◆【経営コンサルタントの独り言】 針供養 伝統行事として何をするのでしょうか 208
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■ 針供養 伝統行事として何をするのでしょうか 208
2月8日は「針供養(はりくよう)」でした。
お世話になった折れた針を、豆腐やこんにゃくに刺して、感謝の気持ちを持って、供養するという伝統行事です。
普段は厳しい仕事をさせられている「針」ですが、折れて、役目を終わるときにぽいと捨てられるのではなく、豆腐のような柔らかいものに刺してもらって、安らかにお眠りくださいという意を込める日本人の優しさを伝える伝統行事に改めて感動しました。
私の中学時代の技術家庭科の先生は、学校一の怖い先生として知られていました。
その先生は、柄にもなく「お道具」という言葉を使って、授業をしてくれました。
例えば木工の時間には、木を切るのこぎりは、目立て師さんが精魂こめて作ってくれた道具であることを強調していました。
その「お道具」は、愛情込めて手入れをすれば、いつまでも綺麗な切れ味を保ってくれる。
「お道具」がなければ、何をするにも、大変な苦労をしなければならないし、時には目的を達成することができない。
昨今の私であれば、パソコンなしには仕事もできないだけではなく、生活もできないかもしれません。
パソコンが次第に廃れてゆく中、私にとって、やはりパソコンは大事な「お道具」なのです。
針供養の日に、「お道具」を大切にしようと、中学生時代の怖い先生を思い出し、心をあらたにしました。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/02601cce1024f355b65ffd9244b49d6c
(ドアノブ)
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