕が問われています。

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■■【経営情報・セミナー案内】 中小企業海外進出セミナー

2013-01-19 06:54:20 | ◇経営特訓教室

■■【経営情報・セミナー案内】 中小企業海外進出セミナー
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
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の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。


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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内 ◆第5回「ものづくり日本大賞」の募集を開始しました!~日本のものづくりを次の世代へ受け継いでいくために~

                 経済産業省では、国土交通省、厚生労働省、文部科学省と連携して、ものづくりの第一線で活躍する方々を顕彰する内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」を実施しており、これまで4回にわたって、中小企業に勤務する優れた技術者の方々を数多く顕彰してきました。平成17年の制度創設後、隔年で開催しており、この度、第5回の公募を開始しました。

                 人から人へ。日本の優れたものづくりを未来に受け継いでいくために、今回も多くの方々の御応募を期待しています。

                [募集期間]2月22日(金)まで

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。

                 http://www.monodzukuri.meti.go.jp/index.html

◆「中小企業海外進出セミナー」を開催します

 経済産業省では、平成24年度より「グローバル人材育成インターンシップ派遣」事業を通じて、グローバル人材の育成と企業の海外進出・事業拡大支援に取組んでおり、今回、本事業内容の説明と中小企業のグローバル事業展開に関するセミナーを全国10ヶ所で開催します。是非ご参加ください。

                [日程・会場]
                 1月30日(水)赤坂オフィスハイツ(東京都港区)
                 2月 5日(火)T’s横浜パシフィック(横浜市神奈川区)
2月 5日(火)SGSリラルーム広島(広島市中区)
                 2月 6日(水)宝第一ビル(名古屋市中区)
                 2月 7日(木)PARM-CITY131(仙台市青葉区)
                 2月 8日(金)大阪AAホール(大阪市中央区)
                 2月12日(火)DC 会館(千葉市中央区) 
                 2月12日(火)リファレンス駅東ビル(福岡市博多区)
                 2月13日(水)新潟駅前カルチャーセンター(新潟市中央区)
                 2月14日(木)札幌市産業振興センター(札幌市白石区)
                [時 間]すべての開催地において1日2回以下の時間帯で開催
                (1)13:00~15:00、(2)16:00~18:00

 https://www.e-toroku.jp/intern1/


  出典: e-中小企業ネットマガジン
■東京:首都圏支部――――■ <会員及び関係者限定>

                 平成24年度下期 首都圏オリエンテーション・賀詞交歓会

                 首都圏支部では、下記内容にて平成24年度下期「首都圏オリエンテーション」を開催致します。

                 オリエンテーションは、本年度より会員にとって受講すべき講習の一つに取り上げられました。入会してまだ一度もオリエンテーションに参加していない会員の方は、是非とも参加して下さい。

                 また、オリエンテーション終了後、首都圏支部恒例の賀詞交歓会を開催致しますので、奮って参加して下さる様お願いします。

■第一部 入会オリエンテーション 13:30~15:10
                 会  場:白王ビル 3階 会議室
                 参加資格:新会員 及び オリエンテーション未受講者
                      既受講者で顧客獲得及び協会活用方法を知りたい方
                 受 講 料:無 料
                 
                1.今井理事長ご挨拶
                2.谷澤理事・首都圏支部長ご挨拶
                3.協会の歴史・活動理念・昇格制度について
4.首都圏支部の活動について
5.質疑応答


■第二部 講演会 15:30~17:00
                 会  場:白王ビル 3階 会議室
                 参加資格:入会希望者、会員 及び 会員の紹介者
                 受 講 料:無 料

インターネット新時代!商売繁盛への提言

                 3年後には世界37億人が利用するスマートフォンの到来で、消費者の購買行動(ネット市場)が劇的に変化しようとしています。既存の市場は縮小し昔のような時代は来ないのです。
                 環境変化に対応するための新たな発想と新時代のIT活用法を紹介いたします。

                講師:小沢広文 氏(株式会社アイティーフィット 代表取締役)

                 モバイル通信事業向けシステム構築のコンサルティング経験20年以上。自社におけるインターネット利用経験をもとに、スマホやfacebook、Web活用による商売繁盛の仕掛けを分かり易く紹介します。

                講師:石井和人 氏(株式会社アイ・ケイ・シー 代表取締役)

                 IT利活用と経営管理のコンサルタント。「現場情報の見える化」にスマートフォンを活用し、一方、ネットで発信されるお客様の生の声を積極的に取り込んで、自社の強みを顧客満足度の向上に活かす手法を紹介します。


