散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

いのちがけの夏、到来ですぅ

2015-07-14 21:54:36 | 山歩き

 


梅雨が明けたのかどうか、よくわからないまま、もう夏本番。
一昨日はお散歩から倒れこむように帰宅して

「もしかしてこれ熱中症!?」

と、危ぶみながら、今年初めてのエアコンを始動させたのであります。


でもって、昨日は性懲りもなくお散歩に出ながら、
「やっぱりやばいよね。」と思いつつ、コースを変更して
お山の上に逃れることにいたしました。

(先日の疲れが残っておりますので、ロープウェイで金剛山ですぅ!)

 

1000mの山頂は25度。涼しいです。
空気も澄んでおりましたから眺望もよろしいです。

コンパクトデジカメで。↓

 

 


こちらは300㍉のレンズで。(PLの塔の左が自宅のマンションね。)↓

 

 


お寺の境内で久しぶりにヤマガラさんに出会いました。↓

 

 

 


平地ではしばらく見かけないままでしたね。


いつもシジュウカラやゴジュウカラが飛んでくるブナ林のところで
こちらはゴジュウカラです。 ↓

 

 

 

 

残念ながら、カケスの鳴き声もミソサザイの鳴き声も耳にしません。


三脚を担いだおじいさんが、

「お寺の裏の方にキビタキがいましたよ~。」

と、教えてくれましたので、回り込んで、しばらく粘ってみたのですが、
そう都合よくは現れてくれませんでしたね。

現れたのは、コゲラさんと、↓

 

 

遠くの枝にかすかに見えたソウシチョウでした。↓

 

 

まあ、こうしてこの夏は金剛山を避暑地にして
生き延びることに致しましょうか、と思ったりするのですが・・・。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとえらかったです、大普賢岳

2015-07-11 23:26:31 | 山歩き


10日、友人に誘われて和佐又から大普賢岳への登山に行ってきました。
しんどいなとは思いながら、和佐又付近は探鳥地でもありますし、
鳥さんの写真でも撮れるかなぁと思ったのでありました。


ところが、新伯母峰トンネルを抜けると、もうそこはどしゃ降りの雨。
「これは無理だね~。」と思ったものの、
和佐又ヒュッテで友人達と合流する頃には雨も上がってきたので登山決行でしたね。


こんな感じで登り始め。↓

 


ここら辺りで鳥さんの鳴き声も。↓

 

 

 

幹を這うように動く鳥影はキバシリかゴジュウカラでしょうか。
でも同行の方々はとくにバードウォッチャーでもありませんので
じっくり観察する暇がありません。

(体力のないわたくし、ただでさえ置いてかれそうですから。)

それにすぐさまガスが広がってきましたから、
鳥影さえかすんでウォッチングはなかなかむずかしくなってしまいました。

 

 


こちらは変わった幹の曲がり方です。↓

                          

 

こんな風な幹の変形した樹木が沢山あります。
雪の影響だったりするのでしょうか。

 

またまた少し雨模様になってきました。

 

ここから、鎖場の梯子が続くようになります。↓

 

笙の窟。岩窟群が続きます。↓

 

本格的に雨が降ってきましたので、合羽着用です。
蒸し暑いです。疲れ倍増ね。

 

おまけにコースを間違って登らなくてもよい小普賢岳にも上がってしまって、
引き返してのちの、ようようの大普賢岳到着でありました。                                      雨は上がりましたがガスっていて周りは何も見えません。

 

 


鉄梯子付きの急登ですから、最後はちょっとヘタってしまいました。
でも最近はお散歩さえ何だかしんどくなったわたくし、
登山となるとさすがにギアが変わってくれるようでして、
もう少しは山歩きも続けられそうかなとちょっと一安心でありました。

下山中はなんとか雨に降られることはなかったのですが、                                       ひどくガスが広がって視界も充分でなくなりました。

でもって、出発地点の和佐又ヒュッテの場所がわからなくなって
右往左往する有様でしたよ。 

 

 

 


 

まあ、こんな風でありましたから、鳥さんは鳴き声だけで
ちょっと無理でありました。やれやれです。

登山口で出会ったバードウォッチャーの方は
「コノハズクやコマドリがいるはずですけど..。」
と、おっしゃっていたのですが。

 

