kenharuの日記

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マス釣り

2010-08-01 | 旅行記

霧多布の朝は濃霧。
去年も一昨年も、ここはいつも霧の中だった。
キリタップの「キリ」は、アイヌ語の「葦原」という意味だそうで、それに和人が「霧」という文字をあてたらしい。

今日のメインイベントは今期初めてのマス釣りだ。
昨日何本かが釣れたという漁港に男4人で出かけた。

カラフトマス釣りはまだ始ったばかりで、海の定置網に入る数も極めて少ないようだが、昨日の情報が広がったらしく、防波堤には10数人もの先客が居た。
今朝はまだ誰も釣っていない様子だった。
土地の人たちはルアーの単独使用が多いが、ボクらはウキルアーにタコベーを付けて、それにカツオか赤イカをぶら下げる、てんこ盛りの仕掛け。

6時から釣り始めた。
7時に雨が降りだすと、地元の人たちはさっさと引き上げてしまった。
雨の中で頑張るほどの値打ちは、まだ無いということなのだろう。

雨にも負けず、寒さにも負けず、投げてはリールを巻き、投げては巻く。
機械仕掛けのように繰り返していると、初のアタリが来た。

暴れる獲物を引き寄せている最中に、突然、竿からリールが外れて落ちた。
この忙しい最中に、全くドジなトラブルである。
Kさんに竿を支えてもらいながら、リールを付け戻す。
足元まで引き寄せたところを、Yさんがタモを出して確保してくれた。
小ぶりながら今期初の獲物。


結局、今朝の成果はこの1匹だけ。
2時間で釣りをやめ、カミさんたちの待つ霧多布に戻った。

朝食を終えると釧路まで走り、ポスフールで買い物。
カミさんたちは「8人分のチャンチャン焼きには、ちょっと足りないので・・・」と言いながら、もう1匹を買ってきた。
ボクのと同サイズが、たったの400円・・・

みんなで達古武キャンプ場に入り晩餐会。
乾杯の言葉は「マスの初ゲット!」。
増量させたチャンチャン焼きを囲んで、大いに盛り上がった。
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