kenharuの日記

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風邪

2012-04-10 | 旅行記
昨夜は道の駅「大牟田」泊まり。
症状の出始めていた風邪が、真夜中に急に悪化した。
頭痛に発熱、ノドの痛みと咳。

風邪は薬で症状を抑えても、治るまで何日かかかる。
生活インフラの充実した、滞在向きの場所に移動することにした。
ボクはリヤベットで寝たまま、カミさんの運転で、熊本の「水辺公園プラザかもと」まで走った。

水辺公園についてから、今日一日は寝てばかり。
常備していた薬を飲んだら、不思議なほど、幾らでも寝られる。
昨夜寝床に入ってから、今日の午前中いっぱいを眠って、午後は時々起きて居眠りをした。
まるで睡眠薬みたいだ。
夕方には熱が下がり、汗で濡れた布団をコインランドリーで乾かしてきた。

だいぶ良くはなったが、まだ頼りない。
車外に出て風に当たると、すぐに具合が悪くなるのが自覚される。
ボクが治っても、次にカミさんが発症するかもしれない。
明日もここに滞在だな・・・

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風邪の話だけでは退屈なので、熊本の古民家で見た面白ネタを紹介。

古民家の玄関の上に、四角い穴がある。
さて、この穴は何だろう?
もの好きなボクを大喜びさせた、奇想天外な仕掛けである。

もう少し大きな画像。

穴の横に荒縄を巻いた竹が見えているが、毎日夕方になると、これを穴に立てかけるのだ。

家の中から穴を見ると、こうなっている。

穴の前には木箱が取り付けてある。

さてさて、これは?
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嬉野温泉

2012-04-09 | 旅行記
道の駅「山内」の朝。
ノドが痛いのは、辛子明太子のせいと思っていたのだが、どうやら風邪をひいたようで、少々熱っぽく、咳も出始めた。
インフルエンザではなさそうだから、疲れないように過ごして、早く治そう。

今日は嬉野温泉に立ち寄った。
嬉野温泉の名物は、独特な湯豆腐。

温泉水で豆腐をコトコト煮込むと、豆腐が溶けてトロトロ状態になり、汁は溶け出した豆腐で豆乳のようになる。

寿司屋に入り「温泉湯豆腐+散らし寿司」のセットを頼んでみた。

チラシ寿司は不味かったが、湯豆腐は面白い味だった。

食後は桜の咲く「轟の滝公園」を散歩。

ごく狭い範囲に、滝だけでなく、渓流風の流れや谷間があって、起伏に富んだ地形を上手に活かした、素晴らしい公園だった。


買い物に立ち寄ったスーパーの豆腐売り場で、カミさんがこれを見つけて買ってきた。

豆腐をトロトロにする温泉水。
自宅で嬉野温泉名物が作れる。

温泉入浴後、カミさんの運転で数十キロを走り、福岡と熊本の県境付近にある、道の駅「大牟田」に到着した。
ここが今夜のねぐらだ。
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道の駅「山内」

2012-04-08 | 旅行記
道の駅「山内」の朝。
今日は道の駅にイベントがあったので、日中の大半を道の駅で過ごした。

今日一番のお楽しみは、お昼の猪鍋無料サービスだ。
朝から猪肉の下茹で作業が始まった。

大量の猪肉。

キャンピングカー仲間が、道の駅スタッフに混じって、猪肉をかき回す手伝いをしている。
カメラを向けると、肉混じりの具をすくって見せてくれた。

これは旨そう。

お昼に頂戴した猪鍋。

お客が少ないので、猪鍋は余ってしまい、ボクは3杯もお代わりをした。
肉は意外に柔らかく、臭みが全く無くて美味しかった。

イベントを楽しんでから、有田の陶器見物に出かけた。
今日覗いたのは、国道沿いに大型看板を何枚も出している「丸兄」というお店。
入り口付近の塀には、大皿が嵌め込まれている。


