こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

7月5日 水曜日 「ソリトン 金の斧 銀の斧」テーマ曲が判明した。

2006-07-05 19:47:14 | 音楽帳
つらつらと「ソリトン」について、思いをめぐらしている間に、僕は、インターネットで「ソリトン」を調べてみた。
そうしたら、ずっとナゾだった、オープニングとエンディングのテーマ曲がわかった。

その結果に、結構「ガ―ン!」となった。
まさか、2曲が同じバンドによるものとは思いもしなかった。

オープニングは、当時の若い日本人バンドの作品かな?と思っていた。
その割には、英語がうまいなあ、などと思っていた。

オープニング曲:The Velvet Underground 「What Goes On」
エンディング曲:The Velvet Underground 「After Hours」

ヴェルヴェッド・アンダーグラウンドは、過去に聞いて、余りのロック色に引いてしまい、「サンデイ・モーニング」くらいしか、普段聞く曲はなかったが、実は聴いていたのですね。
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7月4日 火曜日 時の流れと残酷さ  ~出会いと別れ~

2006-07-04 22:20:14 | 雑記帳
日曜日、向島に行ってから、頭の中をいろんなものが駆け巡っている。
94年の「土曜ソリトン 金の斧銀の斧」、95年「土曜ソリトン Side-B」の映像、高野寛さんの歌、もろもろ・・。

***

94年・95年の「ソリトン」を思い出しながら、その頃の僕を包み込む「刻(とき)の空気」のようなものを思い出していた。
もうすでに、あの頃あった環境も、周りの人々も、生活も、今は無く、同じ空気は既にこの世には無い。
しかし、それは無くなったのではなく、移ろい過ぎたに過ぎず、今は今の空気のあり方があるのだが。
それでも、あの過去の記憶は、激しくいとおしく感じる。

もう既に、自分は、愛した大阪を去り、既に、あのときの愛おしかった彼女もおらず、気がつけば、自分は、また一人になっている。

***

「ソリトン」に存在した、ほんわかとした空気が好きだった。
しかし、番組の終了とともに、こういった空気も一挙に消えてしまう。
そして、そういった「あるべくしてあった存在」も忘却のかなたに。

可愛かった寧々ちゃん【写真】や緒川たまきちゃんの存在も、あのときめぐり合った一時的な人の出会いや語らいも、今は無い。

***

そういったことに、時の持つ残酷さを痛感する。

三島由紀夫を愛する理由もそこにあるが、一瞬の帰らぬ刹那、僕はそれを胸に抱いて今も生きている。

あるとき・ある場所で、一緒に居た・一緒に暮らした・一緒に笑った記憶。
嗅いだ「刻の匂い」。

***

コドモの頃、よく「卒業しても友達でいようね」といいながら、次第に疎遠になっていった。
3月31日までは、毎日顔を合わせて一緒に暮らすようにしていた人が、環境の変化で、お互いに疎遠になっていき、忘れていくことがある。

学校を上がっていくごとに、異なる地に移っていった自分は、いまや、大学の同じサークルの数人の仲間以外は、全て、記憶のかなたに消えていった。

小さい頃、記憶が全ての財産だと思っていた自分は、そのような思いも既に忘れてしまい、今日、7月4日 40年目を迎えた。

僕には、余りにも多くの忘れてしまった人や場所や記憶がある。
悲しいことだが、事実である。

***

だが、それを記憶媒体としてのビデオや音楽として再生出来る。
時は戻しようも無いが、僕は、その中で「過去におぼれること」は出来る。

僕が、音楽や絵や映像や写真や詩に求め、感じるのは、その「妙な懐かしさ」である。

過去は戻らないが、僕は、その中で仮想的に感じることが出来る限り、過去の悲惨な重い事実から放たれ、生き続けていくことが出来る。

そんな気がする。
空想力・想像力だけが、苦しいこの人生を僕が生きていくための武器なんだ。
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7月2日 日曜日 いにしえの向島  ~寧々ちゃん・アラーキー・喫茶「カド」~