残念ですけど、またの機会、今度は一人で、天気の良いときにね。


 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミソサザイ再びです、金剛山

2015-05-29 19:02:21 | 山歩き

 

 

 

カケスさんをしっかりとらえられないか、と思っての金剛山でしたが、
残念ながら、遠目に鳥影を見ただけでありました。
じゃあキビタキはどうなの、といえばこれもさっぱり。
汗流して、山歩きしても何の成果もない、ということだってあるよね、

と、諦めかけていると、幹の上で囀るミソサザイにばったり。

 

 

 

 

 

 

 

 


相変わらず、小さい身体で思いきり高い鳴き声を出しています。
いじらしくも可愛いですね。

 

 

 

 

今回は、色々鳴き声も耳にし、鳥影も見ながら、
成果はこのミソサザイのみでした。でもまた次の機会もありますし。

 

登りは水越峠からダイヤモンドトレイルでしたが、
下りはあまり人の通らないもみじ谷のルートを使ってみました。
ちょっと険しい沢沿いの道ね。

 

こちらは黒いアゲハチョウ。
(蝶の種類はよくわかりませんね。)

 

朝の登り加減の調子は今ひとつでしたが、                                                         下ってみればまずまずの体調。山歩きはどうやら続けられそうですね。 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミソサザイの囀りです、金剛山

2015-04-27 23:22:39 | 山歩き

 

 

好天気が続いているうちに、山歩きに挑戦しておこうと思い、
金剛山までお出かけでした。平地の鳥さん、さっぱりでもありますし。
無難にいけば、体力回復のめどもたちそうであります。

 

水越峠からダイヤモンドトレイルの道のりです。
まだ山桜が咲き残っています。


今までが近所のお散歩精一杯のリハビリ過程でありましたから、
超スローテンポの山歩きです。
「カケスなんか出会えると良いなあ。」
と、思いながらゆっくりと登っていきましたですな。


水越峠付近の山桜。背景は葛城山の山腹。 ↓

 


途中、杉林の暗いなかでキツツキ発見!暗すぎてうまく撮れません。↓


どうやらアオゲラのようです。うまく撮れなかったのが残念!

 


山頂付近にたどり着くと、ブナ林の手前のところで、
ミソサザイの調子の高い鳴き声が聞こえました。
「いた!」と思うと、さっと山道脇の繁みの中に消えてしまいました。
でも追っかけると、木の枝に止まって、小さい身体を震わせて囀っております!!

 

 

 

山頂付近では以前からよく鳴き声を聞かせてくれていたのですが、
一度、しっかりとその囀っている姿をとらえてみたいと思っておりました。
ちょっと遠くて暗いですけど、念願がかなったのであります。

 


 

思いっきり、鳴くときは目を細めています。
鳥さんて目をつぶることもあるんですね。

しばらく、木の枝に留まって囀りを続けてくれました。ラッキーです。

 

 

 

 

 

 

 


ブナ林のところまで来ると、ここではうまくいけば
カケスにお目にかかれるのですが、
マニアのお年寄り夫婦が餌を撒き散らして、ヤマガラやゴジュウカラを
引き寄せて、写真撮影をしておりました。
「何だかねぇ!?」と思いつつ、お邪魔なようで、退散させてもらいました。

 

 


でも、ブナの大木を見上げると、見慣れない小鳥が!


高すぎてうまくとらえきれませんでしたが、キビタキのオスのようです。


こちらはおなじみのヤマガラさんね。↓

 

 

さて、久々の山歩きは久々の分だけ少々お疲れでしたけど、
何とかクリアー。でも45キロの体重では
まだまだスタミナ不足ではありますな。筋肉も弱っています。

まあ焦らず徐々にということでありましょうか。

 

帰宅すると、今日は全国的に全くの夏日であったようでして、
早々と熱中症の事故がニュースで流れておりましたね。やれやれですね。

 

(それにしてもミソサザイは小さい躰に似合わない                                              高いきれいな声で鳴きます。可愛いですね。) 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマガラ、コガラ、ゴジュウカラです、金剛山

2015-02-17 00:57:55 | 山歩き

ブナ林の高い枝の遠くの方にカケスさんが見えたのですが、
近いところではヤマガラさんやコガラなどが忙しく飛び回っておりました。

 

ヤマガラさんね。空気がきれいだといっそう可愛く見えます。↓

 

 

 


