4.喘ぎあえぎ山道を登る

4.喘ぎあえぎ山道を登る

坂下神社からの集落の中に、美濃土人形館と書かれた漆喰塗りの民家を見つけました。


全国から集めた各地の土人形が2000点以上も展示されているそうです。
入場無料のようですが先を急ぎます。
しばらくして民家は途切れ山道に入りました。



最初のうちこそ路傍のシュウメイギク、栗の実、名も知らぬ草花にカメラを向けていましたが、
3ｋｍ以上の葛折りの山道に、足は重く、息は、喘ぎあえぎになってきました。
それでも僕以上に息の乱れているウオーカーを追い抜いていましたから、
脚力に少しは自慢してもいいかな？
と思ってしまいました。

ようやく前が広がり、長い長い登り坂から解放されて、溜池がそして、

椛の湖Hananokoが見えてきました。

3.子孫繁栄 金精大明神が、

3.子孫繁栄　金精大明神が、

出雲福徳神社の恵比寿様と大黒様の石像の近くに、子孫繁栄　金精大明神と書かれた幟と
小さな祠がありました。
ご婦人が真剣な表情でお参りをしていましたので後ろから覗いてみました。

金屏風の前に七五三縄を張られた石の男根が祀られていました。
「石鉢の頭を3回撫でながら祈願されると尚一層のご利益がいただけます」と
参拝方法が書かれています。


ご婦人のお参りがすんだら写真を撮ろうと待っていましたが、本当に時間をかけて真剣に
お参りしていました。
何か切実な事情でもおありだったんでしょうね。