散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

ミソサザイとカケス

2014-06-03 01:07:43 | 山歩き


藤沢周平の小説に「鷦鷯(ミソサザイ)」という作品があります。
この鳥さん、一度出会ってみたいと思っていました。


この日曜日は、水越峠から金剛山へ登ってみたのですが、
あともう少しで登りつめるという急登の登山道で
高音のきれいな鳴き声がするな~と思っていると、
少し先の階段上に黒っぽい小鳥が止まっていました。
カメラを向けるとすぐさま繁みに逃げられてしまいました。
「もしかすると、ミソサザイかもしれない。」
と、思ったのであります。
かろうじてシャッターをきったものの暗い林の中ですので
ぶれまくって、まともに撮れていません。
そうすると、なおさら「あれはミソサザイに違いない!」
と、思うのでありました。
(まだ見たこともないミソサザイなのでありますが。)

 

それからしばらくして、山頂付近のお寺の境内に入ると
やはり、高音のきれいな鳴き声が聞こえてきました。
先ほどとよく似ています。
境内の建物の軒先に見つけました。↓


高い声で囀っています。ミソサザイのようです!!

 


でも、できたら林の中でしっかりととらえてみたかったのですが。


標高1000メートルでもこの日は29度もありました。
暑い山歩きでありましたね。
鳥さんの鳴き声はさすがに色々聞こえてくるものの、
なかなか姿を見せる程度には飛んできません。

 

羽曳野丘陵は黄色くもやっています。黄砂でしょうか。↓

こちらは、葛城山を眺望。↓

ブナの緑がきれいです。 ↓

 

それでもようやく見つけたブナの木の高いところの大柄な鳥が
何だろうと思いつつシャッターを押してみたのですが、
どうやら、カケスさんのようでありました。

 


かくして、鳥見の成果はもう一つやなと思いながら、
下山する折、また同じところで、あの高音の鳴き声が
してきました。足を止めてじっとしていると、
うまいこと、姿を見せてくれましたが、またまた瞬間でありました。
暗い中でシャッターが間に合いません。残念であります。

しばらく待ってみたものの、鳴き声は遠のいていってしまいました。

 

自宅へ戻って、藤沢周平の作品をちょっと見直してみました。

「鷦鷯は、いまごろは家の回りにいるが、
青葉の季節になると山に戻って巣をつくり、
卵を産む。それで声もきれいになるのよ」

という下りがありましたね。

あれは、やっぱりミソサザイだったに違いありません。
そうすると、林の中でうまく撮れなかったのが
いっそう残念に思えてしまったのであります。

 

(そうそう、カケスさんの方だってもっと
しっかりした姿、今度はとらえてみたいですね。)


 

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金剛山でヤマガラ、コガラね

2014-03-20 20:08:06 | 山歩き

 

昨年10月の入院騒ぎで、予定していた
秋山登山がふいになってしまい、
以来山歩きお休み状態でしたので、
久々の山歩きとなりました。
近場の金剛山ですけど。リハビリ登山ね。


この数年で、何度か入退院を繰り返していますので、
そのたびに、療養、そしておそるおそるのリハビリ登山、
というパターンも繰り返しておるのであります。
そろそろ調子出てきたかな~と思っていると、
思いがけず入院になったりして、
せっかくの体力挽回も、いつも中途挫折でありましたね。

 

 

 

ふらふら登っていると、カメラをさげたおっちゃんが
下ってきて、話しかけてくれました。

「今ね、目の前にカケスがおりましたよ♪。ほら。」

と、カメラのモニターの写真を差し出してうれしそうであります。
こちらもカメラをさげていましたので
鳥見のお仲間と思っていただいたようです。

「アカゲラもおりましたよ~♪。」

と、こちらの写真も見せていただくのですが、
これは私も期待できるかな~と思う一方で、
今日の鳥見の運はおっちゃんにもってかれたかもしれないね~
とも、思うのでありました。

 

 

おばあちゃんやおじいちゃんにさえ追い抜かれて
ゆっくり、ゆっくり、登りました。
途中、カケスかもしれない、という鳥影を
林の中に見かけましたが、すぐにのがしてしまいました。
また、アカゲラかと思ったらコゲラでありました。