愛好家の方が実を置いて小鳥を呼び寄せているようですね。

 

コガラさんも久しぶりです。↓

 

 


ゴジュウカラもいます。 ↓

 

 

 

 

 


雪景色の寒いところで見ると、何だかけなげに見えてくるのは
こちらの勝手な見方なんでしょうが、まあ清清しくもありますな。


ところでこちらは藪の中で見た鳥さん。↓

 


枝が被ってしまって、はっきりしませんが、
どうやらカヤクグリのようです。初見の鳥さんですよ。

 

さて、天気が良くて、時間さえあればお散歩、
お出かけに出てしまう今日この頃のなべさんでありますが、
そろそろ学年末。テスト問題が迫っております。
そうそう確定申告の書類整理もございますね。
下宿屋のようなごった返しの部屋の整理もあります。
年度末は何かと気ぜわしいです。お散歩の時間も控えめにして、
これらの「お仕事」の時間もちょっとは作らねばなりませんかな。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪の中のカケス、金剛山

2015-02-16 14:19:01 | 山歩き

日曜日は久々の金剛山お出かけ。
天気が良いだろうと当て込んでのことでしたが、それほど良くもなく、
雪もまた一面の樹氷というわけでもありませんでしたね。

 

 

それでも、ブナ林の中で、数羽のカケスさんが
枝から枝へ飛んでおりました。なかなか近い枝には止まってくれず、
レンズから遠すぎたのが少し残念でありましたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマガラさんにコガラ、ゴジュウカラも忙しく飛んでおりました。

 

久留野峠からの下りはアイスバーン状態で、ちょっと膝を痛めがち。
2,3日後にきっと痛みがくるのでありましょう。やれやれね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賤ヶ岳ハイキングは雨でした

2015-02-09 23:43:10 | 山歩き

8日の日曜日は元同僚らの面々での山歩き。
旧友達にも久々会って、一堂に会するとまさにご老人グループ。
皆、相応に老け顔になっておりますが、
歩きはなかなかかくしゃくとしております。

それでも比良山の予定が少しひよっての賤ヶ岳コースでした。


湖北の余呉湖訪問は20年振りぐらいです。
雪深いイメージがあったのですが、雨がどこから雪に変わるか、
米原から長浜へ電車の窓を覗いていても、いつまでも雨でありましたね。
余呉湖へ着いてもあまり雪はありません。
温暖化でしょうか、この季節、もっと雪深いはずだったのですが。


余呉湖です。閑散としていて静かです。  ↓

 


そして山歩きはこんなグループね。↓

 

 

 

 

緩やかな山道です。天気が良ければ軽いハイキングコースでしょう。
雨が降ったりやんだりで、あまり景色も望めませんが、
風が穏やかだったのがまあ増しだったでしょうか。


期待の鳥さんはこんな天気では望むべくもなく、
一羽の大柄の鳥さんが森の中をすべるように飛んでいただけで、
他はまったく収穫ありませんでしたな。
(カケスさんだったかもしれません。)


頂上はさすがに相応に深い雪です。↓

 

ガスがかかった隙間から余呉湖が見下ろせます。↓

 

 

雪の頂上でお昼を取って下山ね。↓

 

 


少し降り込んでいた雨が岸辺まで下りてきた頃止んで、

そして、ちょうどその時、湖にきれいな虹がかかりました。↓

 

 


今まで見たこともないようなくっきりと弧を描いた「七色の虹」であります! ↓

 

 

虹は湖面にも映っています。↓

 

 

お年寄り一同大感激でした。                                                                 そういえば、余呉湖は羽衣伝説の地。                                                              まさにさもありなんという「天の浮橋」であります。


でもそのあとまた雨が本降りになって、虹も消えてしまい、
横なぐりの雨の中を湖対岸の駅までウォーキングでありました。

 

鳥さんをキャッチしたのはこのトンビぐらいでした。↓

そして、余呉駅です。↓

 

 


ところで、遅めに帰宅すると思いがけず叔母の訃報が届いておりました。
                                                                                  もう90を越えていました。それほど親密であったわけではないですが、
かつて私が大学生の頃、五島を旅行し、泊めてもらったことがあり、
ビフテキの夕食で歓待されたことを思い出しました。
あれが、私めがビフテキなるものを味わった最初のことでありましたね。

 

