散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

キビタキくんもう一度、クロツグミもやってきています

2017-04-28 21:16:02 | 山歩き

 

 

あちこち出掛けておりますが、そのわりにはパッと致しませんね。
先日22日は初めてのフィールドみくまり峡森林公園まで出かけたりしましたけど、
オオルリへの出会いは果たせませんでした。

すれ違ったご年配のご夫婦がおっしゃっておりました。

「オオルリはまだやってきていないかね。」
「去年は群れでやってきてね、ここであちこち分かれていったんじゃが。」

ところで入れ違いに坂道を上がっていったこのご夫婦が、そのあとの帰り際
車で追い越しざまに、「オオルリ、おりましたよ!」と告げたのであります。
タイミングを外したわたくしには残念なことでありました。


27日の植物公園ではオオルリは確認できませんでしたが、
キビタキくんをちらっと拝見。ここの森にも入ってきているようです。


そんなこんなで今日はちょっと早起きして、極楽寺山まで。
随分歩き回って、やっぱりさっぱりやなぁ、と思って桜の木のそばで
早めの昼食をとっていますと、その桜の木にキビタキくんでした!  ↓

 

 

 


そして、いつ頃やってくるかと思っていたクロツグミのご登場!  ↓

 

 


これも夏鳥。今季初見です。
さえずりがきれいだといいますが、まだ聞いたことがありませんね。

 

ちなみにこちらは22日のホオジロさん。(みくまり峡)↓

 

 


27日の植物公園のキビタキくん。高い梢の茂みの中。 ↓

 

 


ついでにメジロさん。↓

 

 

 

オオルリにはなかなか出会うことが出来ませんが、山へ入ると、
とりあえず、いろんなさえずりが聞こえてきます。
判別できないことがとってももどかしいですが、聞き慣れない鳴き声が
新緑の中に響いているのは気持ちが良いものです。
「あ~あれはキビタキの声!、オオルリの声!」などと
はっきり判別できたらもっと良いのですけど。

 


 

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コゲラさんが巣作りしています、極楽寺山

2017-04-21 21:56:20 | 山歩き

 


キビタキくんに出会うことができた昨日の極楽寺山。
コゲラさんの熱心な巣作りの様子も見ることができましたよ。


巣穴を奥深く既に掘っておりました。
間違いなくこの木からドラミングの音が聞こえてくるのに、
何度見回してみてもコゲラさんの姿が見えません。
そこへつがいのもう一羽が飛んできて、ようやく巣穴の入り口がわかりました。
日陰になっていて巣穴があるのがわからなかったのです。
幹の中の穴倉を随分と掘っているようです。

 

 


穴倉で熱心に突っついては木屑をつまんで外へ吐き出しています。↓

 

 

 

吐き飛ばした木屑が見えるでしょうか。↓

 

 


キツツキは雄・雌が協力して巣作りをするようです。
飛んで来た一羽がバトンタッチして巣穴へ入り込んでいきました。
(小鳥の多くはメスだけが巣作りするようですが。)

 

この日は、ちらっとだけアオゲラさんやカケスさんも見かけました。
(ちらっとだけですけど…。)   ↓

 

 


春らしい感じでしたね。山桜もきれいです。↓

 

 

 

 

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キビタキがやってきています!極楽寺山

2017-04-20 21:23:33 | 山歩き

 


もうどこかの森にやってきても良いはずのキビタキ♂くん、
めでたく極楽寺山で出会うことができました。

                      

 


最初は森の中の高い木の枝で捉えにくいまま見失って残念。
それでも昼食をとった後の再度の散策で、運よくもう一度現われてくれました!