丸兄は「有田焼のデパート」を標榜する大型店舗で、膨大な量の陶器が、これでもかこれでもかと展示されていた。
こんな人形・・・「古伊万里むすめ」が飾られていた。

菊人形ならぬ、ハデハデな皿人形。
店のイメージに良く合っている。

夕方に黒髪温泉に入浴し、道の駅「山内」に連泊となった。
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唐津から有田

2012-04-07 | 旅行記
道の駅「鷹ら島」の朝。
風は強いが今日も快晴だ。

朝食後、玄海町を通って唐津に向かった。
走行中に見えた棚田。


呼子に到着。
呼子郵便局の横にある無料駐車場にクルマをとめて、朝市を見物。
誰が決めたのか、日本三大朝市のひとつだそうな。
出店はどれも似たり寄ったりで、魚の味醂干しとイカ焼きの試食だらけ。
これは猛烈な早さでイカを回す風景。

写真だから止まっているが、肉眼では何が回っているのか、早すぎて良く見えない。ちぎれて飛ばないのが不思議だ。
イカが濡れていれば、遠くまで水滴が飛ぶ筈だから、これは客寄せで回しているのだろう。

名護屋城跡を観光した。
秀吉が作った朝鮮征伐の前線基地は、石垣が残っているだけ。
展示館には、壮大だった名護屋城のジオラマが飾られている。


唐津市内に入り、明太子工場の直売所に立ち寄った。

柚子明太子、シソ明太子、ハバネロ明太子・・・
何種類もならんでいて、試食が出来る。

喫茶の無料サービスがあるので、コーヒーを飲みながら試食をパクパクやったため、喉がヒリヒリになった。
明太子工場の風景。


唐津市内で、一見豪華な昼食。


「唐津くんち」の展示を見ていると、市民会館から、坊さんを先頭にした、葬列らしいのが出てきた。
坊さんの後には、濃紺衣装のオバサンたちが続き、小鈴を鳴らしながら静々と進む。

列の正体を確かめようと、先頭のプラカードを見に行くと、「祝・花祭り・唐津市仏教協同会」と書いてある。
なんと抹香臭い花祭りだろう。

列には後続部隊があり、今度は可愛らしい子供たちが現れた。

これなら賑やかで、花祭りらしい。

列の出てきた市民会館を覗いてみると、こんなポスターが。


入り口の坊さんが「何かのご縁だから、お入りなさい」。
中に入ると、接待役のお姉さんたちから、饅頭を配られた。


「渋いお茶が怖いな」とつぶやいたとたんに、今度は抹茶が振舞われた。


唐津市から有田市まで走り、今度は有田焼卸団地で買い物と目の保養をした。


夕方、今日のねぐらである、道の駅「山内」に到着。
駅長さんの好意で、隣の空き地を使わせてもらい、キャンピングカー仲間とお別れの晩餐会。

空き地が使えたので、即席の燻製も並んでいる。
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平戸島から鷹島へ

2012-04-06 | 旅行記
平戸港の朝。
今日も良い天気だ。


観光スポットをブラブラと散歩。
この「オランダ商館」は、去年は無かった新しい建物だ。


昼食は漁協の裏にある、食堂「いちふじ」。
ここはチャンポンが旨い。

食後には川内峠に登り、360度の眺望を楽しんだ。
峠からは、西に生月島、東に九十九島が見える。
今日は海の色が特に青く、美しかった。

その後、平戸漁協に戻り、生簀で泳いでいる剣先イカをさばいてもらう。

中型のイカが800円だから、呼子のイカに比べればほぼ半値である。
晩飯のオカズにと、刺身の盛り合わせも買った。

平戸を後にして、松浦町まで走り、福島温泉「つばき荘」で入浴。
茶褐色の食塩泉で、泉質は上クラスだった。

風呂上りに、ひとっ走りして鷹島へ。
鷹島肥前大橋を渡ったところにある、道の駅「鷹ら島」が今夜のねぐらだ。
この眺めを車窓に入れて夕食。

今日は長距離を走ったが、花の季節のドライブは爽快だった。
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潮干狩り

