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【心 de 経営】 美しい日本語再入門 103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928

2024-09-28 17:03:00 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  【心 de 経営】 美しい日本語再入門 103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 わたくしなりに「美しい日本語とは何か」ということを常に考えるようにしています。ここでは、わたくしの模索をご紹介することによって、わたくし自身の日本語の能力を高めていきたいと考えています。
 文法的に間違えていたり、社会的通念に反するようなことを、意図せずにお伝えしたりすることもあるかもしれません。その点をご容赦くださり、読者の皆様の判断で参考にしたり、時には反面教師として利用したりしてくだされば幸いです。
■103 何でも反論してくる人への対応 6-126-4928 
 世の中には色々な考え方の人が居ます。中には自分の考え方をゆうだけでほかの人の意見を聞こうとしない人も居ます。
 そのような人に対してどのような言葉を投げかけたらよろしいでしょうか。
 「あなたはいつも相手の人に対して反論するのですか」というように「いつも」というような言葉を入れますと相手の感情を害することになります。「また、こじつけのお話ですね」というようにせめてもこちらの意見に対して貸そうという気持ちにはなりません。
 まずは相手の自尊心を傷つけないことが重要です。
 「なるほど面白いご意見ですね。しかし物事というのはいろいろな捉え方がありますので、ほかの人の意見も聞いてみてはいかがでしょうか。ちなみに、わたくしの意見を言わせていただいてもよろしいですか」というような形で、一旦相手のおしゃべりを遮るのも一つの方法です。これは、Yes/But法という、一旦相手の言うことを認めて、その上で自分の意見を言う方法でもあります。「ごもっともなご意見と聞かせていただきましたけれど、わたくしの話も聞いていただけませんでしょうか」というのは、この方法の代表的なフレーズと言えます。
 話すということは、相手の意見を聞いて理解することから始まります。ですから、相手の話を受け止めているのだというシグナルを送ることが重要です。その上で自分の意見をはっきりと伝えるようにしますと、相手も、自分の意見をのべつ幕なしに言うのではなく、こちらのいうことにも耳を貸してくれる機会になるでしょう。
 

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