今度は低めの枝でありました。ラッキーです。

 

 

 

 

 

 


最後はキャンプ場のベンチのところまで下りてくれました。

 

 


残念ながらこのあとは森の繁みの中へ飛び去ってしまいましたよ。


キビタキは東南アジアで越冬して、春に戻ってくる夏鳥です。
もっと高いところへ行く途中の寄り道かもしれません。
雄はきれいな色の鳥さんですから、森の中を飛んでいると目立ちます。
(高い梢だと気が付かないこともありますけど。)


このところ、なかなか思うようにいかない鳥見でありますが、
見たい、見たいと思っていたキビタキくんに出会うことができて、
本日は良い日でありましたよ。山桜もきれいでありましたし。

(次はオオルリに是非、ということですね。)

 

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極楽寺山散歩2、キバシリ、ミソサザイなど

2017-03-27 16:55:40 | 山歩き

 


25日の極楽寺山。ルリビタキ以外にも珍しく色々な鳥さんを見かけました。
やはり、お出かけは早めにするものだと思いましたよ。

 

キバシリは少し高めの針葉樹林帯にいるもののようですが、
こんなところにいるのは珍しいのでしょうか。よくわかりませんが。↓

 

 


最近はルリビタキを追いかける一方で、時折り見え隠れするミソサザイ、
暗いところですばしっこい動きでなかなか捉え切れませんので、
こちらも懸命に追っかけているのであります。
この日も「チェッ、チェッ、」と鳴き声で居場所を知らせてくれたりするのですが、
繁みの奥へ逃げてしまってシルエットがちらほらするばかりでした。

かろうじてこの1枚ね。↓

 

 


もう少しすると、少し高い枝へ上がってきて、囀ってくれるのかもしれません。
期待して、もうしばらく追っかけに励むことにしていますよ。


あとは、おなじみの鳥さん達でした。まずはミヤマホオジロ。↓

                                                  

 

そしてアトリです。↓

 

 

ホオジロはたくさんいます。↓

 

 

マヒワです。群れておりました。↓

                         

 

いつものエナガさんね。↓

 

 


この日もウグイスがさかんに囀っておりました。
少し高めの枝へ上がってきて随分鳴き声も流暢になっております。
でも葉の繁みの中ですので、なかなか姿を捉え切れませんでした。

ですので、こちらはその3日前の写真ですが。↓

 

 

 


本日は雨模様で、少し寒くもあります。寒の戻りでしょうか。
お散歩も控えめです。
最後の寒さだとよろしいのですが、花冷えということもありますから、
満開の桜の頃の寒の戻りということもあるのでしょう。
行きつ戻りつですね。やれやれ、であります。


 

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極楽寺山散歩、ルリビタキです

2017-03-26 17:07:18 | 山歩き

 

 

近くの川筋を歩いていると、もうツバメが飛んでおりました。
カモさんたちはひと頃の3分の1ぐらいでしょうか。
それぞれが渡りの時期で、季節の鳥さん達も入れ代わってくるのでしょう。
もう3月も末、春ですよね。(相変わらず花粉症グシュン、ですけど。)


去ってしまう前にもう少しきっちりと冬鳥さん達を見ておきたいと
思いながら、なかなかうまくいきませんです。

22日の極楽寺山ではルリビタキのこの1枚ぐらいでありました。↓

 

 

 

思った以上に難しいルリビタキですが、何とも悔しくありますので、
昨25日、再度のチャレンジでありました。今度は早朝のお出かけね。


どうやらいつも遅めのお出かけが良くないようでして、
朝早いと鳴き声もあちこちから聞こえてきて賑わいが違います。

それでも、広島の野鳥はやはり手強くて、警戒心が強く、
ちらっと姿を見せたかと思うとさっと姿を隠してしまいます。
この日のルリビタキも、珍しく良く姿を見せてくれたものの、
逃げ足が早くて、追っかけても撮り逃がしてしまうばかりでしたよ。

 

                                                 

 

 

 

 

 

 

 


ともあれ、シーズンの終わりかけでようやく何とかルリビタキを
カメラにおさめることが出来、ちょっとホッとしておるのですが、
それでもメスばかりでありまして、あの瑠璃色の雄のルリビタキには、
どうやら今シーズンは出会わずじまいで終わってしまいそうです。
何とも残念でありますね。


 