「やっぱり、鳥見の運はおっちゃんのもの。」のようであります。


黄砂やらPm2.5やらで空気が汚れて
よく見えませんが、羽曳野丘陵あたりを見下ろして見ます。↓

 

 

ヤマガラとコガラがいました。 ↓

 

 

コガラです。↓ 近くにヒガラもおりましたけど。

 


千早園地の方まで行くと、ここでも
ヤマガラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラがいました。 ↓

 

 

これはシジュウカラ?↓ ヒガラかもしれません。

 

ひときわ高い梢にエナガです。 ↓

 


かくして鳥見に関しては、もうひとつでしたね。
何だかはかばかしい成果ではありませんです。                                                       (平地でも見られる鳥さん達ですから。)
そのうち、リハビリならずリベンジ登山が要るかもしれません。


久々の山歩き、少々草臥れてしまいました。

(無為徒食のだらだら生活ですから。)

 

 

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上高地林間散策、曇りです

2013-08-25 16:04:44 | 山歩き

 

 

22日は雨も上がって、曇りの天気。
今日こそは、と思って、早朝6時に宿を出立し、(朝食はお弁当ね。)
梓川の北側の林間を明神館から上高地へ向かいました。
明神館から上高地大正池までの林間散策、6時間でありましたね。

 

しかし、なかなか難しいものであります。
期待したほど、鳥さんの鳴き声もしませんし、姿も捉えられません。
季節や時間のタイミングもあるのでしょうか。
まあ、空振りも往々にしてよくあるということでしょう。

 

ゴジュウカラとヒガラは前日に続いて、よく見かけました。
すばしこいので、カメラに収めるのは一苦労です。

ゴジュウカラね。シジュウカラの仲間。 ↓

この日のヒガラ。 ↓

 

 またまたおさる軍団に遭遇。前日のおさるさんたちでしょう。
何だかこの日は荒れ模様。木の上で、さかんに喚声を発しておりました。
襲われたら、これはかなわないねぇ、と少し恐い感じでありましたが。

 

 

 

これは赤とんぼ? ↓

トリカブトの花。 ↓

オミナエシに似てるけど? ↓

 

この鳥さん、よくわかりません。ビンズイかもしれませんが。 ↓

 

カルガモの親子連れです。子ガモたちがもう大きくなっています。

 

 

そして大正池です。↓

 

 

期待したほど散策の成果はありませんでしたが、
それでも今回の鳥見、なべさんにとってゴジュウカラ、コサメビタキなどは
新顔でありました。

季節が変われば、またの機会もあるでしょう、と慰めつつ
(たぶん釣り人の気持ちもこんな風?)
バスターミナルに戻って、上高地を後にいたしました。

 

もちろん、それから後回しにしていた、                                                                            ようやくのまったり温泉であります。
平湯の日帰り温泉、「ひらゆの森」ね。

そして、おそめの昼食は定番、ざるそばでありました。

 


こうして、なべさんの夏休みも終わってしまいました。
酷暑の大阪へこの日のうちにお戻りでありましたね。
しょうがないですね。

(でもお仕事復帰もちょっと懐かしい気分ですけど。)


 

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涸沢からの下山、雨です

2013-08-24 18:43:43 | 山歩き


21日早朝、夜中降っていた雨は期待に反して尚降り続いておりました。
奥穂・北穂へ上ろうとしていた大方の人も下山します。
ベテラン風の若い人が「今日は止めといたほうがいいです。」
と、中高年の人にアドバイスしながら、ご自分は北穂の方へ上がっていきましたが。

 

 


「合羽着ての下山だし、ゆったり鳥見のはずだったのも無理みたいで、
何だか、今日はしょうがないね、」と、一呼吸しながら、
なべさんも、ゆるゆると小屋を後にし、下界の方へ向かったのであります。


 6:10  涸沢小屋発
 7:40  本谷橋着
 9:10  横尾山荘着
 10:30 徳沢園着(山菜うどん食す)
 12:15 明神館着(泊)