(この日の虹は叔母さんの掲げた虹だったかもしれません。合掌。)

 

 

 

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩湧山の秋です

2014-09-30 00:51:50 | 山歩き

 

 


山登りはその計画と準備が楽しいという人もおりますが、
私めはそれが苦手でありまして、準備・計画が何とも面倒で、
思いつきでふっと出かける方がずっと楽なのであります。
根が無精に出来ているのでありましょう。

 

でもって、岩湧山であります。ススキのお山ですね。
いつも、登ろうと思いながら、
ついついお手軽な金剛山のほうに行ってしまって、
今まで登らずじまいでありました。
御嶽山噴火の翌日、日曜日であります。

(御嶽山の被災状況がだんだん明らかになってきて
大変悲惨なことであります。)

 

滝畑から登って、紀見峠駅へ下るコースです。

ところが、せっかくの静かな山歩きのはずなのに、
モンベル主催の何やらハイキングイベントがあって、
狭い山道が沢山のハイカーで非常にうるさい往来でありました。
(登山道を走って往来するの、やめてほしいですけどね。)


山頂はたぶんいつもより大勢の人。↓

 

大阪湾から、さらにかすかですが六甲の山並みも見えます。↓

 

PLの塔の近くに我が家のあるマンションも見渡せます。↓

 

やや雲が多いですが、秋晴れであります。↓

 

山頂を越えていくと、ようやく人がまばらになって静かです。

 


でも、このコースはなかなか鳥さんに出会えそうな雰囲気がありません。
杉林の高い梢でカケスさんらしい声も聞こえてくるのですが。


少し下ってようやく近くで鳥さんの鳴き声。
でも、近所の森でもおなじみのコゲラさんでありました。↓

 

かくして、鳥さんに関してはたいして成果もなく、
下山口近くまで来てしまいました。せっかくですので、
民家の畑のお花の写真であります。  ↓

 

すると畑の片隅にこの鳥さん!  ↓


ヒバリ(?)のようですね。(たぶん)

 


まあともかく、最近の体調不全の中、何とか無事に歩き通して
「まだまだ山歩き、大丈夫みたいね。」
と、確認することが出来た次第でありました。

南海電車紀見峠駅はもすぐそこです。 ↓

 

(お疲れは二日遅れでやってきますけど。)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涸沢カール行、お花篇

2014-08-09 18:30:05 | 山歩き

 

登っていて涸沢のガレ場近くになってくると、
ナナカマドの樹木が目立ってきます。そのナナカマドの
繁みの中から鈴の音のような鳴き声が聞こえてきます。
虫の鳴き声のようでもあり判別の付きにくい音色であります。


ふと頭を上げたその枝先にその音色の鳥さんが葉の繁みの影に
止まっておりました。ザックのカメラを取り出す間もなく
繁みの奥へ飛び去って消えてしまいました。
「あ~やっぱり鳥の鳴き声だったんや。」
と思いながらもその姿を半分ほどしかとらえきれませんでした。


帰って調べてみると、どうやらカヤクグリだったに違いありません。
「鈴の音のような鳴き声」だとありました。残念です。


山道をすばやく横切って繁みの中に入ってしまった鳥さんがいます。
ミソサザイのような振る舞いぶりだったのですが、アオジかもしれません。
これも確かめきれず残念でありました。

 

こんなわけで、なかなか鳥さん達をうまくキャッチできないことでありまして、
しょうがないので、カメラを山道の花々に向けたりもするのでありました。

 

涸沢ガレ場付近で、ナナカマドの花。 ↓

横尾~徳沢の林道付近で、                                                               これはツリガネニンジンではなくてソバナのようです。↓

オトギリソウね。 ↓

白いホタルブクロは金剛山で沢山見ましたが、                                                こちらはヤマホタルブクロ。  ↓

よくわからないのですがクガイソウでしょうか。 ↓

センジュガンピ。ナデシコの仲間ね。↓

オオヒョウタンボク。  ↓

アザミがきれいです。 ↓

明神池から河童橋へのルートの湿地で、                                                                 トモエソウのようです。              ↓                                                                                    

 

花々もまた綺麗ではあるのですが、その名前はということになると、
鳥さん以上に判別がむずかしゅうございますね。

 

少しはお花の勉強もしようかとも思うのですが、
さてさて、今はまだまだ鳥さんに夢中といったところでしょうか。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瞼が腫れて、野鳥観察ままなりません

