【経営コンサルタントの独り言】 「フロッグ・ジャンプ現象」で技術格差が縮小 a23
平素は、ご愛読をありがとうございます。
経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。
■ 「フロッグ・ジャンプ現象」で技術格差が縮小 a23
ネット検索で、日本の電話の歴史を調べようとしましたら、自分が欲しい情報がなかなか見つかりませんでした。
調べ方が悪いからと言われればそれまでですが、1876年3月7日にグラハム・ベルが電話に関する特許を取得したというたぐいの情報は、処々でみつかります。
NAVERまとめの電話の歴史というページは、大変参考になりました。
日本では、1869(明治2)年に、東京~横浜間で公衆電信線架設工事が始まったそうです。 鉄道も、新橋(東京)~横浜間に敷設されたのが日本における始まりですので、相通じるものがあるのでしょうか。
因みに、日本で自動交換機が採用されたのが、1923年の関東大震災の復旧が契機となっているそうです。
災害や戦争は嫌なことですが、それらが契機となって技術が発達したり、世の中が変化したりするのが歴史なのでしょうか。
近年技術革新が急速化していますが、それが社会現象としても従来と異なる形で表れているようです。
アフリカ諸国などで見られる「フロッグ・ジャンプ現象」が、その一つです。
日本などでは、固定電話が普及し、その後、PHSや携帯電話が普及しました。
ガラケイと呼ばれるガラパゴス現象が日本ではあたり前で、スマートフォンの普及も他の先進国よりも遅れ気味でした。
世界的には、固定電話が普及してから3Gなどを経て、スマートフォンが急速に普及しました。
フロッグ・ジャンプ現象というのは、先進諸国のように固定電話があまり普及しない状態で、一挙にスマートフォン時代に入ってくる現象をいいます。
固定電話普及を蛙跳びで飛び越して、一挙にスマートフォン時代を迎えているのです。
先進国は、遠回りをしてきましたが、技術が、フロッグ・ジャンプ現象で、開発途上国の発展を促進し、やがては先進国と肩を並べるようになるのでしょうね。
かつて、日本製のTVがアメリカ製を駆逐する時期に、アメリカで仕事をしていました。
日本ではロボットを使ったり、大量生産の技術革新をしたりして、生産効率が高まっていました。
アメリカのメーカーがそれについて行けなかったのです。
時代の流れといってしまえば、それで終わりですが、旧式の生産工程から、アメリカメーカーが使っている生産工程を通り抜けて、ロボットなど新設備を投入した日本メーカーに軍配が上がるのは目に見えていました。
自動車も、レシプロエンジンから電動自動車へと変化が見込まれる昨今、中国に見られるように、ガソリン車から一挙に電動へとジャンプしようとしています。
前述の、TVの事例も自動車のも、正式な意味での「フロッグ・ジャンプ現象」ではないですが、それに準ずる時代の変化です。
(ドアノブ)
◆ ツイッターでのつぶやき
【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】
◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得 ◇ コンサルタントバンク人材銀行 ◇ 経営コンサルタントになろう ◇ 経営コンサルタントQ&A ◇ 独立・起業/転職
◇ 心 de 経営 ◇ 経営マガジン ◇ 経営コンサルタントの独り言 ◇ 経営四字熟語
◇ 杉浦日向子の江戸塾 ◇ ニュース・時代の読み方 ◇ 時代の読み方・総集編 ◇ 経営コンサルタントの本棚 ◇ 写真・旅行・趣味 ◇ お節介焼き情報 ◇ 知り得情報 ◇ 健康・環境 ◇ セミナー情報 ◇ カシャリ!一人旅