2012-04-05 | 旅行記
佐賀県の道の駅「山内」の朝。
9時過ぎに走り出し、長崎県佐々町の海辺に到着した。
去年、ハマグリが採れたという、小浦付近の小さな入り江。

晴れたので、カミさんたちはホームセンターで農作業用の日除け帽子を買ってきた。
熊手を片手に、帽子を被って喜ぶ、にわか農婦。


ハマグリ採りは、まるで土木作業のようだ。
2時間掘り続けて、へとへとになった。
僅かな収獲をバケツに入れて引き揚げ、そのまま平戸島の千里が浜温泉までクルマを走らせた。

温泉入浴は温泉博士の「ホテル蘭風」。
広々とした風呂場に、黄土色をした素晴らしい泉質で、身も心も癒された。

身体が暖まると、小さな平戸港の駐車場に移動して、早速晩餐。
食卓の主役はハマグリの酒蒸しだ。


お隣車での宴会が終わり、酔って車外に出ると、港の水が青く光っていた。

今日も良い一日だったな。

自宅車に戻り、眠気と戦いながら、どうにかブログをアップロード。
おやすみなさい。
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花見しながらの移動

2012-04-04 | 旅行記
福岡県の西端付近にある、道の駅「おおき」の朝。
ここは新しい道路に面した、新しい駅だ。
ボクのカーナビには、道も駅も入っていなかったから、まっすぐに空を飛んでここに到着した。

写真の右の道を、奥に向かって走り、すぐの橋を越えれば大型スーパー、イーオンがあるから、P泊に便利な道の駅である。

道の駅の直売所で売っていた、珍しいモノ。
その1は、売店内のキノコ狩り。

培養ビンからモッコリと生え出たキノコを、自分でもぎとる。
シメジとエリンギが100円で、エノキがひとビン120円。

その2は、ゲテモノっぽい魚「ワラスボ」の干物。

2500円もするのだから、よほどの珍魚。
丸く開いた口には、鋭い歯がビッシリだ。

その3は「えつ」という魚の甘露煮。

ボクには正体不明の魚で、超きめ細かく骨切り(?)してある。
1匹が800円。
どれも買わずに撮影だけ。

今日は西へ向かう。
去年珍鳥撮影をした、佐賀市内の公園に立ち寄った。
桜満開のため、駐車場は満杯で、公園内は人、人、人・・・
野鳥の影など、どこにもない。
双眼鏡をぶら下げたままま、二人でお花見散歩を楽しんだ。


市内在住のバードウォッチャーを訪問し、1年ぶりの再会をした。
今年はヤマセミが不調だと聞いたので、さらに西に走って武雄温泉へ。
到着が早かったので、再びお花見散歩。


写真の背後の建物は、佐賀県立宇宙科学館だ。
プラネタリュームを見ようとしたが、時間が合わないので中止。

入浴後に10キロ走って、道の駅「山内」に到着した。
明日は大潮なので、干潮の海辺で遊ぶ予定だ。
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熊本から福岡へ

2012-04-03 | 旅行記
熊本県の「水辺公園プラザかもと」の朝。
台風並みの低気圧が接近したため、真夜中ごろから、強風が吹き荒れ、時々激しい雨が降る。
満開になったばかりの桜が、無理やり散らされている。

水辺公園はキャンピングカーや、普通車の車中泊が多い。
静かに寝られるし、300円で入れる温泉があり、給水が出来て、無料で温泉水が汲める。
温泉水(ぬるま湯)で淹れたコーヒーや茶は美味しいとかで、地元の人たちが次々に汲みに来ていた。

ボクも飲み水と、洗い水用に、温泉水を汲んだ。

風が強いので、なかなか移動する気になれない。
やや風の弱まった昼前になって、キャンピングカーのお仲間に教わった「コッコファーム」へ昼食に行った。
ボクが食べたのは看板メニューのオムライス。

