クルマ旅を始めた頃は、旅行中に「快適化テーマ」が幾つも見つかったものである。
それは「ここに帽子掛けが欲しい」という簡単なものから、「車外で手軽にサンマを焼けるようにしたい」という難課題まで、さまざまである。
その快適化課題の解決と作業は、帰宅してからの楽しみになったものだが、近頃は新しい快適化のネタが見つからなくなって、単なる「修理修繕」が増えた。
人もクルマもトシを重ねたからである。
今日はその修理修繕を2件片付けた。
ひとつ目は蛇口から水を出す「フット・スイッチ」の故障。
水が貴重な車上生活で、このフット・スイッチには便利なだけでなく、大きな節水効果がある。
実感として30%ぐらいの節水効果があると思う。
この快適化作業は面白かったし、完成の達成感も味わえた。
それが今日は単なるスイッチ交換。
旅の途中で接触不良となり、押しボタンの内部に、詰め物をして当座をしのいできた。
新品のスイッチに取り替えておしまい。
2つ目の修理はもっと面白くない。
エントランス脇のテレビ下に取り付けている、130ワットのインバーターが働かなくなった。
充電用電源に使うだけのインバーターである。
たぶん、どこかの接続不良だろう。
テレビをどかして、その下にあるコネクターや電線のゴチャゴチャを整理したら直った。
面白くない案件のうち、まずは2件が片付いた。
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