kenharuの日記

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ぶらり旅5日目

2020-11-03 | 旅行記
道の駅「庄川」の朝。
今日は晴天で観光日和になった。

まずは瑞泉寺見学。
正体不明のおじさんが現れて、観光ガイドをしてくれた。
「見どころは山門と、その右にある台門のふたつです」
「参拝したければ門の中へ進んで拝観料を払っても構いませんが、見どころはありません」
詳しい説明が面白く、実に親切な人だった。

見どころの一番はこの山門。


200年以上前の建造で、見上げると彫り物がすごい。


見どころの2番はこの台門。

これも古くて彫り物が見事である。
塀の黄色は御所にしか使用が許されなかった色だという。

寺に背を向けて、門前通りを駐車場に向かう。

なぜか観光客は少ない。

きれいな商家があったので覗いてみた。


京都の町家と同様な間口税があったようで、奥に細長い建物である。
またまた親切なご主人(?)が現れ、屋内全部をくまなく案内してくれた。
特に面白かったのが、一番奥にある土蔵の扉。
大型金庫と同じ構造の金属扉で、


ダイヤル錠まで付いている。


この扉を開くと、今は取り外しているが、次にこの木製扉が付いていた。


木製扉の腰板は欅の一枚板で、綺麗な飾り金具に鍵穴が隠されている。


土蔵の床下にはなぜか大きな玉石が敷かれていて、その下は湿気を防ぐための分厚い漆喰になっているという。
今でいえばベタ基礎である。


土蔵は火災から財産を守るための建物だが、この土蔵は火災だけでなく湿気対策も施している。
どんな貴重品を収蔵したのだろうか。

午後はporco23さんに教わった中島閘門の見学と体験。
富岩運河の観光船に乗って、


富岩運河を遊覧し、船に乗ったまま閘門の昇降体験をした。


これは、ボクらが乗った船ではないが、閘門の構造が分かりやすい写真。


写真の手前が運河で奥側が海になっている。
閘門内は、手前の水門を開けば運河と同じ水位になり、奥側だけを開けば海の水面の高さになる。

観光を終えると、近くの温泉に浸かってから、道の駅の駐車場に入った。

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