2014-08-08 01:14:38 | 山歩き

 

5日、目覚めてみれば、虫さされで瞼は腫れ上がって、
目も開けられない状態。さらに腫れが目の下に下がってきて
下瞼まで腫れてきております。

「これは眼が見えなくなったら大変、車も運転できないなぁ」

と、少々困惑したのですが、幸い痛みはありませんので
片目だけでもと思って、絆創膏のテープ部分を使って、
瞼を上へ引っ張ってみました。
「しないよりましかぁ」という程度でしたが、
そのまま、あきらめ気分で、宿を出立し、
予定より早めに帰る事にしたのであります。

明神館から上高地へ梓川の右岸のコースをたどりました。
少しは鳥さんとの出会いがありそうな裏道なのですが、まったく
見えづらい目をこじ開けてというのはなかなか苦しいことでありました。


このコース、あちこちに清冽な沢と池が散在しています。

 

 

 

 

コガラがいました。すばしこいです。 ↓

ゴジュウカラがいました。↓

幹のむろに首を突っ込んで、虫を取っているのでしょうか。↓

 

アオジが高い梢で高らかに綺麗な鳴き声を聞かせていました。↓

別な場所でもまたアオジです。 ↓

 

今回はこのアオジに出会うこと度々でありましたね。

 

でも目を凝らして、見回してというのがなかなか苦行でありまして、
(涙があとからあとから出てくるのであります。)
早々に切り上げて、上高地をあとにすることにいたしました。

 

それから平湯で温泉はあきらめるにしても、
せめてお蕎麦を、と思って、これを食したあと、  ↓


少しでも眼が見えるうちに、と思い、車を運転して
帰阪の途についたのでありました。

 

そうして無事に帰り着いてございますよ。

腫れは頬のところまで下がってきて
顔の大部分に広がってしまっておりました。

翌日病院に駆け込んだのはもちろんでありました。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涸沢からの雨中下山でした

2014-08-07 01:45:06 | 山歩き

 

 

 

4日、前夜の雨は朝になっても降り止まず、合羽を着ての下山となりました。
涸沢カールから北穂高や奥穂高へ登っていく人が多いのですが、
さすがにこの雨で、諦めて下山する登山客が多いようでありましたね。

 

テント組も雨に降られると大変です。 ↓

 

 

 


近年は元気な中高年が列を成して登山をする状況でありまして、
奥穂と北穂のこのルートも人気がありますが、
その一方で滑落事故も大変多くなっているようです。
前夜の小屋での夕食時、長野県警の山岳救助隊の人がわざわざ
注意用心を呼びかける挨拶をしておりました。


なべさんはもちろん最初から下山の予定でありました。
合羽着用はなかなか蒸し暑くて、かないませんが、
近年着用率は高いようでどうやら雨男なのかと
今頃気が付いたりしておりますね。やれやれですな。

 

 


平地の横尾まで下ってきてようやく河童も脱ぐことが出来ました。

 

 

徳沢園を少し過ぎたところで、鳴き声に目を向けると
結構近いところの見上げた枝先に小鳥が見つかりました。↓

 


アオジのようです。カメラを向けても逃げません。
冬場に近所の平地で見るアオジは地味なのですが、
この高原で目の前に居るアオジは何とも凛々しくて鳴き声も綺麗です。
アオジってこんな風だったか、と認識を改めてしまいましたね。

 

 

途中おサルさんにも出会いました。子ザルね。 ↓

 


上高地に戻る手前、明神館に宿を取ることにしました。
このまま温泉地へ向かいたいところですが、
雨のままでは何だか精が出ませんので、明日の上高地での野鳥観察に
成果を期待しようという狙いなのであります。

明神館前です。 ↓

 


ところが、前日の登山中、どうもおでこをブヨに刺されたみたいで、
前夜はおでこが腫れ上がり、一日たつと腫れが瞼のところまで下りてきて
眼が膨れ上がった瞼で何とも見えづらい状態となってしまったのであります。


そんな状態の中で、お宿の相部屋にはアメリカ人の若者の旅行者と
フランス人の旅行者と同室になったのでありますが、いかんせん、
英語は高校時代からストップしておりますから、うまく話せません。


