醸造中の自ビール。
どうやら、酵母の活動がピークを過ぎたようである。
発酵タンクに向かって、「コボちゃん元気かい?」と声をかけるのが、毎朝の日課となっている。
そして次に、エアーロックから間欠的に排出される醗酵ガスの時間を計測する。
過去3日間の排出ペースは、40~50秒に1回と活発で、タンク内は全面が泡に覆われていた。
それが今朝は2分間隔に伸び、泡は液面の70%まで縮小した。
ダメ押しのつもりで、発酵タンクを持ち上げて少しだけ揺すり、底に沈殿したオリを舞い上がらせた。
こうすれば、タンク内に偏在する糖分が拡散するから、それを餌にして、酵母がもうひと働きしてくれるかもしれないと考えての、おまじないみたいなものである。
そろそろ、一次発酵を終了すべきかどうか、見きわめなければならない。
五感で判定するポイントは、水面の泡が消えることと、麦汁の甘さが無くなること。
科学的には比重測定が必要で、その最終比重はおよそ1.004~1.014である。
糖分が残りすぎていると、瓶詰後の二次発酵圧力で、瓶が破裂する危険がある。
破裂させたことはまだ無いが、開栓すると同時に泡が際限なく吹き出して、中身全部が泡になってしまい、「せっかくの努力が水の泡」とぼやいたことがある。
どうやら、酵母の活動がピークを過ぎたようである。
発酵タンクに向かって、「コボちゃん元気かい?」と声をかけるのが、毎朝の日課となっている。
そして次に、エアーロックから間欠的に排出される醗酵ガスの時間を計測する。
過去3日間の排出ペースは、40~50秒に1回と活発で、タンク内は全面が泡に覆われていた。
それが今朝は2分間隔に伸び、泡は液面の70%まで縮小した。
ダメ押しのつもりで、発酵タンクを持ち上げて少しだけ揺すり、底に沈殿したオリを舞い上がらせた。
こうすれば、タンク内に偏在する糖分が拡散するから、それを餌にして、酵母がもうひと働きしてくれるかもしれないと考えての、おまじないみたいなものである。
そろそろ、一次発酵を終了すべきかどうか、見きわめなければならない。
五感で判定するポイントは、水面の泡が消えることと、麦汁の甘さが無くなること。
科学的には比重測定が必要で、その最終比重はおよそ1.004~1.014である。
糖分が残りすぎていると、瓶詰後の二次発酵圧力で、瓶が破裂する危険がある。
破裂させたことはまだ無いが、開栓すると同時に泡が際限なく吹き出して、中身全部が泡になってしまい、「せっかくの努力が水の泡」とぼやいたことがある。