ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

家のおおネコたち

2015-03-30 10:35:18 | 
ずいぶん前になりますが、家の猫の中でコブンの紹介をしました。今日はその続きで、一番のおおネコになったキジタローです。写真は、家に入ってから1か月ほどで、まだまだ子猫のころのものです。
もう7,8年前のことですが、その頃も野良猫に庭で餌をやっていました。野良猫といっても毎日餌を食べに来るし、家の近所をうろうろしているので、家の外猫という方が正しいようです。窓から何気なく外を見ると、小さな黒いかたまりが餌を食べており、外猫は横で待っています。この猫の習性も面白いのですが、大人猫たちは子猫には非常にやさしく、すべてを譲ってしまうようです。食べるものはもちろん、猫じゃらしのような遊ぶものまで、子猫がいると大人猫は手を出さず待っています。どのネコでも同じですので、ネコ社会のおきてなのかもしれません。

この子猫を捕まえたところ、2,3か月の子猫でした。完全な野良猫のようで、中に入れても隅に縮こまり、近寄るとシャーシャー威嚇するばかりです。家では少し前に黒猫のクロタローという猫が死んでしまいましたので、この猫は中で飼うことにして、2代目クロタローで、キジタローという名前にしました。
そのころ家にはミカンという名の猫がいましたが(若くして腎不全で亡くなりました)、この猫が非常に面倒見がよく、キジタローをなめてやったりすると、キジタローもすぐに慣れ、ずっと一緒に過ごすようになりました(写真)。

キジタローの係りはミカンに任せていたので、あまり小さいころの記憶がありません。ただ人にもすぐに慣れ、抱いてやると、親指とひとさし指の間の軟らかいところに吸い付き、ちゅぱちゅぱとおっぱいを吸うことが好きでした。この癖は今でも残っており、膝に乗ってくると、指の間に吸い付きます。

やはりこのくらい小さい時から、十分の餌で育つとどんどん大きくなるようで、今では7.2Kgという家で一番大きな猫になってしまいました。それほどデブではないのですが、体全体が大きく、その割には高いやさしい声で、顔に似合わない声の猫になりました。ところが蚤の心臓のようで、誰か人が来ると脱兎のごとく2階に駆け上がり、シッポしか見たことのない猫になっています。寒い時期は、夜寝る時に私のベッドに上がり、布団の上から寄りかかってきます。もう一匹が反対側に来ると、寝返りが打てなくなり目が覚めてしまうことがよくあります。やっと暖かくなり、寝ているときもこの7.2Kgのおもりから解放されそうです。