今週からスペインでマドリードオープン(ATP1000、マスターズ)が男女ともに開催されました。日本からは期待の大坂なおみ、錦織、杉田が出場しています。
その前に先週行われたイスタンブールオープン(ATP250)で日本のダニエル太郎が見事ツアー初優勝しました。この大会は小さいのですが、上位選手が早々に敗れベスト4には50位前後の選手しか残らないという、ダニエル太郎には大きなチャンスでした。
それでも113位にはきついだろうと思っていましたが、準決勝はフルセットで勝ち上がり、決勝はなんとストレート勝ちで優勝してしまいました。
まさに粘りのテニスで、それほど強いショットがあるわけではないのに、丁寧に返球し相手のミスを待つスタイルでしたが、クレーというコートが幸いしたのかもしれません。これでダニエル太郎も80位程度まで上がりますので、グランドスラムの全仏オープンに出場権が得られるかもしれません。
さてマドリードオープンですが、ここもクレーコート(赤)で全仏オープンの前哨戦と言えます。大坂なおみの1回戦は中国のベテランと対戦しましたが、始まると得意の鋭いショットが微妙に入りません。どうもクレーコートに慣れていない感じでした。
1セットはこのまま1-6で取られてしまいました。それでも2セットではやや入るようになり、このセットを取れば勝てるとみていましたが、最後にミスが出て5-7で初戦敗退となりました。どうも大阪は慣れるまでに時間がかかるようで、初戦に勝てば乗っていくタイプかもしれません。
杉田はドイツのコールシュライバーと対戦しましたが、やはりクレーは杉田のような選手には向いていないようで、良いところが出る前に4-6、3-6で敗れてしまいました。
注目の錦織は何と1回戦で元王者ジョコビッチと当ってしまいました。ジョコビッチは怪我からの復帰以来早期敗退が続いていましたが、徐々に強さが戻っているところでした。錦織も同様に怪我から何とか復帰したという、元トップ選手の復帰戦同士となりました。
1セットはまだジョコビッチの調子が悪いようで、錦織が簡単にリードしたのですが、徐々に良くなり最後に逆転され5-7で取られてしまいました。このセットは錦織にチャンスが多かったのですが、最後の1ポイントを取らせないのがジョコビッチなのかもしれません。
2セットは強いジョコビッチが戻ってきて、錦織もよく対応していたのですがわずかなミスをつかれ4-6で取られてしまいました。ただ錦織のショットも怪我前の鋭さが戻ってきたようで、手首の心配はほとんどなくなったようです。
これでジョコビッチには11連敗というひどい結果となりましたが、1回戦でなければもっと良い試合になったような気がします。これで日本人はいなくなってしまいましたが、男女ともに面白い試合がありますので後半も楽しみにしています。
その前に先週行われたイスタンブールオープン(ATP250)で日本のダニエル太郎が見事ツアー初優勝しました。この大会は小さいのですが、上位選手が早々に敗れベスト4には50位前後の選手しか残らないという、ダニエル太郎には大きなチャンスでした。
それでも113位にはきついだろうと思っていましたが、準決勝はフルセットで勝ち上がり、決勝はなんとストレート勝ちで優勝してしまいました。
まさに粘りのテニスで、それほど強いショットがあるわけではないのに、丁寧に返球し相手のミスを待つスタイルでしたが、クレーというコートが幸いしたのかもしれません。これでダニエル太郎も80位程度まで上がりますので、グランドスラムの全仏オープンに出場権が得られるかもしれません。
さてマドリードオープンですが、ここもクレーコート(赤)で全仏オープンの前哨戦と言えます。大坂なおみの1回戦は中国のベテランと対戦しましたが、始まると得意の鋭いショットが微妙に入りません。どうもクレーコートに慣れていない感じでした。
1セットはこのまま1-6で取られてしまいました。それでも2セットではやや入るようになり、このセットを取れば勝てるとみていましたが、最後にミスが出て5-7で初戦敗退となりました。どうも大阪は慣れるまでに時間がかかるようで、初戦に勝てば乗っていくタイプかもしれません。
杉田はドイツのコールシュライバーと対戦しましたが、やはりクレーは杉田のような選手には向いていないようで、良いところが出る前に4-6、3-6で敗れてしまいました。
注目の錦織は何と1回戦で元王者ジョコビッチと当ってしまいました。ジョコビッチは怪我からの復帰以来早期敗退が続いていましたが、徐々に強さが戻っているところでした。錦織も同様に怪我から何とか復帰したという、元トップ選手の復帰戦同士となりました。
1セットはまだジョコビッチの調子が悪いようで、錦織が簡単にリードしたのですが、徐々に良くなり最後に逆転され5-7で取られてしまいました。このセットは錦織にチャンスが多かったのですが、最後の1ポイントを取らせないのがジョコビッチなのかもしれません。
2セットは強いジョコビッチが戻ってきて、錦織もよく対応していたのですがわずかなミスをつかれ4-6で取られてしまいました。ただ錦織のショットも怪我前の鋭さが戻ってきたようで、手首の心配はほとんどなくなったようです。
これでジョコビッチには11連敗というひどい結果となりましたが、1回戦でなければもっと良い試合になったような気がします。これで日本人はいなくなってしまいましたが、男女ともに面白い試合がありますので後半も楽しみにしています。