昨日は夏日だったのに、今日は一転して寒くなった。
寒い日は温泉遊びが一番だ。
期限切れの迫った、温泉博士5月号を持って、柏市の極楽湯で半日を遊んできた。
5月号のパスポートでは、九州で8湯に入ったから、今日で9箇所目になる。
一冊(@450円)をこんなに活用するのは、久しぶりのことだ。
9箇所に有料で入った場合の入浴料は一人4440円で、二人だから8880円。
ガソリン代の考慮が必要だが、だいぶトクさせてもらったのは間違いない。
たまたま、さきほど極楽湯から帰宅したら、石原@所沢さん作成の「温泉博士6月号掲載の温泉マップ」が着信していた。
このマップを見れば、入浴温泉が一目瞭然で、わざわざ書店に行かなくても、買うかどうかの判断が出来る。
下の「コメント」からマップが見られるようにしたので、興味ある方はどうぞ(関東・東北のみ)。
これは今夜の酒の肴。
左は自家製「豆腐のもろみ漬け風」で、右は馬刺しの「フタエゴ」だ。
フタエゴというのは、わき腹部分の肉らしい。
モモ肉とは違う味がするが、ボクはモモ肉のほうが旨いと思った。
白い脂肪層は繊維質なので、口に中にいつまでも残る。
先日の九州旅行では、豆腐のもろみ漬け「豆酩(とうべい)」というのが美味しかった。
豆腐とは思えない、まるでチーズのような味がした。
熊本市街を離れてから、これが欲しくなって探し回ったが見つからない。
田原坂の観光ガイドが「芯まで浸かったものより、中心が豆腐のままの状態が美味しい」と、売っている店を教えてくれた。
早速買いに走ったのだが、「売れないので、扱いをやめました」と言われ、結局手に入らなかった。
そのもろみ漬けを、カミさんが自作してみた。
酒粕と味噌で漬けるつもりが、酒粕が品切れだったため、代用品として甘酒を使っている。
写真は水抜きをした木綿豆腐を、ガーゼで巻いて漬け込み、24時間経過したもので、中心部分は豆腐のままだ。
変わった味がして、けっこう楽しめた。
さらに時間が経てば、どんな味に変わるだろうか。
買った甘酒が加熱処理してあれば、酵母菌が死んでいるから、発酵は進まないかもしれない。
何度か試行錯誤すれば、きっと旨いのが出来るだろう。
FF暖房を使う季節には、こんな方法で朝食用の牛乳を温めることがある。
牛乳を入れたビール缶(正しくは発泡酒缶!)を箱に入れ、FF暖房の吹き出し口の前に置く。
寝起きにこうしておけば、朝食時には、手で持てないほどの熱燗になってくれる。
ビールの空き缶は毎晩出るから、洗わないで使い捨て。
省エネ・節水・手間要らず・・・車上生活のいじましい工夫(笑)
レンジでチンすれば電気が減る。
コンロで沸かせばガスが減る。汚した鍋は洗わねばならぬ。
牛乳汚れは落ちにくく、かなりの水を消費する。
そして、水の補充はボクの労働だ。
荷下ろし、清掃、不具合箇所の修繕。
燃料や消耗品類の点検と補充。
旅行中に気づいた「快適化課題」の検討実施。
一番疲れるのが、データ類の整理だ。
大量な野鳥写真の点検、選抜、画像処理、保存。
P泊地データの整理と、ホームページへの掲載準備。
今日は、身体を動かす修繕作業と、パソコン前に座る作業を、交互にやった。
異種の仕事をうまく混ぜれば疲れにくい。
さて、今日の修繕作業は・・・
セカンドシートを引き出しに改造したら、側板が傾いてきたので、その直し。
引き出しの右壁が傾き、矢印部分がV字状に開きはじめた。
鉄製のバーで左右を繋ぎ、V字スキマを修正。
これは誰の参考にもならない仕事だから、載せないほうが良かったかな。
次に今日のパソコン仕事は・・・
九州旅行前半のP泊地データを整理。
P泊適性を評価して、ネット地図とコメントをつける作業だ。
例えば以下のように。
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「道の駅・ながゆ温泉」
大分県竹田市直入町大字長湯 0974-75-3111
地図:http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E131.23.12.3N33.4.7.3&ZM=9
総合評価△ 静粛○ トイレ○ 入浴○ 給水× 平坦○ 食材○ 安全○ 環境×
温泉街のど真ん中にある小さな駅。夜間は通行が途絶え、車の出入りもほとんどないので、静かに眠れる。
歩いて回れる範囲に幾つもの共同浴場(2~300円)があり、朝風呂も楽しめる。
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この作業は手間ひまがかかる。
眼が疲れ、指が痛くなる。
