散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

ヒシクイの飛び立ちが圧巻! 宍道湖畔の水田刈跡

2018-02-18 18:40:53 | 旅行

 

 

ヒシクイはガンの仲間ですが、一番大型。マガンとよく似ていて紛らわしい。
昭和初期までは皇居の外堀にも来ていたとありますから、
森鴎外の不忍池の「雁」も実はヒシクイではないかと言われているようです。

 

 

 

さて、ヒシクイの群れに二度目の接近でした。
二度目ですから少し大胆に接近してみました。すると、一群のヒシクイさん、
驚いたのか、一斉に飛び立ってしまいました。一群が飛び立つと
その周囲のヒシクイさんも次々と飛び立ちました。連なること100羽近くになったでしょうか。
せっかくのおくつろぎのところをごめんなさい、なのでありますが、
それはそれとしてなかなか壮観でありましたよ。ちょっと感激。

 

                            

 

 


鳥さんの飛翔の姿は、慣れておりませんから、なかなかうまく撮れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

湖のほうへ旋回していきます。↓

 

 

 

 


水田を眺めれば、遠くにタゲリさんが飛び跳ねたりしているのですが、
こちらは遠すぎてやはり無理のようでありました。


再び、無人駅にたどり着きまして、帰途につきます。
電車に揺られて松江しんじ湖温泉駅まで。それから市内バスにて松江駅。
ここで遅めの昼食でした。出雲蕎麦ね。

 

さて、今回の旅路のルートを紹介。

15日;広島バスセンター発高速バスー松江駅ー〈山陰本線〉-玉造温泉駅ーお宿
16日;お宿ー玉造温泉駅ー〈山陰本線〉ー出雲市駅、
    一畑電車乗り換え、出雲市駅ー湖遊館新駅下車→湖畔の野鳥公園へ。
    湖遊館新駅ー松江しんじ湖温泉駅ー〈市内バス〉-松江駅ー〈高速バス〉ー広島バスセンター


まったくもってバスとローカル線電車の乗り継ぎ旅でありました。
それぞれの乗り継ぎ待ち合わせ時間がたっぷりありますのが、難といえば難でありますけど、
のんびりしていると言えばそうでもある旅でありましたね。


ということで、夜8時、バスセンター帰着のときはやれやれといったことでして、
遅めの夕食は「みっちゃん」でのお好み焼きでありましたよ。 ↓

 

                           

 


お疲れ様でありました。またいつか。今度は車で参りましょう。

 

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ローカル列車に乗って宍道湖畔をぐるり、ヒシクイなど

2018-02-18 02:45:01 | 旅行

 

 

玉造温泉のお宿は老舗の長楽園、庭園大露天風呂で有名なところ。
なかなかの露天風呂でありまして、滅多にない風情を味合わせていただきましたよ。


さて、16日は、せっかくここまで来たことですし、しっかり冬の水鳥観察でも
したいところなのですが、車がないと機動力に欠けて何かと不便であります。

しょうがないので、駅近のフィールドをひとつ選びました。
それでも山陰線の出雲市まで行って、一畑電車に乗り換えて行きますので、
たいそう時間がかかります。

そして降り立ったのが湖遊館新駅という無人駅でありました。↓

                       


一畑電車。電車賃ちょっと高めです。↓

                       

 


鉄ちゃんらしい学生さんが数人乗っておりましたね。

駅からの眺め。↓

 

宍道湖の西側になります。水田の向こうが湖畔の岸辺になっています。
そこに野鳥観察のできるグリンパークがあるはずです。歩いていきます。
コハクチョウでも見られたら良いのですが。


でも、野鳥公園のところまで歩いていく途中の水田で、
色々鳥さんが飛び交っているようでありました。とりあえず、ツグミとか。

そして、タゲリ! です。↓

 

 


時折り飛び立っては、水田の刈り跡に降り立ちます。あぜ道に踏み込んで
近づきますと、飛び立ってしまいますので、はなはだ遠い姿だけでありました。↓

 

 

 


でも、水田の遠い一画にマガンらしい群れがたむろしているのを発見。
なべ嫁さんを広い道路に残したままあぜ道をそのまま進ませてもらいました。↓

 

 

 


5,60羽もいるでしょうか。刈り跡にゆったりくつろいでおります。
マガンかと思っていましたら、後で調べてみると、ヒシクイのようであります。
マガンより一回り大きいそうですが、ガンの仲間であります。天然記念物です。

 

 


ちょっと近づきすぎて、数羽が飛び立ってしまいました。↓

 

                          

 

 

 

さて、野鳥公園のほうはどうかと言いますと、観察小屋などがありまして
立派な施設になっています。
ところがちょうど遠足らしい幼稚園児の集団がわいわいがやがやで騒がしくありました。
スタッフの方が水辺に向けたスコープを覗かせて親切に対応しておりました。


コハクチョウは見られませんでした。ここはポイントではないとのこと。
それでも先日の雪の激しいときに数羽降り立ったらしいのですが。
ヒドリガモ、キンクロハジロ、オオバンなど、お馴染みの水鳥さんばかりでしたね。

こちらは、シギ?はて? ↓

 

 

 

足元が隠れていますが、アオアシシギかもしれませんね。

 

というわけで水辺はもうひとつでしたから、しばらく休憩しましたあと、
ヒシクイの群れをなべ嫁さんにも見せてあげようと、再び水田の刈り跡まで
戻ることにしたのであります。タゲリさんにも近づけるかもしれませんし。

 


 

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