■第三部 賀詞交歓会 17:30~19:30

                 会  場:萬福飯店(白王ビルより徒歩3分)
                 参加資格:入会希望者、会員 及び 会員の紹介者
                 会  費:3,500円(当日賀詞交歓会会場にて徴収致します)


■日 時:平成25年1月26日(土) 13:30~19:30

■締切り:平成25年1月19日(土)

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                ●詳細情報・受講申込み
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/20130126.htm
 
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■■【日刊経営マガジン】 デパート業界の昨今 今日の出来事、独善解説

2013-01-19 06:50:44 | 知り得情報

■■【日刊経営マガジン】 デパート業界の昨今 今日の出来事、独善解説
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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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今 日 の 出 来 事

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

1月14日(月)
成人の日
インド:12月卸売物価指数(WPI)

15日(火)
                政府:12年度補正予算案を閣議決定
                日銀:12月マネーストック、支店長会議、白川総裁あいさつ要旨発表
                民間:米倉経団連会長が記者会見、11月携帯電話・PHS国内出荷実績、12月と2012年企業倒産
アメリカ:11月企業在庫、 12月卸売物価指数・小売売上高、1月ニューヨーク連銀景気指数
イギリス:12月消費者物価指数

16日(水)
                内閣府:11月機械受注統計、12月消費動向調査
                日銀:12月企業物価指数
                民間:長谷川同友会代表幹事記者会見、1月ESPフォーキャスト調査
アメリカ:地区連銀経済報告(ベージュブック)、12月CPI・鉱工業生産・設備稼働率

17日(木)
                経産省:11月第3次産業活動指数
                民間:岡村日商会合記者会見、12月と12年全国百貨店売上高
アメリカ:12月住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀景気指数

18日(金)
                経産省:11月の鉱工業生産指数確報
                民間:12月発受電電力量
アメリカ:  1月消費者態度指数
イギリス:12月小売売上高
                中国:10~12月期国内総生産(GDP)、12月工業生産高・12月小売売上高

今 日 の 独 善 解 説
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
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◇ 2012年12月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
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◆ 振るわぬデパート業界の昨今 2013/01/19

 専門店、コンビニ、スーパーなどに押されて、平成8年から売上高が減少傾向にあったデパート業界です。

                 日本百貨店協会のまとめによりますと、全国のデパート249店の去年1年間の売り上げは、合わせて6兆1453億円余りでした。前年同期比で0.3%の増加で、これはなんと16年ぶりにプラスに転じたことになります。

                 東京や大阪などの大型店で売り場の面積を増やす改装が相次ぎました。また、一部の消費者の間で高級時計や宝飾品などを購入する動きがいくぶん強まったこともあります。

                 東日本大震災のあとに消費が大きく落ち込んだ反動で衣料品の販売が回復したという要因もあります。

                 いずれの要因も特殊要因と考えられますので、デパート業界の凋落が底打ちしましたと楽観視はできそうもありません。

                 業界も「このところの株価の上昇などを受けて、消費が上向くことを期待したい」という見方で、アベノミクス頼みという感がします。


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■■【今日は何の日 経営ヒント】 家庭消火器点検の日 火の用心をしましょう!

2013-01-19 06:40:43 | 知り得情報

■■【今日は何の日 経営ヒント】 家庭消火器点検の日 火の用心をしましょう!<o:p></o:p>
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今 日 は 何 の 日  一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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今日は何の日インデックス   日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 今月の【今日は何の日】   【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます
【今日の写真】  
福岡・住吉神社

住吉神社サイトより
住吉神社は底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、表筒男神(うわつつのおのかみ)の住吉三神を祭神としています。御出現は、伊弉諾大神(いざなぎおおかみ)が筑紫の日向の橘の小戸の阿波伎原でミソギハラヘ(禊祓)をされたときにお生まれになったと「古事記」に記されています。相殿(あいどの)には天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)を配祀し、これを併せて住吉五所大神とも呼ばれています。
今日は何の日   1月19日
家庭消火器点検の日<o:p></o:p><o:p>

 1月19日が「緊急電話の119番」に因むことから、全国消防機器販売業協会が1991(平成3)年に「家庭消火器点検の日」を制定しました。

 因みに、11月9日は消防庁が定めた「119の日」です。

                【全消販ウェブサイト】 全消販の目的
 全消販は活動の第一として、消防法に基づく消防庁の住宅防火基本方針を会員と共に積極的に遵守協力していくこと、第二として、各関係行政機関及び関係団体との協力体勢をとり、全消販にて、「消防機器の研究・開発」、「消防・防災の機器の推奨製品の研究・案内」、「防火対策のための資料作成・配布」の実施を積極的におこない、消防機器販売業者の資質の向上を図ると共に社会の火災予防思想の啓発に貢献すること、第三として、不適正点検業者・販売業者への対応策を検討し、公的に対応参画すること、第四として、会員及び関係各業界団体と多くのセミナール・会合等を催し、意思の疎通を諮ることにより地域の活性化と資質の向上に機能すること。