朝採り卵だそうで、美味しかった。

カミさんが食べたクリームグラタンオムライス。
これは4月限定メニュー。

こっちの方は、もっと美味しかった。

水辺公園プラザかもとに戻り、レストランで持ち帰りバイキングを買った。
詰め放題の弁当箱に、ギュウギュウ詰めして500円。

サバ焼きだけでも9切れも入った。

今夜の二人ぶんのオカズを確保し終えると、福岡県の大川市へ北上し、大川昇開橋温泉に入浴。


温泉の後には筑後川が流れていて、露天風呂から昇開橋を眺めることが出来る。

橋の中央部が上がっていて、大型船が通れる状態になっていた。

入浴の最初から最後まで、橋はずーっと上がったままだった。
この間、船が一隻も通らなかったのは、なぜだろう?
船が通らないのなら、なぜ橋を下ろさないのだろう?
この橋は使われていないのだろうか?
そんなことを考えながら、のんびりと長湯をした。

P泊は大木町にある、道の駅「おおき」。
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お花見

2012-04-02 | 旅行記
昨夜は熊本の「水辺公園プラザかもと」で、キャンピングカーの仲間と再合流した。

今日は晴れ。
午前中はコインランドリーで洗濯。
超大型なコインランドリーだった。


22キロの洗濯が、洗剤つきで100円。


25キロの大型乾燥機が20分で100円。


いつもこの値段らしいから、あまりの安さにビックリ仰天。
相場を知らない人は驚かないだろうけど。


今まで過ごした高原の桜はツボミ状態だったが、下界におりてみると、ほぼ満開。
明日は悪天候らしいから、今日はお花見にしようじゃないか、ということになった。
クルマの近くに会場を設営。


宴会の前に、すぐ横の土手でノビルを沢山採ってきた。

こんなにどうする・・・

ヒマ人たちのヒマを集めたら、ノビルはこんな姿になった。


誰かが近くで竹を切ってきて、酒を入れてガス火で焼いた。
竹の香りがなかなか良かった。


山ほどのご馳走を囲み、日中の暖かい時間を桜の下で過ごした。
地べたの花見宴は何年ぶりだろう。
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通潤橋の放水

2012-04-01 | 旅行記
道の駅「通潤橋」の朝。
今日は日曜日だから、橋の放水を見ることが出来た。


正午になると、係員が排水口の栓を抜きにくる。
つっかえ棒をはずしてから、金槌で木栓を横叩きしてぐらつかせると、木栓が水とともに勢いよく飛び出す。
これが、その瞬間。


その直後。


通潤橋は灌漑用水専用の橋である。
水路を載せただけの橋は珍しくないが、逆サイフォン型の導水管を載せた橋というのは、世界でも唯一、この通潤橋だけだという。
橋の左側の高い位置から、管を通って流れ下った水が、橋上の導水管を通り、橋の右の高い位置に吹き出すという仕組みになっている。

橋の導水管は、低い位置にあるので、管には少しずつ土砂が溜まる。
その土砂を吐き出させるのが、この放水作業だ。
樋の水とは違って、橋上の導水管には水圧がかかっているから、水は遠くまで飛ぶ。

ヒューム管など無い時代だから、導水管は石製だ。
これを幾つも並べて、導水管にしている。

石の合わせ面には漆喰を挟んで、水漏れを防いでいる。

橋上には石の管が3列並んでいる。
以前は3列の石管がむき出しになっていたそうだが、観光客が橋の上を歩けるようにと、列の間を土で埋めたため、現在の橋上は平坦になってしまい、ただの道路橋のように見える。
石の管がむき出しに見えていれば、通潤橋の世界的な価値がもっと理解しやすいだろうに、土で埋めるとは、もったいないことをしたものだと思う。


下調べ不足のため、1日待ちぼうけをくらったが、橋の放水を見ることが出来て良かった。

さて、最後にこの石は何かな?

石の管の傍にあったので、導水管の部品だと思っていたが、この石は生活用品だった。
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