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早春の極楽寺山、キバシリがいました

2017-03-11 23:00:53 | 山歩き

(早春の森の中のコゲラさんね。↑)


天気がよろしいので、極楽寺山まで車で上がってみました。


平地で気温が上がっても極楽寺山は案外と気温が低くて、
日陰には雪が残っていたりします。
2月の中旬頃、好天気の時ですが、大丈夫だろうと思って、車で出かけると、
山頂付近へ上がる道路はこんな風でありました。↓

                        

 


この時は途中で車を置いて歩いて登ったのであります。(平地の気温14度のときです。)
極楽寺山は冷え込みもきつく雪も深いようでありますね。
上がってみれば、蛇の池も一部氷が張っていたりしましたよ。


さすがに本日は3月の11日、もう早春のお山でした。雪もありません。
山頂付近でもウグイスのさえずりが聞こえています。
少し午前中の早めに出たせいか、鳥さんの鳴き声も賑わっておりました。
(やっぱり早めの時間帯でないとだめなようです。)

でも、せっかく鳴き声は賑わいながらも、相変わらず鳥さん達、逃げ足が速く、
ちらっと姿を見せては、遠く逃げ去ってしまいます。なかなか難しいですね。


一番多いのはホオジロさんです。↓

 

 

 


個体数が少ないと思うのですが、いるはずだと思って、
探し回って、それらしい鳴き声を頼りにやっとのルリビタキでした。↓

 

 


すぐに繁みに逃げられましたけど。


ヤブの中にマヒワです。2羽いました。↓

 

 


こちらはアトリね。↓

 

 

                                 

 


お、こんなところにこんな鳥さんがいる!
と意外に思ったのがキバシリでありましたよ。   ↓

 

 


そうして、シルエットだけを今まで見かけていたミソサザイなのですが、
林の中の暗がりに出てきてくれました。でも暗い中ですばしこい動きです。


根っこの穴倉へ逃げ込んでしまいました。↓

 

 

ちょっと出てきてくれましたが、たちまち遠くへ飛び去ってしまいましたね。↓

 

 

もう少しすると、囀りをするようになって、見つけやすくなるかもしれません。
いずれもっと鮮明な写真を撮りたいと思っていますのでまたチャレンジです。


こちらは池の畔の藪の中、ウグイスです。↓

 

 

こちらも、これから頻繁に枝の上に出て、囀りを始めることになるでしょう。

 


道路凍結の心配がなくなってきましたから、また気軽にやってこられると思います。
春の鳥さん達がちょっと楽しみになってきましたよ。


 

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ようやく上がってみましたけど、宮島弥山

2017-03-07 00:42:21 | 山歩き

 

 

昨年の夏に越してきたのが、広島五日市。宮島にはすぐのところです。

ですので、まあ、いつでも行けると思いながら行かずじまいでありました。
鳥さんもけっこういるという話も聞いておりましたけど。


でもって、近場のフィールドがもうひとつですので、
少し期待をこめて本日行ってみました。人混みを避けての月曜日ですが。

 

                                            

 


朝はまだ早めでしたからわりと静かでありました。
紅葉谷からの登り。メジロやエナガ、ヤマガラが鳴いています。
ホトトギスの囀りも聞こえてきますが、とりあえずは弥山山頂まで。

 

 


弥山山頂です。↓

 

 


大聖院コースを取って下山しようとすると、この山頂付近まで、
シカさんのお出ましでありました。

 

階段をゆっくり上がってくるシカさんとしばらくにらめっこになりました。↓

                                       

 

 


さて、下山して、紅葉谷公園あたりを散策するのが正午頃。
もう鳥さんの気配が致しません。ちょっとタイミングをはずしたようです。
それにぞろぞろと観光客の人混みでありました。やれやれであります。

(お弁当はシカに取られることなく無事に食べることが出来ました!)