 

小屋をあとにします。   ↓

カールの雪渓にもお別れね。 また今度。 ↓

 

 

雪渓は凍りついていて歩きづらいです。 ↓

雨は降ったり、止んだりの繰り返し。 ↓

 

 


雨で、鳥さんは無理かなと思っていたら、林の中に入ると
結構、繁みの中を飛び交っておりました。
でもって、しばしば足を止めつつ下山です。
(カメラは無理でしたけど。)

 

徳沢園まで来ると、何だかおなかがすいたなぁという感じになって、
山菜うどんを注文。 ↓

 

「どうせ、今日は明神館泊りのつもりだし、雨は上がらないし、」
と、ゆるゆる大休憩を取ります。

 

ツリガネニンジンみたいだけど、ソバナだと思います。 ↓


シジュウカラみたいだけど、ヒガラだと思います。 ↓

 

 

あと少しで、明神館、というところね。 ↓

 


いつもであれば、このまま上高地を出て、
平湯か乗鞍高原で宿を取って、温泉ゆったりのところなんですが、
今回は明日の晴れを期待して、明神館泊りです。
早朝の上高地散策で鳥さん追っかけに期待を寄せているのですね。

 

明神館まで来てようやく雨も上がりました。
宿を予約して近辺の散策です。

梓川の畔までくると、川辺の木の幹を上へ下へと這い回ってる鳥さんがいます。
遠目に一瞬コゲラかと思ったのですが、  ↓


ゴジュウカラのようです。樹皮に隠れている虫をあさって、
時には逆さになって、木の幹を激しく這い回ります。
(「木回り」といわれているようです。)

と、そこへ、梓川にかかった明神橋のところにおさるさんが出現です。
見てると、次々と現れ、50頭(匹かしら?)ほどのおさるの軍団!!
おさるさんたちの、向こう岸からこちらへの川渡りであります。

橋の脇のワイヤーを伝って続々と渡っていきます。↓

子連れのさるさんね。 ↓

 

この子ざる、ちょっとやんちゃっぽい。 ↓

このワイヤー渡っていくか、思案中の子ざるね。 ↓

 

なかなか壮観でありましたね。

 

さて、明神館は半ば旅館、半ば山小屋といった風のお宿。
だから夕食もこんな風。↓ でも部屋は2段ベッド仕様の相部屋ね。

 


上高地の野鳥たっぷり観察を期待して、                                                                    この晩はすやすやお休みできましたよ。

(まあ、往々にして期待通りにはいかないものですけど。)

 

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今夏もいつもながらの涸沢です

2013-08-23 17:43:23 | 山歩き

 


 

今年の夏は何だか過酷、お歳も加わって少々体調不良です。
でもって、8月初旬に計画していた山行きを延期する始末でありました。


かといって体調が良くなったわけではありませんが、ぐずぐずしていると
夏休みが終わってしまいますので、20,21日の山行きです。
慣れたところの低山ですので、逃げ場はいくらでもありますし。

 

19日23時自宅を出発。(車ね。)
20日4:30  平湯温泉あかんだな駐車場着
   4:50  上高地行き始発バス
   5:20  上高地BT着
   5:50  歩行始め
   6:45  明神館前着
   7:45  徳沢園着
   8:35  横尾山荘着(中休憩、朝食)
   10:25 本谷橋着(大休憩、間食)
   12:55 涸沢ガレ場着
   13:25 涸沢小屋着

 

天候は小屋に到着までは何とか持ってくれたものの
あとはずっと、降っては止み降っては止みの雨でありました。(残念!)
私めは、合羽を着て歩く羽目になること度々でありますので、
どうも雨男のようですな。(再確認ね)


今回、少々勝手が違ったのは、歩きながら、鳥さんが気になって
歩くペースが狂ってしまい、ちょっと戸惑い気味であったこと。
もちろん鳥見を楽しみにしておったのですが、
登りはやはり一定のペースで登っていかないと体調を乱してしまいます。
でもって、鳥の鳴き声を耳にしながら、
「がまん、がまん、鳥さんは下山のときにゆっくりお相手ね。」
と言い聞かせつつも、やはり気になるのでありました。


