
奇妙であいまいな天候が続く。
何も土日に。。。という反面、疲れを取るには”絶好”かもしれない。
そういうわけではないが、昨日土曜は珍しく歩くことなく、ひたすら横になってラジオと音楽を聴いたり、本を引っ張り出して読んでいた。読書にハマり込む。
かなり”脳”疲労が溜まっている。
本当はそういう時こそ歩くべきで、判断を誤った気もするが、それはそれで良いだろう。
久しぶりに4時間以上眠ることが出来たのだから。

やっと今日午後になってのったりと・やっと外に出られたら、この一日半の様は、歩くと平衡感覚がおかしい感じに囚われる。
時には太陽を裏切るべきだが、日の昇り・沈みと共に過ごすことの大事さを覚える。

昨日の天気は終日曇り。
今日日曜午前は雨降り、午後は曇り。
外で過ごすと、少し歩くだけで、ひやっとした危ない汗。
それはどちらかと言えば、こちら側の体調というより、梅雨独自の湿気過多のせい。Tシャツと後頭部は、少し歩くだけでびっしょり汗をかいている。
そういう意味では、ごくごく当たり前の日頃なのだろう。

【ジョイ・ディヴィジョン 12インチシングル】
ジョイ・ディヴィジョンがどうして夏なんだ?というのが大抵の方の意識だろうが、自分には接点があると思っている。
そこにあるのは、たまたま12インチシングルを買った日が夏だった、ということが影響しているが、それだけでもない。

御茶ノ水交差点のディスク・ユニオンで買った「トランスミッション」。
レコード屋さんは、当時、学生だった自分の隠れ家だった。
特に、ディスク・ユニオンはオレンジ色のライトの暗がりで、そこでドゥルティ・コラム等のレコードを無償で聴けた、数少ない場所だった。
浪人の頃、太陽が黄味がかって見えるほどの疲弊する中、この12インチを買ったのは偶然でもない。
夏、というのは、暑さが生命の危機を招く、そういう季節の側面もある。

いわゆる「ロック的なもの」とは無縁であった自分が、ニューウェイヴ自体が機械音の渦と化していく1985から1986年、ジョイ・ディヴィジョンの「トランスミッション」に向かっていくのは、如何に当時がヘヴィーだったかを現している。
・・・と言いながら「トランスミッション」を掛けるのもどうか?と思うので、夜には適したスローペースで好きな別の曲を掛ける。

■Joy Division 「The Eternal」(From「Closer」1980)■
こないだ肉体労働場面で、同僚の後輩くんが着るTシャツ。
「お前、それはアンノウン・プレジャーじゃないか。」
彼はなんにも知らず「何ですか、それは?」
「ジョイ・ディヴィジョンのジャケットだよ、ジョイ・ディヴィジョン。」
「はあっ?何すか、それ。」
彼は、それから検索して調べていた。
「そのTシャツ着ていて、知らないんか。」
「いや、たまたま売っていて買ったんですけど。。。」
「はぁ?たまたまだと?」
縁もゆかりの無い好青年の彼が、ジョイ・ディヴィジョンを着ていた違和感。