kenharuの日記

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志原海岸から有田へ

2016-03-30 | 旅行記
道の駅「志原海岸」の朝。
今日も良く晴れて、海景色が美しい。
磯釣りを見物したり、カミさんと堤防道を散歩した。

土地の親切なお爺さんに「那智の黒石が拾えるよ」と砂浜に案内してもらった。
拾い集めた黒石。

黒石は板状に割れやすいため、彫刻加工がしにくい。
土産に売られている黒石の彫り物は、たいていが黒石の粉末に樹脂を混ぜて成型加工したものである。
ご用心。

道の駅にクルマを並べて泊まった室蘭ナンバーとお別れをして、志原海岸を後にした。
42号線を和歌山方面へ。
白浜、御坊を素通り。
湯浅町で温泉に浸かってから有田の道の駅に入った。

みかん畑の小道を縫うようにウォーキングした。
同じようにウォーキングしていた農家の奥さんとおしゃべりしながら歩いたり、農作業を終えて暇そうな人たちと立ち話をした。
奥さんが畑の玉ねぎを「今夜のサラダにしなさい」と抜いてくれた。
後でそのご主人が、道の駅まで温州みかんを届けてくれた。

温州みかんの時期は終わっていて、店頭にはもう無い。
カミさんの「温州みかん好き」を知って、僅かな残り物を探してくれたようだ。
ありがたい。

有田一帯は、平地も山の斜面もみかん畑だが、急斜面の段畑には耕作放棄が目立つ。

写真の左端には僅かにみかん畑が残っているが、中央の枯草部分は耕作放棄地である。
斜面を覆っている枯草を取り除けば、山の上まで続く段畑の石垣が見えるだろう。

農作物は違っても、耕作放棄地は日本中に目立つ。
先人たちの努力を思えば、荒れ果てた農地を見るのはやりきれないものである。
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