
1983年・その存在を教えてもらった中村とうようさんとピーター・バラカンさんに感謝。
夏らしさを覚える1曲。
■キング・サニー・アデ 「シンクロ・フィーリングス-イラコ」1983■
とうようさんが、当時夢中だったキング・サニー・アデ。
彼を中心にしたバンドを知ったのは、雑誌ミュージックマガジンの記事だった。
一番、最初にその音に触れたのは、ピーター・バラカンさん(とアッコちゃん)のラジオ「スタジオテクノポリス27」。
初めてきいた曲は「マアジョ」だった。この曲は当時のFMあちこちで掛かっていたし、その存在はまさに「旬」であり、他のミュージシャンへの影響を及ぼしていた。

その後、日本国内発売されるアデさんバンドのレコード。同時にアフリカ音楽のコンピレーション盤「サウンド・ダフリカ」と共に。
もっぱら自分は、それらが掛かった「スタジオテクノポリス27」を録音したテープで聴いていた。

上の曲「イラコ」は、アルバム「シンクロ・システム」のA面1曲目。この曲は、教授がサウンドストリートでも掛けていた。
そのアデさんバンドのCD「シンクロ・システム」を購入したのは、数年前だったが、ジャケットが上の正規盤ではなかった。

正規盤のジャケットが素敵なのは、演奏する1人1人の楽器と共に掲載されていること。
CDはLPと違ってサイズが小さいから、それゆえアデさんだけのジャケットになったのだろうか。
何はともあれ、CDなどはLPと違って、聴ければ良い程度のことだが。

とうようさんが、当時、多分外での打ち合わせか移動の途中なのだろうが、アデさんバンドのアルバムを(ウォークマンか?)収めたテープを、陽光をしのいた公園の木陰で聴いていた、というシーンが浮かぶ。

きゅうりは発育良く、どんどんと実を結んで大きくなっている。
きゅうりは今年初めて育てているが、日々見ながらそのチカラ強さに驚いている。
「植物は愛情を注いだ分だけ答えてくれる」とは、不断草を頂いた街の「かあさん」の名言だな。

漬けた梅はまだ3日目だけど、良い色に変わっていく。色の変わり方を見ることだけでも楽しい。
梅にはよく殺菌作用があるというが、邪気を祓ってくれる気までしてくる。
夏越の祓えまで、あと十日。


