■■【経営コンサルタント・経営者の健康講座】 中国は大気汚染まで輸出するな 2 大気汚染物質PM2.5の正体
◆2 大気汚染物質PM2.5の正体
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせしています。
大気汚染物質PM2.5いう目に見えない物質が、偏西風に乗って日本に飛んできて、健康に悪い影響がでると言われています。
そのPM2.5とは一体、どのようなものなのでしょうか?
PMだから「午後」、2.5は「二時半」、毎日午後2:30になると発生するから「PM2.5」と言うのではありません。
微小粒子状物質を英語で「Particulate Matter(粒子状物質)」といい、その頭文字から「PM」となりました。
PM2.5という単体物質があるわけではないのです。粒子の大きさが2.5マイクロメートル以下のいろいろな物質をさします。
1マイクロメートル(1μm)というのは1ミリメートルの1000分の1の大きさですから、「非常に小さい」ということは解ります。では、どれ程小さいのかというと、髪の毛の太さが70μmといいますので、髪の毛の約30分の1となります。
これでは、ピンときませんね。
花粉症に悩む人の杉花粉が30から40μmですから、その15分の1・・・
細菌が5μmですから、その半分、すなわち顕微鏡を使わなければ見えな大きさなのです。
このように小さいから問題なのです。では、小さいとなぜ問題なのでしょうか。次回をお楽しみに・・・ See you again!
1 中国の大気汚染の状況
北京市内の霞んだ風景を映す、中国の大気汚染PM2.5の深刻なニュースが報じられています。黄砂や酸性雨だけではなく、深刻な問題をはらむPM2.5まで輸出してくれなくても結構です。
NHKで谷田部解説委員が、わかりやすく解説していました。その番組を見られた型も多いと思いますが、見落とされた方のためにその概要をお知らせします。
中国気象局が2月初めに濃霧が発生した日数を発表しました。これによると1月1ヶ月間に有害物質を含む濃霧が発生した日数は、北京で14日にもなったということです。
原因として大気の流れが少ないという気象条件を上げています。大気が流れないので工場のばい煙や自動車の排気ガスが拡散しないために、有害物質が滞留してしまうようです。
そのために1月1月間で呼吸器系の病気を訴えて治療を受けた人が急増しました。多い所でいつもより40%も患者が増えたようで、とりわけ子供の患者の増加が目立ちます。
このような、有害物質であるPM2.5とは、一体何なのでしょうか?次回はPM2.5についてお話します。
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