 

ということで、鳥さん、色々いそうな雰囲気はあるのですが、
本日はフィールドの下調べということで我慢して海岸の方へと帰途につきました。

 

さすが天下の宮島、月曜日といえど、海岸の通りは大変な観光客でした。
その人混みを離れた海岸に、地面に下りた鳥さんを発見。↓

 

 


ビンズイです。この日の唯一の鳥見の成果でありますね。

 

 

 

 

 

 


さて、もうひとつの成果は、何と花粉症の爆発でありましたよ。
程よい疲れでの珈琲タイムでもと思いましたが、段々とそれどころでなくなって
まっすぐ帰る羽目となってしまいましたね。成果とは言えませんけど。


(自宅へ戻ると、なべ嫁さんも花粉にやられてダウンしておりました。
本日がどうやら花粉症の爆発日であるようですね。)

 

 

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ホオジロの春の囀りです、極楽寺山

2017-03-05 00:17:36 | 山歩き

 

 

先達ての極楽寺山、鳥見のはかばかしい成果もなく、
せっかく見かけながらも鳥影だけで見逃した鳥さんもたくさんいました。

ですので、何だか悔しくありますので、本日再チャレンジでありました。


結果を言えば、やっぱり芳しくなかったという事になるでしょうか。
せっかく汗をかいて登りながら、最近はどうも調子がよくありませんな。
フィールドが良くないのでありましょうか。


念願のルリビタキと、ミソサザイの鳥影を確かに見たように思い、
追っかけたのですが、両方とも繁みの中に逃げられてしまいましたよ。


それでも高い梢でホオジロくんの春の囀りを聞きました。
例の「イッピツケイジョウ!」と聞こえる高い鳴き声でありました。

 

 

 


登山口ではウグイスくん、「ホーホケチョ!」といった程度の練習中でありましたけど。


ところで、前回見かけたマヒワ、今回も遠目ですが、数羽が群れておりました。↓

 

 

 


そしてこちらも遠目ですが、?? 何だか良くわからないけど見慣れない鳥さん。↓

 

 

 


これは何だろうと、あれこれ調べてみると、どうやらマヒワのメスのようですね。


こうして、珍しい鳥さんを見かけても、レンズにはすごく遠かったりして、
なかなか良い写真にはなりません。残念でしたね。


さて春めいたお天気も段々増えてくるでしょうから、まあめげずに
体調を整えて、気合も入れていこうと思っているのでありますが。

 

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ウグイスの囀りも聞きましたけど、極楽寺山

2017-03-02 00:46:52 | 山歩き

 

 

季節の変わり目だからでしょうか、どことなく体調が優れません。
寒暖の変化がめまぐるしいです。それに時に熱っぽくなるのは花粉のせいもあるでしょうか。
(それほどひどい花粉症ではないのですが。)


あちこち散歩に出かけてはおるのですが、鳥さんの追っかけも粘りがなくて
このところちょっとさっぱりであります。
もっとも広島の鳥さん、概して愛想がありません。遠めで見かけても
近づくとすぐに逃げ去ってしまいますな。


先月の27日は久々極楽寺山まで出かけましたが、これもさっぱりでありました。
鳥見のおばあさんと出会って「鳥が少ないですねぇ。」という会話になったのでありますが、
それでも、遠目にミヤマホオジロやらアトリなど見かけはしたのであります。

「ミソサザイはね、三滝の方に行くと見られますよ。人がたくさんいても飛んできます。」
「宮島もけっこう色々飛んでいますよ。」

と、おばあさんには色々教えていただきましたけど。


高い梢で見かけたこの鳥さん、遠すぎて証拠写真にもなりませんけど、
どうもマヒワのようでありましたね。  ↓

 

 

 

そんなこんなで成果もなく下山すると、
登山口のところでミソサザイを見かけました。
追っかけてみましたが繁みの中にあえなく逃げられてしまいました。

そうすると下りてきた背後のお山からウグイスの囀りでありましたよ。
今季、私にとっての初鳴きですね。まあこれぐらいがこの日の成果であったでしょうか。


写真がないと、寂しいですから、こちらは25日の植物公園のウグイスくん。
繁みから顔を出したところです。↓

 

 

 


