kenharuの日記

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釣り場の混雑

2011-09-14 | 旅行記
女満別の道の駅「メルヘンの丘」の朝。
昨日は釣りと魚の処理で疲れたので、今日は休養日にした。

朝食を終えてから、仲間の1人がサケ釣りをしている海岸へ陣中見舞いに出かけた。
この釣り場はオホーツク沿いでも、特に魚影が濃いことで知られている。
平日でも、早朝の釣り場はこの写真のような状態になる。

奥にある突堤上の先端は好ポイントなので、日中になっても釣り人の肩と肩が触れ合う混雑が続く。
誰かが「ダークダックス状態」と表現したが、実際、斜めにしか立てないことが多い場所だ。
手前の砂浜も、入れる隙間が僅かしか残っていない。

さて、今日の9時ごろの砂浜はこの状態だった。

初めてこれを見た人は「もう入れない」と思うだろうが、人と人の間にまだ1人ずつ入れる。
モノを置くなどの方法で、物理的にテリトリーを主張することが出来ないので、場所の確保が難しいのだ。
立ち位置の後にリュックやタモなどを置けば、振りかぶった竿の釣り針に引っかかってしまうし、釣れたサケのランディングの邪魔にもなる。

サケを釣り上げた人は、波打ち際から後ずさりしながら、獲物を陸上に引き上げて、針をはずして後方に片付ける。
そして再び元の位置に戻ろうとすれば、自分の居た場所は、新たな人が入り込んだり、左右から詰められてしまっている。
「ごめんなさい」と言いながら、元の場所に無理やり入るしかない。

海面上は一面にウキだらけなのに、釣り糸どうしのオマツリ(絡み合い)が少ないのは不思議なほどである。
遠投出来ない人は、他人のウキに眼を配りながら、左右の人の糸に交錯しない位置にルアーを投げ込まねばならない。
投げ込むスペースが見つからなくて、暫く待たねばならないこともしばしばである。
みんなが自分の正面に正確に投げ、同じ早さでリールを巻けば、仕掛け同士が絡む事故はおきにくい。ウキの戻るコースが、風や潮の流れで蛇行したとしても、全部が揃って同じように蛇行するから、オマツリにならない。

仲間の陣中見舞いを終えてから、能取湖のサンゴ草群落を見物に行った。
車窓に赤いサンゴ草を入れて、車内で昼食。

久し振りの観光である。

明朝は短時間だけ、最後のサケ釣り(?)をしてみる。
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