■【季節 一口情報】 二十四節気 23 霜降 霜が降り始める候
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「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
■23 霜降 霜が降り始める候 (年により日付が異なる)
「霜降(そうこう)」は、二十四節気の一つで、第18番になります。通常は、旧暦9月内にあたります。太陽黄経が210度のときで、10月23日ごろになることが多いです。
この日から、次の節気であります立冬の前日までの期間を指します。西洋占星術では、霜降を天蠍宮(さそり座)の始まりとしています。
「霜降」とは、文字通り「霜が降りる」ことで、この頃になりますと、賑やかだった虫の歌声も聞かれなくなってきます。また、紅葉前線が南下し、次第に落葉が見られる季節で、そろそろ霜が降りる頃ということで命名されました。(【Wikipedia】)
太平洋側で初冬に吹く、風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことを「木枯らし」といいます。冬型の気圧配置になったことを示す現象です。
その年に最初に吹いた木枯らしを「木枯らし1号」と呼びます。
ただし、東京では10月半ばから11月末までの期間、大阪では、霜降(10月23日ごろ)~冬至(12月22日ごろ)と定義が多少異なります。
それ以外の期間では「木枯らし1号」と呼びませんので、「今年は木枯らし1号がありませんでした」と発表されるのでしょう。
ちなみに、その他の地域では「木枯らし1号」という言葉は使わないそうです。
霜降
初候 霜始降(しもはじめてふる) 霜が降り始める
次候 霎時施(こさめときどきふる) 小雨がしとしと降る
末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ) もみじや蔦が黄紅葉する
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