2006-07-03 22:30:48 | 雑記帳
昨日、日曜日、午後から外出した。
外出しようとすると、雨が降り出した。

1:30に家を出る。
今日は、向島に行こうと決めていた。
喫茶「カド」に久々に行きたくなった。

もう夏はそこまで来ていて、なぜかそうなると、この地を目指したくなる。
しかし、前もこんな日は雨だった。
散歩日和の傘なしの日に歩きたかったのに。

東武線で、東向島駅で降りる。
旧「玉の井」駅。

玉の井といえば、荷風の「墨東綺譚」。
荷風は、いつも、スーツに、カバン、傘を持って東京の下町を歩いていた。
そんな僕は、ビニール傘。

写真を撮りながら、時折、おとずれる通り雨を縫って、向島を歩く。

いつ来ても迷ってしまう。
迷いながら、記憶を辿り、やっと、季節の生ジュースの店「カド」を見つける。

店に入ると、いつもの職人肌の息子さんが1人。
運の良いことに、ぶどうが入荷していて「黒ぶどうのジュース」を飲めた。
実は初めて飲む。
前来たときも、「無い」とのことで飲めなかったジュース。

昔懐かしい昭和の佇まいの店。

***

なぜ、「カド」なのか?
なぜ「黒ぶどうジュース」なのか?

時は1994年、場所は大阪。
毎週、僕は、NHKの土曜日の夜。
「ソリトン 金の斧 銀の斧」を見るのを楽しみにしていた。

大塚寧々ちゃんに出会ったのが、この番組だった。
いっぺんにファンになった。
彼女がいろいろなゲストを招いたトーク、それに、その間に入るポエティックなシーン、それに全体にかもし出すウィークエンドのゆったり柔らかな雰囲気が大好きで、毎週録画して何度もみた。

そこで、ある回に、神様アラーキーがゲストで登場。
写真が趣味という日大芸術学部出身の寧々ちゃんと2人で歩いた向島界隈が、映像としてとてもステキでたまらなかった。

そして、そのとき入ったのが、この「カド」であり、2人が飲んだのが「黒ぶどうのジュース」だった。

しかし、あの頃の寧々ちゃんは可愛かったなあ。

***

そんなことを思いながら、とても12年も経った気がせず、僕は、向島を歩いていた。つかの間、大阪で暮らしていた自分の背中を盗み見た気がした。

あれは、あれで、異国の地で必死に生きていた分、幸せな時間だったのかもしれないと、今思う。

あのビデオ何処いったかな、夏には、探して、再び観たいなあ。
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おバカ写真館 : 日本WCサポーター特集 その2

2006-07-02 12:16:41 | 雑記帳
しかし、この頭につけたうさぎちゃんは、一体何なんでしょうか?
ドイツでこんな格好されたら、みっともなくて仕方が無い。
外人からもバカにされていたんだろうな。

それから。
気安く、日本の国旗使ったり、「サムライ」とか言わないで欲しいですな。
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おバカ写真館 : 日本WCサポーター特集 その1

2006-07-02 03:25:24 | 雑記帳
しかし、日本がワールドカップに負けて、後悔していることがある。
もっと、日本のワールドカップの番組を「録画」するべきだった!
と思っている。

残念!

というのも、バカなサポーターの写真特集をしたいのだ。
しかし、もはやバカテレビにはバカサポーターは映らない。

しかし、今後、手に入ったら随時更新していきたい。

まるで、気分は、P-MODELのヘブナイザーだ。

ヘブナイザーとは、エコーマシンで、観客が言う盛り上がって勝手に叫ぶ「◎◎さあ~ん」とかいう声を、ライブで、その声を拡大して、客に向かってリピートさせるという機械のこと。
(要は、お前さんは、こんなバカな声出してますよ、という機械)

次第に、そうしているうちに、群集は静まり返ったという。

僕は、このP-MODELのライブの話が、非常に大好きである。

★今日の1枚は、左下に、みのもんたの顔が映っているのがとても良い。
ナイス!
みのもんた、GoodJob!である。
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7月2日 日曜日 打倒イングランド 万歳!

2006-07-02 03:05:18 | 雑記帳
かたちんばは、今夜は眠れず、イングランド対ポルトガルのワールドカップを観ていた。
はたして、どっちを応援していたか?

正解は、ポルトガル。

しかし、現場は、イングランドの馬鹿サポーターのうるさい応援の渦。
本当に、サッカーも野球もこういう試合を見ていないファンというろくでなしは、どうにも手のつけようがないものだ。

しかし、こっちは、こういうのを観ると、逆に燃えるのだ。
「何がベッカムだ。ふざけんな。
スポーツはげーのー界じゃねえぞ。
ベッカムなんかよりDavidSylvianさまの方が、断然カッコいいし、すばらしい音楽作っているし、美しいぞ!」
と怒る!

