今度は珍しく1985年にワープする。
この1985年の4月には、素浪人生活が始まっていたので、7月21日にさえ子ちゃんの3枚目のソロアルバム「緑の法則」が出た頃には、自分はかなり置かれた世界の中での状況は良くなかったはずである。
とはいえ、FM雑誌「FMステーション」で、可愛い姿をした彼女の写真を当時眺めていたし、FMラジオでも聴いた記憶はある。
また、1984年4月から1985年3月までの1年だけだったが、文化放送の土曜夜(22:00~22:30?)放送の、糸井重里と共に隆盛を極めた西武がスポンサーの「サウンド・キッチン」で彼女の声を聴くのを楽しみにし、癒されていた。
そのとき録音したテープを編集したカセットは、今も現存する。
時折、当時夫婦だった鈴木慶一がふらりと横に居たりする場面もあった。
***
どうも、自分はこの人には弱くて、一時期、正直、恋をしていた。
それは、音楽での舌足らずな可愛らしい声としなやかな音楽とちょっとお姉さんに憧れる感じが相まっていた。
自分は、男だけの世界で生きてきた、みうらじゅんせんせいいわくのDT(童貞)生活の青春ノイローゼだったので、こういうお姉さん的な存在には弱かった。
3枚目の「緑の法則」の1曲目に「夏休みが待ち遠しい」という曲がある。
サンプリングに自転車の音や口笛や指パッチンの音、そういうものを入れながら、まさに女性ならではのさわやかな「夏休みが待ち遠しい」が奏でられている。
自分には、このようなしなやかな女性の生き方、そして、楽しみ方は出来ないが。
夏になると、この「夏休みが待ち遠しい」を聴く。
取れるかどうかもわからない2011年の夏休みの中、「あの頃」のように無条件で夏休みが取れた幸福なときへトリップして。
この1985年の4月には、素浪人生活が始まっていたので、7月21日にさえ子ちゃんの3枚目のソロアルバム「緑の法則」が出た頃には、自分はかなり置かれた世界の中での状況は良くなかったはずである。
とはいえ、FM雑誌「FMステーション」で、可愛い姿をした彼女の写真を当時眺めていたし、FMラジオでも聴いた記憶はある。
また、1984年4月から1985年3月までの1年だけだったが、文化放送の土曜夜(22:00~22:30?)放送の、糸井重里と共に隆盛を極めた西武がスポンサーの「サウンド・キッチン」で彼女の声を聴くのを楽しみにし、癒されていた。
そのとき録音したテープを編集したカセットは、今も現存する。
時折、当時夫婦だった鈴木慶一がふらりと横に居たりする場面もあった。
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どうも、自分はこの人には弱くて、一時期、正直、恋をしていた。
それは、音楽での舌足らずな可愛らしい声としなやかな音楽とちょっとお姉さんに憧れる感じが相まっていた。
自分は、男だけの世界で生きてきた、みうらじゅんせんせいいわくのDT(童貞)生活の青春ノイローゼだったので、こういうお姉さん的な存在には弱かった。
3枚目の「緑の法則」の1曲目に「夏休みが待ち遠しい」という曲がある。
サンプリングに自転車の音や口笛や指パッチンの音、そういうものを入れながら、まさに女性ならではのさわやかな「夏休みが待ち遠しい」が奏でられている。
自分には、このようなしなやかな女性の生き方、そして、楽しみ方は出来ないが。
夏になると、この「夏休みが待ち遠しい」を聴く。
取れるかどうかもわからない2011年の夏休みの中、「あの頃」のように無条件で夏休みが取れた幸福なときへトリップして。