こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

真夏の夜の夢 : 不幸の連鎖を断ち切ること

2010-07-21 05:31:06 | 音楽帳
また、ユメを見てしまい。3:40起きてしまった。

いろんな人が出てきた。

仕事場で「インテリヤクザ」と呼ばれている、個人的に「ヒト」としては憎めない・好きなヒト。
役員にまでなったヒトだが、いまだに自分のヤツ当たりにも、ちゃんと年の上下も無く、1対1で答えてくれるヒト。
じかに接すると温和で・性根(しょうね)が優しいヒト。
そのヒトから、人生を教わる。

***

場面は変わり、国内、国外問わず、政治的なモノ、不幸なモノと面して、より優しくなろうと活動するヒトの姿。
祈るヒト・・・・、それを見て感じる自分(=かたちんば)。

***

眠剤を0:00に飲んで、消灯したが、夢を見すぎて怖くて・疲れて・起きてしまった。

でも、啓示的な夢で、何かがわかった気がした。

「不幸の連鎖」を断ち切る事。

孤独であるヒトに、声を掛けること。

孤独であるヒトが、「個」で放置される事が続かないように、声を掛けることで、そのヒトの描く線(ライン)に、交叉する線(ライン)を引く事。

その事で、少しでも、荷を降ろせる気持ちの領域を作ってあげること。

***

みんな、僕の理想の女性に挙げる、山瀬まみちゃんに、よく笑うヒトが居るが、デビューの頃から、いまや結婚し、得意の上手な料理に、このヒト特有の周囲を明るく照らす、太陽のようないつもの優しい笑顔が、今でも大好きだ。

太ってぽっちゃりした今でも、僕にとっては、結婚したい理想の女性に変わりない。

夢で、その山瀬まみちゃんが、ガンで入院している姿が出て来たが、白い羽が背中に生えていた。
お見舞いに行ったが、いつもの優しい笑顔だった事が、逆に哀しみを誘った。

自分に出来る事は何だろう?と思った。

祈る事。
哀しみの連鎖を断ち切る事。
それだと思った。

***

夢には、優しかった、出雲の「チョンチョのおじさん」=やすゆきさんも出てきた。

実際は、どこにも精神的な障害は無いのに、田舎人どもは古い「精神病」扱いし、やすゆきさんを「精神病院」に入院させたりした。

幼い頃、出雲の田舎に、夏何日も泊まった頃、やすゆきさんは、いろいろ遊んでくれた。
その夏を思い出していた。

子供というのは敏感なもので、優しいヒト・ヒトの気持ちを見抜く天才だが。
チョンチョのおじさんは、子供には人気者で、声を掛けてくれて、よく遊んでくれた記憶が残っている。

出雲の寺の中に住まう「チョンチョのおじさん」=やすゆきさんは、既に両親(僕のおじいちゃん・おばあちゃん)が無くなり、絶交関係にある性格の悪い長男夫婦が「仕切る」寺の中で、「オレの部屋には近づくな」と毛嫌いしている中、昨年の冬のある日、暖房の効いた自分の部屋で、丸くなって死んでいるのを発見された。

死後、既に数日が経っていて、死体は一部腐乱化していたという。
自死なのか事故死なのかも不明なまま・・・・・・。

それをヒト伝えに聴き、絶句した。

と同時に、そういう孤独死においやった、寺の実権を握った性格の悪い長男夫婦を改めて憎んだ。

***

やすゆきさんが「チョンチョのおじさん」と呼ばれる理由は、なんとスズメまでもが、やすゆきさんにかかると数分で、安心して手に乗る事から来ている。

ネコと言い、鳥と言い、生き物たちが安心して近づいてくる不思議な能力を持った優しい、でも、孤独なおじさんだった。

***

そう言っているあいだに、朝が、明けて来た。
再度、眠れそうも無い朝だ・・・・・。

聴く音楽はいろいろ悩んだが、今の気分にぴったり来たのが、パーシー・フェイス・オーケストラの名曲「Theme from a Summer Place (夏の日の恋)」を細野さんがカバーしたスケッチ・ショーの曲だった。



原曲より、よりゆったりしたテンポで展開するが、この「ゆったり感」が、今の自分を癒してくれる。

細野さんのつぶやくようなヴォーカルもイイ。

元々、幸宏がセールスや気取りを無視して好き勝手したい、というリハビリテーション宣言の元、細野さんが「幸宏が言うなら・・・・」と創られたスケッチ・ショー。

その意図はこのカバーにも反映していて、とても「なごむ」仕上がりになっています。

***

夢から学ぶべき事は多い。
しかし、今夜の夢には、何かをつかんだ気がした。

自分は、お布施を基本とした「エセ宗教」や、あたかも読む事で悩みが解決するかのような処世術を書くエセ「人生の達人」が大嫌いである。

そんなものにいくら取り組んでも「本当の真実」は転がっていない。
そんなものにいくらすがっても、「信じるものは救われない」。

真実は、チョンチョのおじさんやそういうヒトのあり方にこそ有るものだと思う。
再度、やすゆきさんの御霊(みたま)に対して、安らかに・・・と祈る。

あなたは、本当に優しい魂を持ったヒトだった。
コメント
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