名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

有明の月

2015年11月28日 | 歩く


日の出が遅くなり、西の空には有明の月が浮かんでいた。



眠れぬ夜を明かした人が、ふと見上げた残月を詠んだ光景を思い出すが、動き始めた街の喧騒や、ビルの上の二十七夜では、絵にも歌にならない。

山に登っていた頃、蒼白く輝く寒月をテントから見て、その神々しさに身震いしたことがある。
雲間から現れた月の光に導かれ、無事に下山したこともあった。



月を見る機会が少なくなったが、たまに見る月の姿には感動する。
コメント (4)
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