走行中に見た昨日の夕日。
輪郭がくっきりして、眩しくなかったのは黄砂のせいだろう。
そして今日は道の駅「スイカの里・うえき」で朝を迎えた。
ここ熊本はデコポンの故郷である。
スイカが売りの道の駅だが、ボクらは不知火を買った。
「不知火」というのはデコポンの品種名。
品種名だから、「不知火」は誰でも名乗ることが出来る。
しかし「デコポン」というのはJAの登録商標だから、農協ルートに乗って非破壊糖度検査をパスしたものだけしか名乗ることが出来ない。
デコポンは所定の甘さと酸度が保証されているが、不知火には当たり外れがあるということになる。
道の駅にはデコポンと不知火の両方が並んでいる。
そしてデコポンの方が高く値付けされている。
店のスタッフに尋ねてみた。
ボク「店頭にある不知火は糖度検査の不合格品ですか?」
スタッフ「いいえ、不知火は生産者がここに直接持ち込んだものです」
なるほど農協を経由しないとデコポンは名乗れないから、農家の直売品は全部が不知火という名前になるのか。
でも、農協検査の不合格品はどこへ行くのだろう?
それはさておき、この不知火は大当たりだった。
ブサイクだがとても大きいので、「天成り」と考えて買った。
天成りには栄養が集中するはず。
美味しいだけでなく、重くて大きいからお徳用だった。
今日は国道3号を南下しながら、道の駅ごとに不知火を物色して回った。
道の駅「宇城」→「竜北」→「芦北デコポン」
キャンピングカーの荷物室は不知火だらけになった。
途中の湯浦温泉「ヘルシーパーク芦北」でゆっくり入浴し、日没前に塒入りした。
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