28日、地御前の病院に行った折、海岸近くの葦原で見かけたウグイスくん。↓

 

 

 

 


これらのウグイスくん、まだ藪の中の地鳴きでありますが、
それでも段々と藪から顔を出し始めてきておるようです。
もう少しすると、囀りも、あちこちから盛んに聞こえてくるようになるでしょうね。


 

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ちょっとだけのルリビタキね、極楽寺山

2016-12-31 18:08:20 | 山歩き

(極楽寺境内休憩所から、瀬戸内の海。↑)


12月30日の極楽寺山。

植物公園も大野の森も年末年始で休園ですし、最近山歩きといっても
てっぺん近くまで車で行って、森の中を歩く程度でもありましたから、
久し振りに登山モードで極楽寺山でありました。

おかげさまで翌日の今日は足パンパンでありますよ。

 

いちから登ってだと、てっぺん付近での鳥見にも粘りがなくって、
何だか色々と鳥影を見ながらもあっさりと見逃してしまいますな。

いつもながらのホオジロさん。雄と雌です。↓

 

 

 


ホオジロさんぐらいしかいませんな、と思っていたら、
そのホオジロさんの群れにミヤマホオジロが混じっておりました。↓

 

 


そしていきなり出くわしたルリビタキ嬢ちゃん!  ↓

                                     

 

ちょっと遠すぎましたので、ピンボケです。すぐ飛び去ってしまいました。↓

 


 

下山して登山口でのメジロさんね。↓

 

 

 

そして本日は大晦日。

7月の引越しの折、積年の物を処分しすぎるほど処分いたしましたので、
とりたてて大掃除することもなく(例年やっておるわけではありませんけど)、
新しい土地へ移っておよそ5ヶ月、穏やかな年越しとなりそうであります。

皆様良い年をお迎えください。日本も世界も何だか激しく壊れていって
おりますけど、それでも未来ある子ども達のために、
少しでも良い世の中になってくれればと願っておりますね。

 

 

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ようやくのルリビタキ遭遇です、極楽寺山

2016-12-21 22:52:56 | 山歩き

 

 

ご隠居さんともなると、世俗の季節感が薄れてしまいまして、
気が付いてみれば、もう年の瀬や、と何だかうっかりしてしまいます。


年の瀬のわりには暖かい日が続いておりますが、
せっかくの暖かさですから、少々雨が降りそうなお天気であっても、
ちょっと極楽寺山まで行ってみようと出かけてみました。(車ですよ。)

 

少し朝早めだったせいでしょうか、キャンプ場近くの駐車場に着くそうそう、
久々鳥さんの囀りが賑やかに聞こえてきました。

そして、ルリビタキ発見です!  ↓

 

 


どこかにいるはずと思って、あちこちと探し回っていたルリビタキに
ようやく出会うことが出来ました。今季、初見です。雌ですけど。


でも、うまく撮れないまま繁みに逃げられてしまいました。
しばらく待ったり、あちこち巡りながら元の場所に戻ってきたりしたのですが、
結局この日は、このとき一度きりでした。残念です。


極楽寺山、普段はけっこう登山客で賑わっているのですが、
この日は3,4組のハイカーに出会ったぐらいで、非常に静かでありました。
休憩所のお店もキャンプ場のトイレも閉鎖されています。
何だかすっかり寂しげな冬支度といった感じです。年の瀬ということもありますか。


ホオジロがあちこちで見られました。↓

 

 

珍しく、高い木のてっぺんで軽やかにさえずったりもしておりましたよ。↓

                      

 

 


こちらは林床でゴソゴソしていたツグミさん。↓

 

 

 

朝は、キツツキやら(アオゲラかもしれません)カケスらしい鳴き声も聞こえてきて、
期待もされたのですが、昼近くになってくるとぱったりと鳴き声が聞こえなくなりました。
雨が降りそうになってきたことも鳥さん達がいちはやく気付いたのかもしれませんね。