でもって、本谷橋手前の林の中で追っかけた貴重なこの鳥。 ↓

 

 

 


コサメビタキかな?と思うのですが違うかもしれませんね。


というわけで、いつもよりずっとのゆるゆる登山でありました。

 

おなじみ涸沢カールの雪渓。 ↓

涸沢小屋。↓

 

 

小屋に着くなり、雨が降り出しました。
奥穂高、北穂高はすっぽりガスの中であります。
ずぶぬれで降りてきた人らは、「何にも見えん、風がすごい」と言っていて、
これから上へ上がるつもりの人たちも断念して、この小屋への逗留を決めたようです。

 

 

 

 

 

雨の中のカールを眺めていると外人さんがふいと話しかけてくるのであります。
あわてたなべさん、うまく対応できません。(情けないですねぇ。)
ブリュッセルから来た人のようでトレッキングコースが同じようでありました。
人懐っこい、ハンサムな外人さんでしたね。

 

小屋のテラスから涸沢ヒュッテとテント場を見下ろします。                                                   ガスが次から次へと上がってきます。 ↓

 

 

 

 

 

ちなみに、登ってくるコースの途中に「徳沢園」という宿があるのですが、

ここね。 ↓

 

ここで、あのジブリの宮崎駿が泊まっているのを目撃いたしました。
上高地から2時間歩いて、宿のベンチで休んでいると、2階の部屋のベランダに
あの宮崎駿が出てきて(特徴ある顔、まちがいなよ~)
椅子に座って靴下脱いで、足の裏をぼりぼり掻いておりました。
さすがにカメラを向けるのは失礼でしょうね。(こっちを見下ろしてもいましたし。)
でもって、引っ込んだ直後の部屋がこれね。 ↓

 

 

 

さてまあ、そんなこんなで、この日の雨は延々と夜中降り続き、
「明日の鳥見は空振りかぁ~」とため息をつきながら
寝具にくるまって寝つきの悪い夜を過ごしたのでありました。

 

小屋の夕食は豚テキでした。 ↓


 

(まぁ、今年もここまでこれたから良しということね。やれやれだけど。)

 

 

 

 

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涸沢の朝

2012-10-21 15:39:38 | 山歩き

 

 


16日の行程


4:40   起床
5:00   朝食
5:55   モルゲンロートの始まり
6:40   小屋出立、カール付近の周遊
7:00   カール出立、下山
8:05   本谷橋
9:13   横尾山荘
10:20  徳沢園
11:25  明神池
12:38  上高地バスターミナル

(ほぼ例年通りのペースですな。)

 

隣のおっちゃんは
夜中に目が覚めたのか、
朝になると、ちゃんと
自分の布団にもぐりこんでおりました。


山小屋の朝食は5時。
完食は無理なんですが、
それでもできるだけ残さないように
食べます。
(山小屋のエチケットですね。)
でもちょっと無理をしたのか、
食後、苦しくなってしばしの休憩でした。
旅行中は、こうして
食事のコントロールが難しいのであります。
(けっこう難儀するのですよ。)


涸沢カールでは山越えの日の出が
穂高の峰々を徐々に照らしていく様が
モルゲンロートと呼ばれて、
どうやら名物の一つになっているようです。
要するに山の朝焼けですな。

穂高の朝焼け。 ↓

 

 

ヒュッテのテラスでは朝焼け見学。 ↓

 


体調を回復して、
カール周辺を周遊してみます。
青池には氷が張っています。
氷がきらきら光ってきれいです。

 

青池の氷模様が鮮やか。 ↓

 

 

 


でもって、今年の涸沢にも
お別れであります。
再び紅葉の中を、今度はゆっくりと
楽しみながら下山してまいります。

 

 

下山時、紅葉の山肌六景ね。 ↓

 

 

 

 

 

 

明神池まで来ると
お猿さんが出没しておりました。
冬支度が大変なのでしょう。
木に登って、
赤い実を必死にむさぼっておりました。

 

