道の駅「小谷(おたり)」の朝。
隣接する復興記念公園に巨大な恐竜親子の像がある。
石段横の壁面に、このミニ公園の由来書きを見つけた。
平成7年の豪雨で小谷村に甚大な被害が発生し、村落が孤立したことがあった。たまたま村では恐竜の足跡化石が発見されていたので、復興が成ると、自分たちも恐竜のように「未来に足跡を残そう」と考え、この記念公園を作ったという。
壁面には村の子供たちの足跡が飾られ、
恐竜周りに置かれた岩には、恐竜の子供の足跡が刻まれている。
豪雨で壊された山沿いの半地下道路が、今も当時のまま残されていた。
糸魚川沿いに走り、道沿いにある、フォッサマグナの断層露頭を見学した。
画面右側の「東」と表示された茶色い部分が、1600万年前に出来た北アメリカプレートで、比較的新しい岩石。
「西」と表示された灰色部分が、3~4億年前に出来たユーラシアプレートで、古い岩石。
見学記念にと、新しい石ころと古い石ころを拾ってきた。
その後、糸魚川市の美山公園に車を入れた。
好天で桜は満開。
車窓いっぱいに桜を入れて、車内で「花見ランチ」。
午後は園内で野鳥撮影や散歩をして過ごした。
夕方、日本海に出て、海辺の道の駅に入った。
日没の方角に窓を向けて駐車し、「今度は夕日ディナーにしよう」。
夕日を眺めながら優雅に晩餐、というつもりだったのに、選んだ食材が不適切だった。
二人とも「カニ喰い状態」に陥って、夕日鑑賞どころではなくなった。
カニ喰いの手を止めて、なんとか撮った日本海の夕日画像。
教訓:カニを食べながら夕日鑑賞は出来ない。
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