ルリビタキはわりと狭いテリトリーですから、同じ場所に周期的に現われます。
今朝現われた場所に期待して、また今度ということで早めに退散いたしましたよ。
(もう雨がポツリポツリとし始めましたし。)

 


 

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芸北の秋です、臥龍山ね

2016-11-14 16:38:48 | 山歩き

 


土日は好天気で小春日和が続きました。
ですので、土曜日は休養して、日曜日にお出かけ。月曜日は雨の予報ですし。

今回は恐羅漢山の近くの臥龍山登山です。
標高1223m。往復2時間半ほどの行程ですから、お年寄り向き。
でも後半の登りはややきつめでありましたね。


朝、八幡原公園の自然館前に車を停めると、ナビさんが想定外のルートで
案内してくれましたので、地図上の位置に戸惑ってしまいました。
公園をおっちゃんが散歩しておりましたので、尋ねると、登山口を親切に教えてくれました。

「今が一番綺麗な時期じゃ。今年はちょっと遅いけどね。」
「冬は1m位の雪じゃが、かんじき使ってもずぼっとはまるよな。」

教えていただいたのは好いのですが、どうも頓珍漢でありました。
「ここをまっすぐ登って行ったら良いよ。人が通ってるから道がついとる。」
と、教えられたまま登っていくのですが、途中で道が尽きてしまいます。
標識も何もありません。
どうやらおっちゃんに見せた地図をおっちゃんが読み間違ったに違いありません。


付近をうろうろした挙句に、持参の地図を見直して、
ようやく正規の登山口にたどり着きました。
1/25000の地図をおっちゃんに見せて聞いたのが間違いでしたね。
慣れてないととっさに読み取られないものです。
おっちゃんが教えてくれた地図上の現在地が違っておりましたよ。


山麓付近が今が見どころの紅葉。

登山口を探してこの辺をうろうろしましたよ。↓

 

 

                                                

 

登りなおして、ようやく登山口近くまでやってきました。臥龍山が見えます。↓

 

 


ススキの生い茂ったところにホオジロさんです。↓

                                           

 

 


ウマゴヤ谷をまっすぐ登って1時間ほどで頂上でした。↓

                                                

 


途中、ブナの高い梢に鳥さんが飛び交っておりましたが、
シルエット状でよくわかりません。カケスさんもいたようですが。

 

山上からは尾根道を西へ下って、菅原林道へ。↓

 

                                                       

 

 


林道で、ミソサザイを見かけました。繁みの中で姿を見せぬ鳴き声が
しばらく続いたので、しばらく待ってみたのですが、
鳴き声は姿を見せないままやがて林の奥へ消えていきましたね。残念ね。

 

 

 

 

登山口まで戻ってきて、付近の湿原をうろうろしてみましたが、
結局ホオジロさんだけで、今回、鳥さんとの出会いはうまくいきませんでしたな。

 

こちらはとなりのお山の深入山。今が盛りの紅葉。朝行きがけの眺めです。↓

 

 

 

せっかくの遠出でも鳥見がさっぱりというのはよくあることでありまして、                               まあ、今回は紅葉の登山が主眼だったということでしょうか。

 

 

 

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おおの自然観察の森から権現山へ

2016-11-09 01:01:42 | 山歩き

(ベニマンサクの群生。 ↑)

 

4日におおの自然観察の森へ出かけて、まあまあ気に入ったということもあり、
その奥に適度なお山もありましたから、一度登っておこうと思ったわけであります。


6日に再度大野の森へ。そして権現山ね。登山口から往復3時間ほどの行程です。

二日前お世話になった自然観察センターの館長さんへご挨拶して、登山口へ。


ベニマンサク湖です。↓

 


鳥さんの鳴き声は聞こえますが、何だかこの日はもうひとつ活発ではないようです。

 

                     

 

 


40分ほどで、見晴らしのよい「おむすび岩」です。こんな感じね。↓

 

 


そして、目指すところの権現山も見えます。↓

 

それからアップダウンを繰り返して、50分ほどで頂上でした。↓

                          


