ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

病院での健康診断

2015-03-01 14:15:15 | 健康・医療
先日近くのクリニックに行って、健康診断を受けてきました。私は昨年まで企業に勤務しており、研究所まで検診グループ?が来てくれて、皆で順番待ちをしながら受診していました。市から交付された受信券を使って、病院で受けるのは初めてでした。指定病院の中に、私もかぜの時などかかったことのあるクリニックがあったので、そこに行きました。

待合室や診察室には入ったことがありましたが、処置室や検査室は初めてでした。思ったより中は広く、X線の検査室や心電図の装置まであり、小さな町のクリニックでもこれだけそろえていることに驚きました。検診内容は会社で受けていた時とほぼ同じでしたが、視力や聴力検査がない程度でした。こういう病院で受ける利点は、最後に医者から直接説明を聞けることかもしれません。血液検査の結果は出ませんが、その他の胸のX線や心電図、血圧などのチャートを見ながら話してくれました。

会社の検診でも医者の問診が入っていましたが、ほとんど形式的なものになっていました。昔医者の友人から聞いた話です。こういった集団検診は良いアルバイトになるようですが、何十人も聴診器で診察していると耳が痛くなり、聴診器を耳から外し不健康そうな人の時だけ耳に入れるとのことでした。それ以後は医者がちゃんと聴診器を、装着しているかを確認していましたが、そんな不真面目なことはありませんでした。しかしこの診察もなくなり、最近では問診票に記載した内容をチェックするだけになってしまいました。会社の同僚と、あの医者は何のためにいるのかとか、いくらくらいもらえるのだろうかなどと話していました。

こういった健康診断の受診率はあまり高くないようです。会社に行っていれば、規模にもよるのかもしれませんが、半ば強制的に受信させられます。特に私のように溶剤など特殊なものを取り扱っていると、特殊検診というほとんど内容は同じ健康診断を受けますので、年に2回も調べていることになります。幸い健康診断で、異常が見つかって治療したということはありませんでしたが、自分の体調を知るためにはよかったと思っています。検査の結果は、異常値があるのかではなく、どういう変化があるかを調べるものだと思います。例えば私は、白血球数がやや高く、正常値の1.5倍ぐらいありますが、若いころからこれは変わらず、私の正常値になるわけです。

健康診断でどの程度病気が見つかるのかはわかりませんが、自分の体の変化を見るためには、比較的簡単でそれほど高くもない検診を、定期的に行う必要があると考えています。