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そして缶詰になった時のホテル

2010年09月28日 | 上海の旅
 缶詰になったのは仕事場だが、近くのホテルを用意してもらい、移動。ここは、中国では有名なリーズナブルなチャーン店。期待はしていなかったが、綺麗に掃除もしてあって、室内も新しく、アメニティもあった。
 そして、ここでもシャワーブースの仕切りはガラス。好きだなー、シースルー。ただし、部屋との間はちゃんとした壁。
 唯一、気に入らなかったのが、椅子やテーブルなどの家具が真っ赤っ赤なこと。中国人的発想なのだが、安らかに眠る部屋だからね。基本。
 さて、ここで事件。初日も深夜を回ってからのご帰宅となったのだが、なんと部屋を間違えて、カードキーを翳す。当然開かず、操作音だけがむなしく響く事数分。寝ぼけ眼の男性がドアを開けて出て来たのだ。「ドッヒャー」、咄嗟に、「どいぶちー」と謝ったが、部屋の主が優しい中国人で良かったー。これ、ぶん殴られる可能性も無きしもあらずだ。
 フロントに文句を言いに行っても通じやしねー。
 結果は私の読み違いだったのだが、紛らわしい数字書いてるんじゃねーよ。ってとこかな?
 上海は戦いです。こんなこと毎日です。さて、お次の失敗談は…。
 

最初のホテルは

2010年09月28日 | 上海の旅
 アメリカのチェーン店「ベストウェスタン」グループでした。アメリカ横断の際や、その後も何度も随分とお世話になった思い出のチェーン店。中国にまで進出してたんだね。なぜかほっとした安心感と、「こんなに高級ホテルは久し振り」の旅行気分満喫。
 シャワーのみだが、洗面ブースは、曇りガラスの壁で仕切られ、なんとも、無駄に色っぽい。
 上海って未だ、この洗面水回り周辺をガラスにする建築技法好きなんだなー。
 ソファまであるホテルは本当に久し振りだが、あんまり家具が多くても使いこなせず、一度もソファに腰を下ろさなかった貧乏性の自分。

豫園

2010年09月28日 | 上海の旅
 最終日、ようやく時間が取れて、豫園へ。上海唯一と言っても過言ではない観光地。ほかは、東方明珠くらいしかないものね。
 だが、人人人。万博と豫園セットの観光コースなのだろう。一周歩いただけで、所持金が寂しいこともあり、バッタもんのクロックスのサンダル14元のみ購入。これ、履き馴れると軽くて便利だものね。それに田舎で自転車走らせてる我が身にはバッタもんで十分。
 豫園の周辺には、安ーい、貧乏っ臭い衣類の小店が並び、また、同じように問屋さんの入ったビルもあり、「上海だったらここで買え」の七浦興旺服飾市場 (七浦路)がこじんまりとした感じで、現地での衣類調達には持ってこい。ただし、日本で着るには勇気がいる。
 七浦路まで大規模になると目が回る自分は、本当は静安寺の崇光(そごう)裏のこちらも露店街が好きだったのだが、万博クリーン可制作ですっかり消え失せていた。
 北京もしかり、こうして表面だけ近代化されていき、一見綺麗にはなるが、味わいが失せると言うか、混沌とした上海らしさが無くなって行くのは寂しいね。