あと2日ほどかければ、今回の旅で調べた30数箇所のP泊地情報を、ホームページのP泊地リスト(現在315ヶ所掲載)に追加出来るだろう。
これは「誰かのお役に立てばいいな~」と思いながらの仕事だ。
ネット発信は「闇夜に鉄砲」だから、手応えなど無くて、報酬は自己満足。
右側はいつもの大田胃散。
いかにも類似品らしい名前とデザインに、思わずニヤリ。
後発メーカーが、トップブランドに良く似た商品を売り出すのは、「卑怯」と見る人が多いのだが、消費者に「同じジャンルの商品ですよ」と伝える有効な手段として容認すべきだという意見もある。
実際ボクには、それが伝わった。
「効き目と成分は?」
「ほぼ同じで、後発薬品です」
20グラム多くて3割安い。
成分と能書きを比較して考えた。
全国胃散は第3類薬品になっているから、通販狙いの商品かもしれない。
ボクにとっては食べ過ぎた時の気休め薬に過ぎないし、逆流性食道炎気味のカミさんは主に制酸剤として飲んでいるだけだから、全国胃散でも良さそうだな・・・
愉快な名前に魅かれて、しばらく飲んでみることにした。
フクロウ
5月第一週は、フクロウの巣立ち時期だ。
クルマ旅の後片付けを半ばで中断し、フクロウの様子を見に行ってきた。
昼過ぎに巣穴の前に到着。
今日は平日だが、数十人の熟年カメラマンが居た。
整然と並び、レンズを樹洞に向けて待っている。
「今日は早朝から一度も顔を見せない」
「夕方になったら動くんじゃないかな」
巣穴からヒナが顔を覗かせる瞬間を楽しみに、みなさん半日間の待ちぼうけ中。
残る寿命は短いけれど、今日の時間は余っている。
ボクは1時間も待たずに、あきらめて帰宅。
粘りが無いから、良い写真が撮れないのだ。
たまたま今日の夕飯は、有田で買ったご飯茶碗の使い初め。
茶碗の底にフクロウが描かれた夫婦茶碗だ。
いつもの一膳飯を、食べ終えるころにフクロウが見えた。
「おお!これをブログにしよう」
上信越道、佐久平saの朝。
今日は連休の最終日。
早めの6時に、自宅に向けて出発した。
上信越道を快調に走り抜け、関越道の高坂saで休憩して、鶴ヶ島jctで圏央道に左折し、桶川北本icで一般道に出た。
まだ早い時間なので、ちょっと寄り道をして、バードウォッチングを楽しんだ。
11時前に自宅に帰着。
34日間・5000キロのクルマ旅が終わった。
花の季節の九州旅は、良い人、旨いもの、面白い温泉に恵まれて楽しかった。
久しぶりの自宅もまた良いものだ。
狭い庭では、春の花たちがお出迎え。
プランターに埋めたまま忘れていた泥ネギにも花。
今夜はスキヤキにしようか。
午前中は森林植物園の木道でバードウォッチング。
昼食後に山を下りて、信濃町から高速道路に乗った。
更埴ジャンクションから上信越道に入り、佐久平saのエスカレーター前駐車場に到着。
ここは長野帰りの定宿である。
軽井沢から先は大渋滞のようだが、明日の早朝なら自宅までスイスイ走れる筈だ。
時間だけは幾らでもある、リタイヤ者の得意技。
晩御飯は、冷蔵庫に残っている食材の在庫一掃セール。
食卓いっぱいのオカズを前に、最後の晩餐。
二人で「乾杯~!」
早朝は氷点下まで冷え込んだようで、地面の土が固く凍っていた。
とはいえ季節は春。
湿地にはまだ雪が残っているが、水芭蕉がちらほらと咲き始めている。
ミソサザイが、柔らかな苔をせっせと運んでいる。
今は巣作りの真っ最中で、苔は巣の内装に使われる。
ゴジュウカラが運んでいるのは泥んこ。
樹洞の穴サイズを、身体に合わせて小さくする、左官工事をしているのだ。
これはキバシリの求愛給餌。
戸隠の春は、まだ始まったばかりだ。
今日と明日をここで遊んでから、帰宅する予定である。
晴れのはずが、黄砂で山々が霞んで見え、まるで曇天のようだ。
今日はまっすぐ戸隠に入る予定でいたのだが、「戸隠はメチャ混み」との情報をもらったので、ただちに行動予定を変更。
昼はブラブラ遊んで、夕方に戸隠に入ることにした。
九州から走り続けてきた高速道路を、更埴インターで下りた。
高速内で2泊しているので、ETCレーンのバーが上がらないかもしれない。
念のため、有人のゲートを通って出た。
有人ゲートなので、料金の明細がもらる。
佐賀県から長野県まで、2泊3日1000キロの旅が、たったの2100円。
昼食を食べに、道の駅「信州新町」まで、渋滞の一般道路をトロトロ走った。
ここのソバは美味しくて盛りが良いのだ。
車窓から見えた桃畑。
それから国民宿舎「松代荘」の温泉に入浴し、戸隠に向かった。
P泊場所は毎度お馴染みの中社駐車場。
明日は混雑に備え、朝早いうちに奥社前駐車場に移動しなければならない。
もう寝なくちゃ・・・