 

 

 


なべさんは、例によって、
ざる蕎麦を食べて、温泉に入るというのが、
この後の予定でありましたよ。

 

 

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今回は涸沢ヒュッテで

2012-10-20 15:38:03 | 山歩き


15日(月)の行程。

7:10  上高地バスターミナル
7:55  明神池
8:50  徳沢園
10:06 横尾山荘
11:30 本谷橋
12:50 Sガレ
13:50 涸沢ヒュッテ


早朝の上高地は意外と人も少なく
何だかいち早く晩秋の雰囲気でした。
(すごく寒いです!)
数日前は涸沢の紅葉のピークで
このあたりも人混みで大変だったはずですが。
栄華の後の侘しさがかえってよろしいですな。


本谷橋あたりは標高1700ぐらい。
このあたりから紅葉の只中を
北穂高を眺望しつつ上がっていきます。
2000メートル辺りが今、
紅葉のピークというところでしょうか。

 

北穂高岳を眺望。 ↓

屏風岩付近。 ↓

本谷橋から急坂。紅葉のトンネルです。 ↓

 

カールのガレ場までもう一息。絶景です。 ↓

 

 

 

 

涸沢カールは標高2300メートルのところ。
ここには二軒の山小屋があります。
カールの縁の崖にへばりついた涸沢小屋と
カールの中央に構えた涸沢ヒュッテです。

 

涸沢ヒュッテ到着です。 ↓

 

いつもであれば
涸沢小屋に泊まって、テラスから
カールを見下ろしているのですが、
今回は初めてヒュッテのほうに
泊まってみることにしました。
たぶん違ったアングルの
気分があるのだと思います。


少し客層が違うようにも感じられます。
小屋のほうは山慣れした人の登山客。
ヒュッテのお客はもう少し
雑多でポピュラーな感じでしょうか。


カールの紅葉も終わりに差し掛かったころ。
ナナカマドの葉はまっかな時期を過ぎて
枯れ葉状態ですが、それでも
全体としてはまだまだ見ごたえがあります。
さすがの涸沢カールであります。

 

 

ナナカマドはこんな感じ。 ↓

ガレ場のテントもまばらです。 ↓

 

 

 


ところで、ヒュッテでは、
トイレに入るごとに100円かかります。
これがどうも難点なのであります。
ドアを開けると、

「トイレは有料です。箱に100円お入れください。」

というエンドレステープの声が流れるのが、
どうもいただけませんです。
山でのトイレ処理が環境上大変
ということの啓蒙もあるのでしょうが、
宿泊料金に上乗せしてもらったほうが
すっきりすると思うのですが。

何だかおしっこするのもためらってしまいますな。
(我慢できるものでもないですし。)

 

 ↓ ヘリが運んでいるのはどうやらトイレ処理物のようですが。

 


数日前のピーク時であれば、
布団一枚に3人という泊り客であったはず。
さすがにピークのしんがりの平日ですので、
布団一枚に一人と余裕がありました。

隣の65,6歳の二人連れのお客さんが
楽しそうに酒盛りを始めました。

「高校の同級生で、久しぶりに会ったんだぁ。」

と申し訳なさそうに
断りを入れながらも、うるさく楽しく
騒ぐのですが、方言丸出しで、
ほとんど聞き取れません。

「あいや~そんだらコツ、
おっかね。おっかね。ガハハハハ・・・。」

新潟、村上の人だそうで、
「大阪は良いね。何でもあって。」
と言いつつ、最後には村上の歌を
歌い始めてしまいました。

 

窓の外は錦秋模様ですよ。 ↓

ヒュッテの夕食はコロッケね。 ↓

 


そうして、夕食の後、気がついてみると
おじさんたちは、なべさんの布団の下半分にかかって
しっかり、酔いつぶれてぐっすりと
寝込んでしまっているのでした。


お蔭様で、ゆっくり眠れはずのところが
窮屈な姿勢の一夜でありましたね。

 

(次回のお泊りは、やっぱり涸沢小屋のほうね。)


 

