美術館なるものも久しく行っておりません。随分前の大阪でのエル・グレコ展以来でしょうか。
ですので、ブリューゲルには惹かれるところがありますし、芸術の秋でもありますから
県立美術館「ブリューゲル展」へ。
入館する前に、隣が縮景園ですから、こちらの紅葉の具合を先にしておきます。
ついでに鳥さんもいないか、と思うわけであります。
見頃はもう少しちょっとのところでしょうか。盛りはもう少しきれいだと思うのですが。
梅林はちょっと淋しい裸木状態ですが、時折り、エナガさん、メジロさんが寄り付いてきます。
そのなかに珍しくウグイスが一羽混じって飛び込んできました。
よく見ると枝々にはまだ小さく固そうな蕾がピンク色です。開花にはまだ遠いと思いますけど。
ジョウビタキもカワセミくんも見かけません。
あきらめて美術館のほうへ。
久々の美術館。やっぱり料金高いね、と思った分、少し熱心に見たのですが、
なかなか疲れるものであります。
「ブリューゲル展」といっても、画家一族のもので、息子、孫の代のものが中心ですから
少し期待から外れるというか、迫力に欠けるところがあったでしょうか。
このあと、広島城にも寄ってみましたが、ジョウビタキも見かけず、
お堀のカモさんも少なめ。鳥さんに関してはここでも淋しげでありましたよ。
久々の街中。ずいぶん歩きもしましたからお疲れでした。歳ですな。