頂上からの展望。宮島の海が見えます。手前にベニマンサク湖。↓

                            

 

 


それから早々に下山して再びベニマンサク湖畔。


シロモジの黄葉です。↓

 

 

もみじも紅葉。↓

 

そしておなじみになったベニマンサクの紅葉ね。↓

 

 

 


今回は登山が目的とはいえ、鳥さんの姿が思ったようには拝めないのが残念。
センター周辺の湖畔を粘ってみましたが、何だか日が悪いようでした。


それでも、先日センターの庭先に見かけたミヤマホオジロと出会えないかと、
リベンジを期して辛抱強く待ってみましたが、「今日は無理ですかね。」と
諦めかけたところに、登場(!!)してくれました。

センターの窓ガラス越しです。ピンボケですが。↓

 

 

 


急いで、室内から庭先に出てみたのですが、
もうどこか繁みの中へ飛び去っておりましたね。


たぶん渡ってきたばかりで、まだまだ警戒心が強いようです。
この冬は居ついてくれるでしょうし、先日のOさんは
「キクイタダキもやってくるよ。」とおっしゃっていましたから、
またぜひ機会を作ろうと思っていますよ。

そのときは鳥さん達のお日柄もよろしければ好いのですが。

 

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極楽寺山、紅葉少しだけね

2016-11-02 22:05:56 | 山歩き

 

 

先日の日曜日、またムギマキでも見られないかと行ってみたのですが、
やはり日曜日はいけませんね。
蛇の池周辺はキャンプ場でありますから、家族連れのバーベキューで
子どものわめき声やら、わんこの鳴き声やらで、鳥さん、逃げてしまって寄り付きません。

しょうがないので、さくらの里のほうに行きましたら、
おなじみのホオジロさんに混じって、ミヤマホオジロ(!!)がいたのですが、
残念ながらすばやく繁みの中に飛び去られてしまいました。

仕方なくホオジロさんの写真ね。↓

 

 

 

そして、エナガさんにヤマガラさん。↓

 

 

 


それにしてもミヤマホオジロさんは残念。
でもポイントがわかりましたから(たぶんね)またリベンジしましょう。


それから、蛇の池に戻ってもまだ騒がしかったものですから
この日のムギマキさんは断念いたしましたね。

蛇の池の畔の一本のもみじの木だけが真っ赤に染め上がっていました。↓

 

 

 

 

秋が深まるのはまだまだこれからでしょうか。

(といってる間に冬がやって来そうでありますが。)


そして、できれば次回からは静かな平日の山歩きに致しましょう。 

 

 

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カシラダカ、シロハラ、アトリです、極楽寺山

2016-10-28 18:00:40 | 山歩き


カシラダカもやってきています。冬鳥ですね。↑


昨日の極楽寺山、続きです。


ムギマキは、キビタキの近縁。ロシア・中国東北部で繁殖し東南アジアで越冬する。
日本は春・秋の渡りの時の通過点で、旅鳥だということです。

あんな小さな小鳥がはるばると海を越えていくというのがなかなか想像しがたいのですが。


池の畔の小枝に止まったジョウビタキを撮り逃がしてしまったら、
入れ替わりにカシラダカが飛んできて止まってくれました。(↑上の写真です。)
これも冬鳥さんですね。


秋は実りの秋。樹木の実にいろいろ鳥さんが寄り付いてきます。

シロハラがもうやってきています。数羽で赤い木の実に寄り付いておりました。↓

 

 

 

 


そこへさらに数羽の小鳥が寄り付いてきました。アトリです。↓

 

 

 

                                                      

 

 


やがて、飛び去っていくと、繁みの中で見えなかった数十羽の小鳥達が、
続いて一斉に飛び去っていきましたよ。
数羽だと思っていたアトリさんたち、どうやら大集団だったようです。


さて昨日の極楽寺山は秋晴れの良い天気でした。

極楽寺から眺めた瀬戸内の海は光っておりましたね。 ↓

 

 


(今日は一日雨でありますけど。天気が良ければまたですね。)

 

 

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