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涸沢はもう晩秋です

2012-10-19 00:23:50 | 山歩き

 

 


15日,16日と涸沢登山で、
17日夜に無事帰阪しております。
18日はお仕事で、科目試験の実施。
夜には飲み会でありました。
(なかなかお疲れですよ。)

 

好天気でありましたが、涸沢はもう晩秋。
冬はもうそこまでやってきております。
ななかまどの葉は枯葉色になって散る寸前。
それでも、ピークのしんがりには
間に合ったみたいで
やはり見ごたえのある紅葉でありました。

 

とりあえず、山歩き無事終了でした。
只今、採点取り掛かり中なのね。

(詳細はまた次回報告です。涸沢シリーズね。)


 

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ちょっと涸沢までですが

2012-10-14 19:42:06 | 山歩き

 

 

ただいま、中間試験期間であります。
でもって、急いで、問題を作り終え、
秋の紅葉の平日登山へ
お出かけしようとしているところ。


だんだん、体力が落ちてきているのが、
心配ではありますが、
ゆるゆる登山で参りましょう。


新しいところは、
計画立てたり、あれこれ調べたり、
面倒なので、慣れたところで、
いつもの「涸沢カール」であります。
ちょっと紅葉のピークを
過ぎているかもしれません。
人混み少ないと良いのですが。


一昨年は雨でしたけど。 ↓

 

夜行の車も今回ぐらいで終わりかも。
次回はもっとゆるゆる登山にしましょう。

パッキングしていると、どうしても
荷物が重くなってしまいます。
これも、お歳ですので、
何とかゆるゆるにしないとね。

 

では、御機嫌よう、ですかね。

 

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涸沢からの下山です

2012-08-11 01:28:38 | 山歩き

 

 

山小屋の朝は早いです。
3時にはごそごそと支度を
はじめ、4時には多くの人が
出立をしています。
なべさんは、
下山するだけですから、
ゆるゆるお支度です。

「ここまで来てもったいない!」

と、おっしゃった
72歳のおばあちゃんも
ゆるゆるお支度ですが、
おばあちゃんの方はもちろん
ゆるゆるとお登りになるようです。

7日朝の天気は晴れたか
と思うとすぐにガスがかかる
曇り空でありました。

 

 

 


5:50  ;小屋発
     急ぐこともありませんので、
     写真を撮りながら
     ゆるゆると下山します。

 

 

涸沢カールともお別れです。                                              また秋に来られると良いですが。  ↓ 

またまた雪渓を下っていきます。 ↓

 

ナナカマドの花ね。 ↓

 


7:30  ;本谷橋

 

花の写真でも撮ってみます。                                              車百合ですね。夜露に濡れています。  ↓

ツリガネニンジンね。 ↓

ホタルブクロ。 ↓

ヤマハハコ?でしょうか。 ↓

カニコウモリ。 ↓

??わかりません。形がユニークで綺麗です。

オミナエシでしょうか。 ↓

 


8:50  ;横尾山荘
     平地へ降りてきました。
     ここから3時間ほどで
     上高地です。

ところが、歩行中
腹痛が起こりましたね。
珍しくもないのですが、
やはり食事の
コントロールが難しいです。

10:12   ;徳沢園
     腹痛もあって、
     治まるまで大休憩です。
     お昼寝させてもらいました。

 

徳沢園地のキャンプ場でお昼寝タイムね。 ↓

      

 

 

11:45   ;明神館
12:50   ;上高地バスターミナル

 

河童橋までくると、                                                     もう世俗の世界であります。                                              大勢の観光客ですね。    ↓

 


こうしてゆるゆる登山も
無事終了。
あのおばあちゃんのように、

「もっと上に!」

と、思わない
わけではないのですが、
この程度の山歩きが、
今は無難なところでしょうか。

腹痛も、食べ物の支えですので
時間がたてば治まるもの。
そうであれば、
まずはお蕎麦を食べて、
温泉ということに
なるのであります。

 