それでも仲良くなることが出来まして、アメリカ人はバケーションで
東京、長野へやってきて、神戸、広島、京都を巡るとのこと。
フレンスの人は上海で仕事をされていて、
2週間の休暇で行き当たりばったりの旅行中ということでありました。


アメリカ人のトマス君との写真ですよ。トマス君は右ね。↓

(トマス君だったかな。名前覚え違いしてなければ良いけど。)


ブログにアップする許可は頂いたのですが、
なべさん、既に眼が腫れ上がって
人相が変わっておりますので上部はカットですね。

気が付けば、シャツのボタンがずれておりますな。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も来れました、涸沢カール

2014-08-06 16:39:24 | 山歩き

 

 

夏と秋にはこの涸沢まで、と思っているのですが、
物事、早々計画通りにはいきません。
昨年の秋は急遽の入院手術で直前に挫折してしまいました。

それからまたまたリハビリ登山のやり直しでありましたが、お歳のこともありますし
まあこの涸れ沢小屋までやって来れれば良しといったところです。
そのうち、上高地までが精一杯という時もやってくるでしょうか。


8月2日 22:50 大阪出発
  3日 04:30 平湯温泉あかんだな駐車場着
     04:50 バス発
     05:30 上高地BT着

 曇り、雨も少しちらつきそうなお天気。おにぎり一つの朝食ね。

     06:45 明神池着、ここでもおにぎり一つのお休憩。
     07:50 徳沢園着
     08:55 横尾山荘着、バナナ一つのエネルギー補給。
     10:35 本谷橋着、バナナ一つで中休憩。
     13:15 涸沢小屋着


鳥さんが鳴いては足を止め、樹上を見上げ、
樹間を見回しての道草、寄り道のゆるゆる登山でありました。
おかげさまで、何だか足元は調子が狂って青息吐息でありました。

そのわりには、鳥さんの姿をうまくとらえることも出来ず、
はなはだ残念でありました。

よくわからない小鳥さんが目の前を横切ったり、
繁みでざわめいたりするのですが、うまくいきません。
いろんな鳴き声・囀りはさすがに澄んでいて、高らかです。
鳴き声を聞き分けられないのが残念でありますね。

 

ひとつだけキャッチできたのがこのカワガラスの姿でした。↓

 

なべさんにとって新顔の鳥さんです。                                                              少し近づくと渓流の向こう岸へ飛んでいきました。

 

ツリガネニンジン(×→ソバナかな)が沿道に沢山咲いています。 ↓

 

徳沢付近から前穂高辺りを見上げます。↓

 

涸沢近くになるとナナカマドが目立ってきます。↓

 


ガレ場まで来ると雨がちらつき始めました。


あまり天気はよろしくありません。
夜間運転のままの歩きですから、少々へとへとです。
とりあえず、小屋へ入ってまずは一眠りでありましたよ。
    


 

 

 

涸沢小屋のテラスから涸れ沢ヒュッテの方を見下ろします。                                                 みるみるうちにガスが上がってきます。    ↓

 

こちらはヒュッテの方のテラスね。 ↓

一眠りする小屋の窓からカールの雪渓です。 ↓

 

この夜はどうやらどしゃ降りの雨になったようでありました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再びのソウシチョウです

2014-07-21 16:04:00 | 山歩き

 

 


先日の金剛山では、ソウシチョウ、カケス、クロツグミなど
新顔の鳥さんに出会えて、気を良くしましたので、
昨日日曜日には再び同ルートの山歩きでした。

 

でも、そうそううまくはいきませんもので、
鳥さんとの出会いはかんばしくありませんでしたな。
ただ、さすがに1000㍍の山ですので、この日の気温は22度ほど。
平地のお散歩と比べたらずっと快適でありました。

 

カケスやクロツグミには出会えませんでしたが、
先日見かけたソウシチョウ、今回はいくつかの場所で
見かけることが出来て、
何だか勢力張っているのかなぁとも思ったり致します。

 

ブナの小枝の上にソウシチョウ。↓

 

杉林のはずれの雑木林でつがいらしきソウシチョウ。↓

 

 

 

 

 

 

水越峠からの登山道ね。↓

 


杉林の伐採地の枯れ木の中で、一転して地味ですけど                                                                 ホオジロやアオジらしきものも見かけました。                                                                                                                                                                       オオルリやらキビタキもいるはずですから
そのうちこれらの鳥さんとも何とか出会いたいと思っているのであります。

