ごっとさんのブログ

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国別対抗戦 デビスカップ

2015-03-10 10:17:06 | テニス
テニスのデビスカップのワールドグループ1回戦、カナダ対日本が開催されました。今回はカナダ開催で、金土日(日本時間土日月の早朝)の3日間シングルス4戦、ダブルス1戦が行われました。
男子の国別対抗戦デビスカップはいわばテニスのワールドカップで、トップのワールドグループ16か国がトーナメントで優勝を争います。その下が3つのグループに分かれ、その中にI~IVのクラスに分かれています。日本はずっとアジア・オセアニアグループIに位置していましたが、一昨年から錦織の活躍で入れ替え戦に勝ち、ワールドグループに入ることができました。やっと優勝争いができる本戦出場ができたわけです。

デビスカップのルールは、選手4人登録しますが、重複出場が可能となっています。すべての試合が5セットマッチで、最終セットはタイブレークがなく、2ゲーム差がつくまで延々とやるというタフなルールです。団体戦ですので先に3勝した国が勝つわけですが、決着しても5試合はやることになっています。通常その国のNo1,No2の選手が2試合ずつシングルスを戦い、場合によってはダブルスにも出ますので、強い選手が2人いれば勝つことができます。昨年のカナダ戦は、錦織は3試合に出て3勝しました。
また開催国がすべての条件を決めることができます。まず室内でやるか外か、コートの種類を何にしてどういう状態するのかは、開催国の選手の特徴に合わせてよいことになっています。
コートの種類は、大きく分けてハードコート、土のクレーコート、芝コートとあり、例えばフランス・スペインなどはクレー、イギリスは芝、アメリカはハードが多いようです。
今回はカナダでしたので、ハードコートで、しかも球足が非常に速いコートになったようです。

この1回戦に勝つと当然上の試合に出るわけですが、それと共に来年のシード権が得られます。1回戦に負けると、負けた8か国と下位のグループの上位国とで入れ替え戦をやり、それに勝たないとワールドグループから落ちてしまいます。
日本は残念ながら強い選手は錦織しかいません。去年までは錦織もそれほど上位ではありませんので、ツアーの試合数もそれほど多くありませんでした。しかし今年は世界4位で、ツアーで勝ち残ることが当然になってきました。一つの大会で決勝まで残ると5試合程度に出場します。この状況で錦織をダブルスにも出場させるのかが、注目されていたわけです。ちなみに世界のトップ選手の多くは、自分の試合を重視しデビスカップには出場していません。

こういう状況で始まりましたが、早朝ですので録画して3時間遅れぐらいで観戦しました。