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涸沢、残雪多いです

2012-08-09 21:56:18 | 山歩き


飛騨・高山の方は
随分涼しかったのですが、
さすが大阪はまだまだ猛暑。
でも、幾分かは身体が
慣れてきた感じもあるでしょうか。


さて、6日の涸沢行きの
記録です。(備忘録ね。)


5日の深夜、車を走らせて、
平湯温泉駐車場に到着し、
上高地にバスで入ったのが
明け方5時20分頃。
小雨模様の状態でありました。

 

朝の上高地。河童橋から。 ↓

 

(どうやら、合羽歩行ですね。
やれやれですよ。)

    

 

5:50 ;上高地バスターミナル発 
6:40 ;明神館
7:35 ;徳沢園
8:40 ;横尾山荘
    さすがに、夜通し車で走ってからの
    歩行は、疲れます。
    合羽のせいもあるし、
    お歳のせいもあるでしょう。

でも、ここに来てようやく
雨が上がったようで、
時折晴れ間も
見え出したりしました。

 

横尾大橋と前穂高ね。 ↓

前穂高に晴れ間が見えます。 ↓

(合羽ぬぎますよ~。)

 

10:00 ;本谷橋
    ちょっと大休憩。
    ここからさらに登り2時間です。

 

    涸沢に近づいてくると
    雪渓の道になりました。
    何だか今年は残雪が多いようです。
    もう8月なのに、
    雪渓を歩かねばなりません。 ↓

    
12:30 ;涸沢カールのガレ場到着

雨は降っておりませんが、                                                    どんよりと雲が降りてきています。  ↓

 


    
へたって、岩場にもたれて
休憩していると、
一人でゆっくり登ってこられた
おばあちゃんが話しかけてきました。

「リタイアして、介護からも解放されて、
また登山を復活させたんですよ。」

「昨年は槍の頂上に立つことが出来て、
ちょっと自信回復でしたね。」

なかなかのおばあちゃんであります。
何と72歳だとか。

「2年前に母の介護が終わって、
身の回りを始末して、、、」

と、するするっと身の上話も
なぜだか始まるのですが、 
今はともかくマンション一人住まいの
自由の身を楽しんでられるようです。
(関西の方でした。)

今回は北穂まで上がるようです。
お達者でありますね。

へたったなべさん何とも面目ないですが、
このガレ場で昼食。大休憩でした。


へたり込みながら、                                                 涸沢の風景を眺めます。                                                  (これが憩いのひとときね。)

涸沢には小屋が二つあります。

こちらが涸沢ヒュッテ。 ↓


こちらは涸沢小屋。 ↓

 

ご年配の登山者が多いです。 ↓


ワンゲル部活の高校生でしょう。 ↓

(なべさんも高校生と連れだって
登山した時代がありました。)


お一人様登山者も結構おります。 ↓


さらに北穂へ登っていく人たちです。 ↓

 

 

13:40 ;涸沢小屋到着。
    再び雨になりました。

 

 


小屋の窓から見える奥穂あたりね。↓

 


山小屋の夕食は早いです。
5時ですよ。こんな感じね。 ↓

(完食できなかったけど。)

 

夕食後、ちょっと雨が上がりました。 ↓

 

 

 

 

夜は、晴天になったようで、
久方ぶりに満天の星を
眺めることが出来ました。
(流れ星に、天の河に、
それとたぶん、人工衛星ね。) 

 

 

 

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今夏も雨中登山?!

2012-08-09 01:55:05 | 山歩き

 

会津旅行から戻って、
充分休息を取り、
台風の動きも牽制しながらの
登山計画でしたが、
上高地に着くなり、
雨でありました。
8月6日の朝であります。

 

涸沢カール。 ↓

 

 


ガスが重く垂れ込めています。        

                                                                                                                    雨のち曇り、時々晴れ間、そして雨、
の天気でありましたね。


昨年の安達太良山雨中登山を
思い出してしまいますが、
連日好天のはずなのに
運の悪いことでありました。
(雨男なんでしょうかね。)

                                                                    ま、これも一興
ではあるのですが、
天気が良いのに
越したことはありません。
(合羽は暑いですし。)

 

とりあえず、本日無事帰阪。


 

