寺の本堂のすぐ下に庭園があります。
ここも綺麗です。 ↓


この隣に寺の本坊があり、
その敷地内に西行記念館があるようです。
本坊の敷石を踏んで玄関口に行くと
部屋の奥の方で、おばあさんが、
背を丸めて何か手作業をしております。
2,3度声をかけてようやく
気付いてもらいました。
「部屋の中は写真撮らないで下さいね。
庭はいいですけど。」
と、おっしゃいます。
古刹にぴったりの上品な
おばあさんでありました。
本坊へ上がります。↓

こぢんまりとした廊下の床が
ミシミシと音を立てて
古い民家のような趣ですが、
奥へ入ってみると
なかなか見事な庭園が
広がっております。






思いがけず、
りっぱな紅葉の庭園であります。
桜山といい、この庭園といい、
何だか物憂い気分でやってきた分だけ
得をしたような気持ちになりました。
しっかり静寂でありましたし。
(帰りにおばあさんに声をかけると、
やはり気付いてもらえませんでしたね。)
帰りの塀の外から。↓

このあと、気持ちに勢いの出た
なべさんは、水越峠を越えて
かもきみの湯へ
向かったのですよ。
(何やら肩も痛いことだし…。)