という訳で、日本も応援しない、ゴミ扱いの非国民かたちんばは、やはりポルトガルを応援するのである。

しかし、点は一向に入らない。
45分+45分の前半・後半が終わり、0-0なので、延長。
しかし、外人は凄いなあ。
三流日本チームなら、既にへたばっているだろうに、延長15分+15分も、0-0で終えた。

と、いう訳で、PK戦へ。

相も変わらず、うるさい群衆はイングランドを応援し続ける。

その中、最後、若きクリスチアーノ・ロナウドが、ゴールを決めて、3-1で50年ぶりのBEST4進出を決めた。
彼の若い、身振りに感動した。

タレントまがいのチームが負けてにっこりの今夜である。
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7月1日 土曜日 いらいらの素  ~新聞・テレビの好い加減さ~

2006-07-01 23:14:04 | 雑記帳
最近、いらいらしていることの素はいろいろある。

仕事はそう問題は無い。
むしろそれ以外かもしれない。

その中の1つに、新聞・テレビの好い加減さがある。

ここに1冊の本がある。
「新聞・テレビはどこまで病んでいるか」(小学館文庫 稲垣 武 著)

数年前に読んだが、最近またぱらぱらと見ている。
どうも、最近はこういったところに目が行ってしまう。

テレビを観ても、新聞を読んでも、いつも何かウソ臭くて、なんだか。
インターネットが普及して久しいが、このことに拠って、明らかになった事実は、新聞・テレビが、今更ながら、如何にウソを捏造して、煽動しようとしているか、という事実だ。

今回の日本サッカーの放映権利を、電通が手に入れたことに発した、キチガイじみた日本メディアのウソ臭いサッカー報道に象徴的に、もはや、日本メディアには、すでに自浄作用は無く、昔、糸井重里さんが言った名言の「世の中、ぜ~んぶ、コピーなのだ」の如く、全部、フィルターだらけなのだ。

自分は、そういうところから逸脱して、いつもの如く、自分の思うがままに、聴きたい音楽を聴き、見たい映像を見て、死んでいきたい。

***

しかし、日本の音楽もネタが無いのが明らかになったのは、倖田來未とかいう色黒の化粧女だ。「エロかっこいい」とはまたもやどこかの広告屋が考えたものだろうが、ああいう風俗嬢でも、下の下に当たる程度のオンナを、まあよくも舞台に上げるものだ。池袋にいけば、目が飛び出るような、エロカワイイ風俗嬢やキレイな風俗嬢に遭える時代に、あれはない。

***

などなどと、つらつらと、思いつつ、細野晴臣さんの曲「はらいそ」を聴いていた。
この頃、細野さんは、本当に、日本を離れるつもりで、この曲を作ったらしい。
これが、最後の日本で作る曲、と思っていたらしい。

「いきつくところ桟橋。
・・桟橋から、あの異国の船に飛び乗って・・
フェアウェル、サヨナラ・・」

細野さんは、今、新しいソロ・アルバムを作っているらしい。
期待に胸が膨らむ。
こんな腐った日本にも、まだ、細野さんや、幸宏や、その他優れたミュージシャンがたくさんいる。
そのことを思って、この日本で生きていこうと思う。
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7月1日 土曜日 【かたちんばニュース】悪代官橋本元首相が死去

2006-07-01 20:11:38 | 雑記帳
【かたちんばニュース】橋本元首相が死去68歳
 中央省庁再編や沖縄の基地負担軽減などに取り組んだ橋本龍太郎(はしもと・りゅうたろう)元首相が1日午後2時、多臓器不全などのため東京都内の病院で死去した。68歳だった。東京都出身。自宅は東京都港区南麻布3の5の49の603。告別式の日取りなどは公表せず、近親者のみで執り行う。

***

ついに2006年もあっという間に、半年が経ってしまった。
そして、間もなく7月4日にかたちんばも、40歳の大台に乗る・・。

せっかく金曜日、早く帰ったのに、また1週間の疲れから寝てしまい、今日は、起きたら15:30だった。

なんてことだ。

観ようと思っていたドイツ戦も見られなかった。

まみやんは、先週から風邪を引いていて、まだ直らず、声が出なく、すっかりぐったりしている。熱があって、お医者さんで、注射を打ったが、まだ直らない。

結局、家に居た。

***

と、夜のニュースで橋本龍太郎が死んだことをやっている。
ヒトは、死ぬといきなり「イイヒト」に変わる。

まあ、これが、日本人の、亡くなったヒトへのいたわりが見えて、実にイイ宗教観ではある。
しかし、悪人・政治家は別である。

さんざんなことしてきた橋本龍太郎が死んでも、許さないのである。

死のうが死ぬまいがどうでもいいが、そんなことより、例の「1億円小切手」の問題はどうなったのだ。うやむやの形で終わっているが、実のところどうなんだ。

死は別にして、はっきりしてくれや。このおっさんよお。
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