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青息吐息の稲村ヶ岳です

2012-07-05 00:18:00 | 山歩き


体調不良の折から、
元同僚に大峰、弥山の
山歩きを誘われました。

「どうせ、雨模様だから、
天川温泉入って、終わりだろうね。」

と思っていたら、
2日前までの天気予報をはずして
本日は、晴れてしまいました。
でもって、
登らないといけない羽目に
なってしまったのであります。

 

諸般の事情で、行く先は
「弥山」から「稲村ヶ岳」へ変更。
洞川温泉から上がります。

平日の洞川温泉、閑散としています。 ↓

 

山上ヶ岳は、いまだに女人禁制ね。 ↓

 

皆さん久しぶりの登山で、
青息吐息であります。
(3人連れね。合わせて180歳よ。)
なべさんも、ここで一気に
体調不良を吹き払い、
夏山に備えたいと思うのですが、
確実に足腰が弱っております。

雨上がりの蒸し暑い中を登ります。 ↓

 

 

さすがに、大汗。お疲れですよ。 ↓

 

そんなわけで、
頂上手前の「稲村ヶ岳小屋」で、

「今日はここまでで勘弁したろう。」

ということになり、
頂上に達することはできませなんだ。
(まあ、予備登山ですからね。)

稲村ヶ岳山小屋。誰もおりません。 ↓

 

 

お弁当は柿の葉寿司ね。 ↓

 

遅めのお弁当を食べて、                                            ここから下山です。                                               (頂上はまたの機会ね。)

例によって下山後は温泉へ。
「洞川温泉」は休館日でしたので、
「天川温泉」です。

 

平日だから貸し切りよ。 ↓

 

何だか久しぶりの温泉で、
心地よい疲れでありました。
弱っているとは言え、
体調不良のもやもやは
ちょっと吹き払えましたかな。

 

 

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金剛山の雪景色ね

2012-02-21 02:21:13 | 山歩き


旧職場には
マラソンに熱心な友人が
沢山おりまして、
市民マラソンに大挙して
参加したりします。
(内輪のお祭り気分ですな。)

その後の宴会に
お誘いを受けたなべさんは
もちろん走ったりなんぞしませんが、
テンションを合わせるために
皆さんが走ってる間の
山歩きでありました。
(日曜日の金剛山ね。)


炬燵に丸まっているばかりの
自堕落な生活をしているわりには、
何とかすいすいと登れた方でしょう。

 

登山口です。結構な人出です。 ↓

 

樹氷が綺麗です。 ↓

 

頂上付近ね。 ↓

 

国見城址から羽曳野丘陵を眺望。 ↓

 

お堂の前で「六根清浄」の叫びが。 ↓

 

境内の枝垂れ雪桜ね。 ↓

 

葛木神社方面へ向かいます。 ↓

 

仁王杉の所です。 ↓

 

葛城山を眺望。↓

 

 

下りにかかります。 ↓

 

 

雪山雰囲気の金剛山は
なかなか新鮮でありました。

でもさすがに冷えましたね。
下りにかかって
急坂を少し急ぎ目に
降り始めると、
(アイゼン着けたままだし。)
膝の筋肉が固まってしまって、
それをかばっていると、
別の筋肉が攣ってしまいます。
「あらら、宴会に遅れてしまうよね。」
と、困りつつ、
何とかバス停まで
下った始末でありました。
(やっぱりお歳なのよね。)

 

宴会の方は何とか
間に合いましたけど、
現在、膝痛であります。

(しばらく階段に苦しみそう。
年寄りは回復が遅いから。)

 

コメント (2)
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金剛山、雪山になっています

2012-02-20 00:20:42 | 山歩き

久しぶりに、
金剛山に登ってみました。
ここ数日の冷え込みで、
沢山降ったようで
すっかり
雪山雰囲気でありました。

 

 

久しぶりに軽アイゼンも着用です。 ↓

 

ブナ林です。 ↓

 

好天気であります。寒いけど。 ↓


日曜日ですので、
沢山の人出でありましたね。

(とりあえず、簡単報告ね。明日は早いし。)

 

 

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