 


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カケスにクロツグミです、金剛山

2014-07-18 18:55:33 | 山歩き


さて、山頂付近の周遊で随分時間を潰して、下山口にかかり、
ほのぐらい林の中に入ると、高い梢に大柄の鳥影。
それまで、なかなか姿が見られなかったカケスのようでありました。


うまく写るかな~と思いながらのシャッターでありましたが。↓


カケスさん、なかなか羽も綺麗で、ユーモラスな表情であります。
何だか童話にでも登場しそうな風情があって好もしいですな。

 

 


しばらく下ると再び頭上でカケスさんの声。つがいです。
カメラを向けかけると、足元で、「チリチリ…」という鳴き声。

山道の道脇にひな鳥でした!! ↓

 


羽の色からして、カケスさんのひな鳥のようです。
どうりで、頭上でカケスさんが激しく鳴いてる筈でありました。
でも人が居ていつのまにか頭上の親鳥さんは去ってしまいましたが。

 

 


やはり巣から転げ落ちたのでしょうか。
羽は生えそろっておりますが、
飛ぶ力はまだないようで、同じ場所から動きません。
親鳥がしっかり助けてくれることを祈って、
可愛そうですけど、またまた見捨てることにいたしました。


下っていると、やはり林の中、目の前を横切って、
枯れ木の上に止まった鳥さんがこちらね。      ↓

 

最初はカラスかと思いましたが、クロツグミです。
なかなか大胆です。鳥さんを撮るのに
こんなに近くでシャッタが切れるのは久しぶりでありましたね。

 

 


鳥さんの鳴き声を聞いては、足を止め、という山歩きでしたので、
ずいぶん長時間の歩行になりました。
ちょっとくたびれましたかな。


でも鳥さんの出没するポイントが少しだけわかってきて、
またこれからの楽しみであります。

心配なのは体力だけでありますが。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ソウシチョウがいます、金剛山

2014-07-18 17:16:22 | 山歩き

 

 


「何とも身体が動きませぬ~」などと言っていると
せっかくの夏休みがもったいないことですので、
昨日のお休みは、ちょっと早起きして金剛山でありました。

(1学期のお仕事仕舞いも整いましてございます。)


ミソサザイとカケスの姿をとらえるのがとりあえずの課題でありますが、
水越峠の登山道入り口あたりでは、まずウグイスの鳴き声。

こちらは何だかウグイスの幼鳥の雰囲気。                                                                くちばしが黄色く柔い感じです。        ↓

 

こちらは成鳥ね。 ↓

 


山頂付近へ上がるとお昼近くで、27度。
さすがにいろんな鳥さんの鳴き声は聞こえてきますが、
なかなか姿をとらえるところまでいきません。
山頂周辺のお散歩でずいぶんねばってみましたが、
なかなかであります。(やっぱり暑いのです。)


ミソサザイの高いころころした鳴き声もいたします。
見られたのは鳥影だけなのが残念であります。
以前見かけたブナ林にカケスの姿はありません。


しようがないので、ガクアジサイの写真ね。 ↓


こちらはホタルブクロ。沢山咲いておりました。 ↓

 

 


実は山頂に差し掛かる手前の林の中で、
スズメぐらいの小鳥をキャッチしていたのですが、
肉眼ではよくわかりませんでした。
もしかすると、キビタキぐらい写っているのかもと思ったのですが、
暗い林の中の奥の梢でしたのであまり期待もできませんでした。


自宅に戻って見るとこんな写真であります。 ↓

 

 


 

はて、カラフルできれいな鳥さんですが、何?

と、思って野鳥図鑑の本やらネットやらを見てもわかりません。
こんな特徴ある鳥さんなのにおかしいと思って
なおしらみつぶしに調べていると、ようやく見つかりました!!

「ソウシチョウ」のようであります。外来種ですな。

野鳥図鑑には、おおむね外来種はその趣旨から言って
はずされる傾向が強いですから調べても見つからないはずです。
ソウシチョウは中国原産の外来種。
でも野生化がすすんで近年かなり拡散しているとのこと。

 


いずれにしても、思わぬ収穫でありましたな。

まあ、ともかくこうしてなべさんの
ひと足お先の長い夏休みが始まるようであります。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする