ごっとさんのブログ

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国別対抗戦 デビスカップ 続

2015-03-11 10:37:34 | テニス
昨日書いたような、デビスカップの試合がいよいよ始まりました。テニスは基本的に個人戦で、選手を応援しているのですが、日本チームという単位では微妙なことになります。私やかみさんは錦織のファンであり、もちろん日本には勝ってほしいのですが、今後の錦織のスケジュールを考えると、無理をしてほしくないという気もします。
初日の第一戦は、カナダのトップで世界6位のラオニッチですので、日本勢が勝てる相手ではありません。この伊藤との試合は、最後のほうを少し見た程度ですが、全く歯が立たないという試合で、ストレートでラオニッチでした。次がいよいよ錦織ですが、カナダのNo2なので負けることはないはずで、こういった5セットマッチではいかに体力を温存できるかが重要です。やはり実力差があるようで、安心して見ていられましたが、ちょっともつれそうな場面もありましたが無事ストレートで勝ちました。これで日本カナダは1勝1敗となりました。

2日目はダブルス一試合ですが、カナダはダブルス専門で優勝経験も豊富な42歳のベテランと錦織と戦った相手というペアです。結局日本は錦織は出さず、ベテランの添田と若手の内田を出してきました。実はダブルスの試合というのは、あまり真剣に見たことがありません。この2人ではあまり期待していなかったのですが、予想外に良い試合となりました。結局フルセットになりましたが、惜しくも負けてしまいました。

最終日は錦織・ラオニッチというエース同士で、たぶん両者ともライバルとして負けたくない試合でしょう。ランキングも4位、6位とすべてのデビスカップの試合の中でも、トップテン同士の戦いという好カードになりました。錦織がここで負けると、日本の負けが決まってしまいますが、そんなことよりいかに戦うのか、今後の展開の練習かもしれません。
当然良い試合になりました。こういった緊迫した試合は、一つのミスでセットが決まってしまいます。1セット目は錦織のちょっとしたミスで取られてしまいましたが、2,3セット錦織がとり、このまま押し切るかと思いましたが、4セットを取られ、ファイナルセットにもつれ込みました。ここまで3時間近くかかっていますので、体力勝負になったのですが、明らかにラオニッチの動きが悪くなりました。このあたりがラオニッチの課題かもしれませんが、錦織が良い動きで勝ち切ることができました。
デビスカップとしては2勝2敗のタイになったのですが、次の試合に添田を起用しましたが勝ち目がないような気がして1セットとられたところで終わりにしました。

日本としては2勝3敗で負けてしまいましたが、日本も錦織に続く若手を育てることが課題でしょう。私としては、錦織の良い試合を堪能できました。
錦織は今日から始まるマスターズに出場し、なんとNHKが15日から中継しますので、当分テニスが楽しめそうです。