 消火器は買うときは防火意識があっても、次第にそれが薄れ、一しか期限切れを忘れてしまいがちですね。わが家も早速確認しました。

</o:p>

■ のど自慢の日<o:p></o:p>

 1946(昭和21)年1月19日に、NHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始されたました。これを記念して「のど自慢の日」が制定されました。

 カラオケが普及している現代では、アマとはいえプロにも負けないくらいの歌唱力をお持ちの人がたくさんいます。

 中学生は出場できませんが、15歳になると原則として誰もが出場できるそうです。申込は、往復はがきに限定されていて、 (1)郵便番号、(2)住所、(3)名前、(4)年令、(5)電話番号、(6)職業(具体的に)、(7)予選会で歌う曲目、(8)その曲を歌っている歌手名、(9)その曲を選曲した理由などを記載して申し込むのだそうです。

 観覧も往復はがきで申し込むと整理券が送られてきます。

                 いずれもNHKの受信料を支払っていない人は対象とならないので注意しましょう。

■ 大学入試センター

 今日明日の二日間、大学入試センター試験というニュースが流れていました。寒い中大変でしょうが、人生の一時期に体験するマイルストーン(里程)の一つと言えます。一方で、半数の高校生が進学するという風潮はそれでよいのでしょうか?

                 経営士・コンサルタントとして活躍している人の中には、大学院はおろか、大学を卒業していない先生も結構います。プロフェッショナリズムの世界だけに、有名大学を卒業するよりは、現場をよく知り、グローバルな視点でコンサルティングできる先生こそ、企業が求める経営士・コンサルタントではないでしょうか。

                 しかり、グローバルというのは、「海外を見て」という意味もありますが、世の中の変化を適切に捉え、「境目がない市場」という視点を忘れてはいけないと考えています。「業界」に固執するのではなく、隣接業界や関連業界、時には異業種からの参入も視野においた経営が必要です。

                 企業内だけで、自己満足しながらやるのではなく、外の空気を取り入れる、積極策をとらないと、グローバルな経営視点を持つことは難しいでしょう。経営者自身が変革することを、自分一人で意識するだけではなく、外部人材の活用も常に意識すべきと考えています。

■ その他<o:p></o:p>
◇ 覚如忌

↑ Page Top

■ 明恵<o:p></o:p>

 1月19日(寛喜4年=1232年)は明恵(みょうえ)の没日で、承安3年(1173年)1月8日に和歌山で生まれました。

                 少々の折に高雄山に登り、華厳や倶舎を学び、諸寺に遊学して密禅の諸教にに通じた人です。華厳宗第十七世の法脈を嗣ぎ、後鳥羽上皇の勅で栂尾山に住み、高山寺と号しました。


Wikipedia】 明恵<o:p></o:p>

 承安3年(1173年)18日、高倉上皇の武者所に伺候した平重国と紀伊国の有力者であった湯浅宗重四女の子として紀伊国有田郡石垣庄吉原村(現:和歌山県有田川町歓喜寺中越)で生まれた。幼名は薬師丸。<o:p></o:p>

 治承4年(1180年)、9歳(数え年。以下同様)にして両親を失い、翌年、高雄山神護寺に文覚の弟子で叔父の上覚に師事(のち、文覚にも師事)、華厳五教章・倶舎頌を読んだ[1]16歳で出家し、文治4年(1188年)、東大寺で具足戒を受けた。法諱は成弁(のちに高弁に改名)。仁和寺で真言密教を実尊や興然に、東大寺の尊勝院で華厳宗・倶舎宗の教学を景雅や聖詮に、悉曇を尊印に、禅を栄西に学び、将来を嘱望された。20歳前後の明恵は入門書の類を数多く筆写している。

【 注 】
                「今日は何の日」「今日の人」は、Wikipedia、富山いづみ氏のサイト、他を参照し、独自に記載したものです。従いまして、当サイト及びブログ等々に関しては、無断複製転載及び模倣を固くお断り申し上げます。

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■■【経営コンサルタントの独り言】 デパート業界の昨今

2013-01-19 06:39:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

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